2013年4月30日火曜日

29日のドール撮影-前編

 ここに来て、ジオタグの入力を忘れている事に気付く……
 と言っても、久屋大通リバーパークの北側ってだけですけど。








 ヒメジョオンなのかハルジオンなのか、区別は茎を抓んでみれば分かるらしいんですが……確認を忘れていた。(ハルジオンは中が中空なので潰れるらしい)
 最後の写真は、もう少し引いて取るべきだったなぁと後悔。もうちょっと絞っても良かったかなぁ。

 ドールは基本的に自立させています。スタンド持ち運ぶのメンドイじゃん。
 風がなければ、不整地でもなんとかなるものです。

2013年4月28日日曜日

ピンが甘いのと解像度が低いのは別です



 ニコ動に上げた写真が「ピンが甘い」って言われてムムっと来たので反論。<大人げないね

 動画なんだから、エンコードによって、解像度が下がるなんて日常茶飯事じゃねぇか!
 とか騒いでも仕方ないので、真面目に考えてみよう。

 解像度が低いのは、要はレンズの解像度やカメラの画素数って問題もあるけど、ネットに上げる時、再圧縮されり、カンバスサイズが変更されたりするからなんだよね。
 動画にするときなんかは、もっと酷いことになるわけで、こればっかりはサービスそのものにケチ付ける訳にもいかんから諦めている。

 この写真みたいに奥行き方向に深い写真の場合、ピンが外れれば、意図したところとは別の所にピンが行くはずである。
 そして、AFを使う限り、何処かにはピントが合うはずだから、(カミソリみたいな被写界深度なら兎も角)「全体的にぼやける」って現象は考えにくい訳だ。


 そもそも、甘い写真なんざぁ、積極的に作る場面も多かろう。
 ソフトフィルター付けたり、ソフト的にぼかしを入れたり、もっと言えば、ワザと開放で撮ってふんわりした写真を撮るとかあるんだし、馬鹿の一つ覚えのように、キリキリした写真以外は、「甘いな」とか言っても、恥を掻くことしかないんじゃないかと。
 そんなに解像した写真がお好きならば、写真展には是非とも虫眼鏡を持って行って貰いたいものだね。

2013年4月25日木曜日

ズームvs単焦点

 単焦点レンズって実際どうなの?
 ズームレンズばっかり使ってると恥ずかしいモノなの?
 ってお話。

俗説①「単焦点レンズは綺麗に映る」

 レンズに寄りけりだろ……常識的に考えて。
 でも、同じ値段で新品のレンズを買うなら、殆どの場合単焦点レンズの方が良い。

 これは冷静に考えて当たり前の話だろう。
 単焦点レンズは、その焦点での写りに最適化してレンズ設計すれば良いのに、ズームレンズはテレ、ワイド、中間域の写りを平準化させるため、どこかの性能を犠牲にする事になるのだから。

 問題は、その差がどのぐらいか? って事になる。
 極端な話、二十万円のズームレンズと、十万円の単焦点レンズ二本なら、どっちがいいんだ? ってお話である。
 これは、後述するが当人の撮影スタイルによるから、何とも言えない。
 プロだってズームレンズメインの人もいるし、単焦点ばっかり使っている人もいる。
 プロがああだから、自分もこうしようって言う発想の人は、ちょっと軽蔑する。けれど、それで撮った写真を売ったり買ったりしているのだから、ズームレンズが決定的に劣っているとは言えないし、同時に、単焦点が愚鈍なレンズと言う訳でもないだろう。

俗説②「ズームレンズばかり使うと上達しない」

 そもそも、単焦点レンズでカスな写真を撮っている人もいるんだから、単焦点使えば上達するとか考える時点で、思考が硬直している。

 それでも、「ズームレンズは、足を使って構図を決定せず、同じ立ち位置でズーミングするから」と言う説が出てくる。
 確かに、焦点距離による画面の効果(遠近感や背景の整理)を考えもせず、今自分のいる場所と、被写体の大きさだけで写真を撮っている人は、成長がないだろう。

 しかし、どうだろうか? (玄人気取りで)「50mm一本で勝負」と言っている人も、同じ穴の狢ではないのだろうか?
 フレーミングの為に足を使うと言う姿勢は勉強できるかも知れないけれど、それだけで良い写真が撮れるというなら、そんなに楽なことはない。
 ズームレンズを使えば、被写体を同じ大きさに写すにしても、テレやワイドでの撮影をその場で試せるのだから、効率よく画角について勉強することが出来るだろう。
 と、言う事を考えるなら、初心者こそズームレンズを使うべきなのではないか?

