2013年1月5日土曜日

内蔵ストロボ用デフューザーの自作

 昨日、TwitterやG+で報告した、内蔵ストロボ用デフューザーの件です。
 結果を言うと、デフューザーと言うよりも、バウンサーと言う方が正しそうなモノになりましたが……

 今回使用したのは綿棒の容器。
 大きさは、φ85mm H.80mmのものを使いました。(300本入りがこのサイズ)


 で、図に描いたとおりに凹字状に切り込みを入れまして、真ん中の飛び出た部分がホットシューに刺さるようにします。

 左が15+15+18+15mmで、右が65mmなのは、単に真っ直ぐ切れてなかったと言うだけです。±2mm程度の誤差では問題ないって理解でお願いします(汗

 完成図が以下の通り。




 このままでは、殆ど効果がないので、200x77mmに切ったトレーシングペーパーを貼り付けました。

 先ずは、デフューザーなし=露出(発光)補正なし


 次に、デフューザー+トレペ=露出(発光)補正+2.0

 う~ん。気持ち改善したかな? いや、あんまし変わってねぇなぁ。

 ってことで、70x77mmに切ったアルミホイルを中に突っ込んで、バウンスさせることにしました。
(追記:アルミホイルは、下半分を覆うように貼り付けました)
(撮影距離が変わってしまったのは、確認せずに写真撮ったせいで、他意はありません)

 デフューザー+アルミ=露出(発光)補正+1.3

 やっぱり、バウンスさせるのが一番だな!

 調子に乗って、もう一つ行きます。
 さっきのは縦向きだったので、光は左手の壁に当たりました。この例では、天井にバウンスさせて撮りました。

 先ずは、内蔵ストロボをストレートにぶつけた場合。


 次に、バウンスさせた場合。


 良い感じに光が回り込んでくれていますね。髪が柔らかく写るようになりました。
 いやまぁ、普通に三千円ぐらい出して、デフューザー買えよって話ですが、今回は、材料費はほぼ無料。
 レンズに十万使えても、三千円とか五千円とかそのぐらいのアイテムってなんか、微妙に惜しいよねって事で。



※なお、この改造を参考にして、カメラ並びに周辺機器に不具合が生じたとしても、何人も責任を問われないものとします。

2 件のコメント:

  1. ケースの内側、発光部側にアルミホイル貼ってカメラ上方向に反射したって事ですか?
    ドールみたいなサイズでバウンスする面が近ければ、内蔵フラッシュでも何とかなるという事かな?
    人間みたいなサイズだとやっぱり外付けフラッシュが必要か・・・

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  2. アルミホイルは、下半分に貼ってる。

    人間ぐらいのサイズだと厳しいなぁ。
    でも、それぐらい離れるなら、トレペに差し替えて使うと、デフューザーとして使えそう。

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