 ズームレンズ否定感は、単に知ったかぶりでそうしている人もいるから気をつけた方が良い。
 便利な機能が出てくると、「それを使わないで済む自分は技術力がある」なんて理屈で、(それだけで自分の腕が良くなったわけでもないのに)得意気になっている人もいる。
 否定にせよ肯定にせよ、雑誌やネットで聞きかじった情報ばかりを、得々と説明している人もまた同じなんだけどさ。
 確かに、昔のズームレンズは解像感がイマイチだの暗いだのって言う問題があったのだろうけど、それは、昔のAEやAFがいい加減だったのと一緒で、技術の進歩によって解消される問題である。
 今の水準で満足するなら、どんなレンズだって最高のレンズである。そして逆もまた然りだ。

 結局、「お前ら、偉そうに言うけど見分けが付くの?」的な話に落ち着きそうである。
 と、言う事で、「50mm利きレンズ」を用意しました。

スタイルの問題?

 そう、結局、何が自分に合っているか? って言う問題だ。
 ズームレンズを使っているウチに、自分がどういう画角が好きなのか? 或いは、コレを撮る時にはこの画角が便利だな。って事が分かってくる。
 「満遍なく様々な画角で撮っている」とか、「レンズの本数をなるべく少なくしてフットワークを良くしたい」なんて人は、上達してもズームレンズを使い続けるだろうし、或いは自分の好きな画角をカバーしたレンズを買い足すようになるだろう。

 また、体力や財力に自信があるなら、カメラ二台に単焦点レンズなんてスタイルで撮影したっていいわけだ。
 詰まるところ、「どの道具を使えば上手く行くか?」って問題ではなく、「自分が上手くやるにはどうすればいいか?」と言う事だ。
 どれを選んだから偉いとか、どれを選ぶと素人だって言うステレオタイプは、写真……否、表現の世界では、何一つ尊敬を集められない。

下世話な話、どれを選ぶべきなんだよ?

 って、事で、レンズ話なんだけど。
 全部の焦点距離でお話しするのは大変だって事で、ニコンのDXフォーマットで且つ、標準域に焦点を絞ってお話ししよう。
 要するにポートレート向きだの、コスプレ撮影向きだのと言える範囲のお話である。

 このレンジのレンズと言えば、タムロンの17-50mmF2.8が(お手頃って意味で)代表的だ。
 このスペックで、手ぶれ補正まで付いて三万円チョットで手に入るのは、如何にも美味しいレンズである。
 その写りについては特別触れないが、普通にコスプレ撮ってて楽しいってレベルなら、十分な品質だと思っている。
 さて、これに対抗するレンズは何があるだろう?

 先ずワイド側の話だが、シグマの「20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF」が四万五千円と来る。
 いやいや、それなら普通にズームレンズの方が安いじゃねぇか。ってなるなぁ。
 ニコンの「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」と「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」二本でも四万円を超える位だ。1.3段階分明るいとは言え、ちょっと厳しい買い物かも知れない。

 しかし、逆に、この三本でも十万円を超えないとなれば(50mmF1.8をF1.4に買えても十万円と少し)、ニコン純正の「AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED」よりもお安く済むと言える。
 要するにワイドを取るか、明るさを取るかの選択となる。

 どっちがいいんだよ? と言うのは、やっぱり色々撮ってみて、見極めるしかないと思う。
 高倍率ズームにせよ、レンズキットのレンズにせよ、沢山撮ってみて、このレンジがしっくりくるなぁと言うのを見つけて戴ければと……Exif統計ソフトなんてのもあるしね。
 ただ、単焦点があれば、それを気に入ってしまうと言う可能性もあるから、どうあっても標準域で一本ぐらいは単焦点レンズを買っておいて損はないと思う。(どうしても嫌なら売ればいいんだし)


 何にしても、ズームレンズだから素人とか、単焦点だから素晴らしい作品になるなんて事はない。
撮影者の腕 > レンズ > カメラ
 の関係である事を忘れてはならない。

2013年4月23日火曜日

おいでよレンズの沼~GW目前! 三万円ぐらいのレンズ

 フルサイズの人は、三万円とかで満足せず、十万、二十万のレンズを買っちゃうと思うので、ニコンのAPS-Cカメラのお話。

 価格コムで3.5万円以下のレンズを選びました。手数料や送料は別にしてあるので、ひょっとすると、もう少し行くかもしれませんが、参考までに……

 その前に少しだけレンズの予備知識。

手ぶれ補正

 「○段分の補正効果」と表現されます。
 [1分の35mm換算焦点距離] 秒までは手ぶれしないと言います。
 150mmなら1/225sec以上のシャッタースピードじゃないと手ぶれを起こす可能性が高いと言うことです。(通常のカメラの設定なら1/250secになります)
 で、例えば三段階分の補正効果というと、その半分の半分の半分まで手ぶれしないと言う事です。先の例なら、1/30secと言うことになります。
 勿論、ちゃんとホールドしている場合に限りますが……どうしても手ぶれすると言う人は、持ち方をもう一度学び直しましょう。

 ニコンのレンズでは「 VR 」、シグマでは「 OS 」、タムロンでは「 VC 」と言う文字が、レンズ名の中に入っています。

フォーマット

 フルサイズの人向けと言いつつ、APS-C専用とフルサイズにも使えるレンズとの区別だけは少し触れておきましょう。
 ニコンのレンズなら、レンズ名に「 DX 」が付いているか付いていないかです。
 シグマの場合は、「 DC 」って入っているのがAPS-C用で「 DG 」って言うのがフルサイズ用です。
 タムロンは「 Di II 」と入っているのが、APS-C用で、「 Di 」だけなのがフルサイズ用です。
 トキナーは「 DX 」と入っているのがAPS-C用で「 D 」だけなのがフルサイズ用。
 コシナ(のニコンF用レンズ)は全部フルサイズ用です。

オートフォーカス

 ちょっと厄介な問題なのですが、下記のカメラは、カメラ自身がオートフォーカスを駆動させるためのモーターを搭載していません。
 つまり、レンズがモーターを搭載していない場合は、オートフォーカスが利かないことになります。

※D5200・D5100・D5000・D3200・D3100・D3000・D100・D90・D80・D70S・D70・D60・D50・D40X・D40

 さて、そうなると、レンズ自体にモーターを内蔵しているかどうかをどうやって調べるかなんですが……ニコンとシグマ、それとコシナ以外は、各レンズのカタログに「レンズ内モーターを搭載」の旨が書かれているかどうかを確認して下さい。

 ニコンの場合、「AF-S」または「AF-I」と言う言葉が名前の先頭に来ていたらモーターを内蔵しています。
 シグマは「 HSM 」の字がある事を確認して下さい。
 コシナは、最初っからオートフォーカスなんてありませんから、逆に迷いようがないですね。

 今回は、先のカメラでもオートフォーカスが利くレンズだけを選びました。

①標準単焦点レンズ

 以下の三本が手に入ります。

シグマ 30mm F1.4 EX DC HSM
ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
ニコン AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

 ニコンの35mmは評価が高いけど、30mmF1.4の方が2/3段も明るいと来ている。でも開放が甘いって話も聞くと、悩むところではありますなぁ。
 30mmと35mmで、どれだけ画角に差があるのか? って言う所なんだけど、僕が思うに、それほど差が感じられない。
 GWまでまだ時間があるので、悩んで下さいませ……

 50mmはフルサイズにも使えるので、将来的に買い換えるって人は、そちらでも良いかもしれない。
 ただ、その時にはF1.4のレンズが欲しくなっているはずなので、そこまで考える必要はない。
 あとは、換算75mmと言う画角をどう思うか。
 ポートレートに、人形撮影用に、なかなか便利な画角だから、そっちを多く撮る人は35mmより便利かも。

②明るい標準ズーム

 と言ってもタムロンの17-50mmF2.8一択でしかないんだけどさ。

タムロン SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical

 先に言ったように、50mmはポートレートだの1/3ドールだのの撮影に向いた画角(だと思ってる)ので、17-50mm一本あれば、撮影会だのコスプレイベントだのが捗るぞ。

 手ぶれ補正付きとなしでは何千円も差はないから、補正付きを買うのが正解でしょう。
 描写はVCナシの方が優れていると言う指摘もあるけど、この程度のレンズでそんな些細な問題を気にするのは馬鹿げている。

③高倍率ズーム

 旅行に出掛ける人も多いでしょう。ダブルズームキットだと、レンズを二本も持ち歩かなくちゃいけない。
 ここに単焦点レンズかマクロレンズをもう一本持ち出したいなとなると、自動的にカメラバック一つが荷物に追加される。なんだか疲れてしまいそうだ。

 そんな時にこそ高倍率ズーム。ニコン純正の方が若干明るく、画質も優れる。また、18-300mmなんてレンズもあるのだけど……七万円以上するので今回は取り上げません。
 また、タムロンには手ぶれ補正付き18-270mmがあるけど、こちらも五万円弱します。

 ってことで、三万円強までのレンズは以下の四つ。

シグマ 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
シグマ 18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSM
タムロン AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14N II)
タムロン AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical

 タムロンの18-250mmはディスコンになっているので、手に入れるなら今のうちかも知れません。
 尤もタムロンの方は手ぶれ補正ないから、シグマの方がいいかなぁ。大きさも重さもそんなに変わらないから18-125mmより18-200mmだな。
 この価格帯のズームレンズで、画質については「どっちがいいんだ?」って話はしない。これは先のタムロン17-50mmの時と同じだね。
 レンズの描画性能がどうのって自慢がしたいなら、お高いレンズ買ってからにして下さいって事で。

 ただ、レンズキットを買った人にとってはちょっと贅沢な選択かも知れません。だって、今あるレンズで撮れるレンジは変わらないですからね。
 18-55mmのレンズだけを持っている人が、70-300mm、或いは55-300mmを買い足したいと思うなら、もう少し頑張って、18-270mmや18-300mmを買う方をオススメします。
 レンズ二本持ち歩くより軽いですからね。

 またはっきりと300mmじゃないと困るという風でなければ、200mmでも充分に大きな焦点距離ですから、そこまでこだわる必要はないですね。
 200mmで不十分な被写体は300mmでも満足出来るかというと怪しいモノです。そうなると、400mmや500mmと言うレンズが欲しくなって……怖いので考えるのはやめておきましょう。

④マクロレンズ

 案外少ないです。と言うのも、モーター内蔵のレンズじゃないからですねぇ。

ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
タムロン SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272EN II)

 タムロンの90mmは悪い噂を聞かない。だから、真面目な話、どちらを選んでも失敗って事にはならないはず。
 後は、どういう環境で撮影するかって事なんだけど。
 望遠レンズは引いて撮ればいいだけなのだから、花や虫を撮るなら、90mmの方がいいかもしれない。

 一方、ワンフェスみたいな即売会で撮影する場合、ワーキングディスタンスを小さく出来る40mmじゃないと、苦しいかも知れない。
 また、普通の単焦点レンズとして使う場合……室内撮影でマクロ撮影も引いての撮影もすると言う場合、90mmはちょっと長すぎるだろう。


 ここまで書いてナンですが……マクロレンズは、そこまで小さな被写体を撮る事があるのか? を一度検討したほうが良いでしょう。
 少なくとも、今、手持ちのレンズで何処まで寄れるかを確認してからでも遅くないですね。
 因みに、マクロレンズ=寄れるレンズと勘違いしている人が多いですが、そういう訳ではありません。だから、単に"寄れる"事を目的としているのならば、スペック表の最短撮影距離を確認することをお勧めします。

⑤(番外編)暗めの超望遠レンズ

 番外編とあるのは、マニュアルフォーカスだからです。候補は以下の二つのみ。

ケンコーミラーレンズ 500mm F6.3DX
ケンコーミラーレンズ 800mm F8DX

 ナシカ(スリービーチ)から、ミラーレンズじゃない暗い超望遠レンズが出ているけど、正直ダサイから買わない方が……
 真面目な話、ミラーレンズじゃなかったら、この手のレンズを買う意味がない。
 だって、描写なんてたかが知れてるよ? そんなもんを持ち運ぶ労力があるなら、もう少し我慢して、シグマの150-500mm辺りでも買った方がいいに決まっている。
 それでも、どうしてもって人は、デジスコに走った方が幸せになれると思います。

 ここまで書くと、ミラーレンズってそんなにいいの? ってなりますが、他より美点があるってだけで、結局はお遊びレンズです。(真面目な写真が写せないとまでは言いませんが)
 無理して買うレンズじゃないです。

⑥(番外編)トイレンズ

 深くは書きませんが、ピンホールだのプラスチックレンズだのの安いレンズ、またレンズベビーみたいなクセのあるレンズがあります。

 詳しくは、「レンズのサードパーティメーカー一覧っぽいもの」を参照して下さい。
 三万円もあれば、色々試せると思います。
 ただ、コレもお遊びだから、早めに厭きると思いますけど……



 と、長々と書きましたが、単焦点レンズを一本も持ってないなら、一本ぐらいは買っておいた方が良いです。
 別に、単焦点じゃないと上達しないなんて言わないけど、何も知らないでいるよりかは写真を楽しめる様になると思います。(そして、沼へ一歩近づく訳ですが)

2013年4月21日日曜日

人間を逆チルト撮影すると人形みたく撮影出来るか? のテスト





 PCレンズで撮影したモノを、 コントラストとかシャープネスとかやってみたけど、正直イマイチ……
 無限遠でピントが合ってしまったのが敗因だと思う。もうちょっと俯瞰で撮ればマシになるかな?

 しかし、何と言っても、逆チルト撮影やるよりも、普通にphotoshop使ってレイヤー切って、丁寧にぼかしたほうが、綺麗な写真が作れるんじゃないか?
 なんて考えてみたが……そんなに上手く行かなかった。


 大体、被写体そのものの問題なのか? 難しいなぁ。

 被写体を大写しにするとNGなのかな? とも考えたけど、普通の鉄道写真に、ミニチュアフィルター(デジタル処理)を掛けた写真を見ると、そこそこ良い感じに仕上がっている。



 実物は実物だって先入観があるから、そうなるのかも……なんて考えもある。
 かといって、1/1ドール(or等身大フィギュア/ラブドール)の類を"人形っぽく"撮影する意味はないし。

 となれば、着ぐるみの類(美少女系にせよ、ケモノ系にせよ、はたまた機ぐるみにせよ)を撮ってみたら面白いのかな?

 コスプレ撮影する人は、結構気合いの入ったレンズとか持ってるし、そこから考えると、チルトレンズ持った人とかいるだろう……って事で、軽くググってみたけど、それっぽいページを見つける事が出来なかった。(Twitterのフォロワーさん調べでも見つからなかったらしい)

 ああ、あと人間をフィギュアっぽく撮影するなら、服もフィギュアっぽくする必要があるかな? 帆布とかフェルトとかエナメルなんか使ったりして。
 そう言う方向で攻めなくちゃならないとなると、俄然燃えそうなんだけど、モデルがいない事には、服を作る事も出来やしない。


 そもそも、人間かそうでないかってどうやって判断しているんだ?
 水道の蛇口や車のフロントグリルからでも人の顔を見いだせるというのに、リアルドールの顔と人間の顔は区別が付く。
 人間は"人っぽい顔"と"人の顔"を明確に区別しているけれど、そこを二重で判断する必要は何処にあるのだろうか?
 第一、美少女着ぐるみの写真を見てもやっぱり中に人が(ゲフンゲフン
 そのように見える。ホリゾント張ったような背景でもやっぱり中に(ry なんで、単純なスケール感で説明できるのかな?
 ディテールの問題かな? それでも、1/1ドールと区別は付きそうなモノだけど……

 分からん! 分からんから研究したくなる! でも、研究対象とかおらんがなorz

2013年4月19日金曜日

名古屋港水族館(後編)~ベルーガ、シャチ

 とにかく、ベルーガの水槽は何処に行っても暗いの何の。
 ISO感度をガンガンに上げて撮影する。
 で、それをやってしまうと、今度は設定を戻すのを忘れるって言う事に……

 それにしても、イルカにしても他の海獣類にしても、単体の写真はすぐに厭きてしまう。贅沢な悩みやねぇ。






名古屋港水族館(前編)~イルカ

 名古屋港水族館に行きました。
 結論を言うと、28mm(換算42mm)はそこそこ使えるけど、300mm(換算450mm)は案外使えねぇと言う事。
 ショーになると、使えそうな気配があるけど、人混みが嫌いなのでそこは行かないだろう……
 28mmに関しては、前回の写真の殆どがこの焦点距離であった所からも分かることでしょう。
 ただ、今回は、結構近くで撮れたりしたから、もう少しテレ側でも良かったかなと言う印象もある。(後編のベルーガの写真はトリミングした)
 そうなると、何だかんだで35mmぐらいが良さそうな気がする。
 そこまで言うなら、18-200mmを持って行けば良かったじゃないかって言うオチになるのだけど。






2013年4月17日水曜日

【ニコニコ動画】09.構図をかじってみる


 新しい動画を作りました。
 今度は、構図について導入部を語りました。

 関連項目はこちらになります。


構図確認ツール
http://la-camerae-obscurae.blogspot.jp/2013/03/blog-post_4071.html

構図確認ツール(ちょっとメンドイ方)
http://la-camerae-obscurae.blogspot.jp/2013/03/blog-post_16.html


2013年4月16日火曜日

ドール並びに桜

 昨日は外に出るのを散々迷った挙げ句、近所の名城公園に行くという消極ぶり。
 そんな日は、何をやってもイマイチです。
 第一、そろそろ服を着替えさせろよって話ですよね。






 全体的に、こう、何やってるんだろうなぁって感じ。
 現像やってても、色が一向に決まらない。

2013年4月15日月曜日

赤いポラロイドで考える写真の凄いところ

 昨日は、久屋大通のエンゼル広場(駅で言うと矢場町の所)で行われた、コスプレサミットの予選会を見てきました。
 いやぁ、行くところなくって、色々彷徨っているうちに、ここに来てしまったという展開ではあるのだけど……
 赤いポラロイドカメラ(SX-70)で写真撮っては配ってたのは、わたしです(AA略
 ってまぁ、好き勝手に撮った挙げ句、写真イラネとか、頭おかしいだろ……なんてキモがられるのがオチなんだろうなとか、一人で凹んでいるところです(ん


 先に結論だけ言う。

 写真を撮らなければ、そのまま何事もなく消えていく瞬間が、シャッターを切ったというその事だけで、肖像権や著作権という問題を生み出す。
 そして「その写真が存在しうる」と言うだけの事が、未来永劫、撮影者及び被写体に付きまとうのである。たったボタン一つのために!

 いやぁ、凄い事だよ、本当は。
 って、写真を論じるとき、この瞬間性と時間の連続性との関係が、形而上学的にうんちゃらかんちゃら……

本来は、過ぎ去っていく瞬間である。
 "かつて、そこに、あった"と言う事。
 それを留め置く事の意味について、カメラマンはもっと意識的でなくてはならない。



 今まで散々書いてきたけど、コスプレに限らず、人間を写す時、それが誰それであると特定できるような写真は、一つ残らず、肖像権に関わってくる。

 著作権談義は長くなるので割愛するとして、ここで気を重たくするのは「僕がその写真を持っている」と言うことである。
 僕を知らない他の人は、「僕がそれを許可なく公開しない」と言う事を確信できない。
 これは、本人がどう考えるかは兎も角、「僕自身が犯罪者と判断されうる状況」を保持し続けることになる。
 極端な事を言えば、何処かの掲示板に勝手に貼られた写真でトラブルが起きたとき、その人を撮影した人間全てが容疑者となり得る。

 考えすぎではあるが、僕には、少々気分の悪い問題である。


 肖像権は、その本人によって管理されれば問題ないし、また著作権も同様である。
 問題は、肖像権者と著作権者が別人である事だ。(著作者と著作権者が別であるときなど、話が複雑になるが、その件に関しては、身に迫る問題ではないので、何も書かないでおく)
 これは確実に、僕を縛り付けるのだから、僕は人を撮る事に躊躇するわけだ。
 著作権という首に掛けられた紐帯を、どうやって断ち切るか?
 著作権の放棄は、そう宣言するだけで簡単に出来るが、その時、肖像権者だけがそれを利用できるようにしなければならない。
 (フィルム写真にしてもデジタル写真にしても)複写可能な写真に関して、それを担保できるだろうか?

 インスタント写真は、その点に於いて、極めてクリアである。

2013年4月2日火曜日

昨日のポラロイド


 桜じゃなくて桃。
 IMPOSSIBLE PX70 COLOR SHADE COOLは何かと白く飛ぶなぁ……

 今日はフィルム回収が出来そうなので、更新は暫く途切れないはず……

2013年4月1日月曜日

35mmフィルムバック

 何年かに一回のペースでこういうネタ出てくるんだよね……エイプリルフールだからさ。

 でもまぁ、考えてみなさい、フィルム写真デジカメに使えたところで、何の意味があるかね?
 デジカメに求めるのは自由だし、フィルムに求めるのは不自由じゃないですか。
 その真ん中取ったような商品は、そこいらのフィルムカメラを、デジカメほどのペースで消費しろと言っているようなもので……

 今のデジカメが、十年後、二十年後も愛せるカメラかどうか? とかこの機会だからちゃんと考えるべき。
 まぁ、それがいけねぇって訳でもないけどなぁ。