2013年3月30日土曜日

誰もが撮るようなものを撮るな

 以前、物珍しいものを撮るなと書いたけれど、それは嘘ではない。
 簡単に言えば、物珍しいものと言うのは、誰もが撮影したがって、数多くの写真が残るものだ。

 京都に行って舞妓さんを見かけたとあれば、みんなが写真を撮る。
「何か良いいいものないかな」と思って高いカメラを下げている連中は、ここぞとばかりに写真を撮る。
 みんな群がってカメラを向ける。それなら、代表一人が撮って共有すれば良いじゃないか? でも、SNSの発達した今でも、馬鹿のように写真を撮る。

 こういうのは、写真を撮ると言うよりも、被写体を撮る事になる。
 被写体の希少性そのものが価値になるのなら、一定のクォリティ以上ならば、誰が撮った写真でも同じだと言える。
 偶然自分しかその場に居合わせなかったというならば、それはその人の手柄になるだろう。江戸時代末期に写真を撮った外国人のようにね。
 でも、こんなにもカメラが増えてしまった時代に、「カメラを持って出かけた」事そのものが価値を持つと言う事は当然考えにくいことである。

 撮り鉄が何かの最後、最初の時にこぞってたむろするのは――その中には"にわか"もいる。特別電車が好きなわけではないが、「何か凄そうだから撮っておこう」と言うだけの人も含まれるだろう。
 技術的、機材的な話をすれば、前者の方が立派なんだろうけれど、所詮は、その状況の稀少さに根ざした写真であり、極端な事を言えば、自分がそこに立ち会った記録のためだけに写真を持つ事になる。

 コスプレの写真もそうである。
 レイヤーさん同士が、或いは知り合いのカメラマンと一緒に行動して、良い写真を撮りたいと思っている場合ならば兎も角、「誰でも良いから写真を撮ろう」となるカメコは、結局、写真を撮った事実を欲しているだけである。
 嫌な言い方をすれば、「可愛い女の子に声を掛けることが出来た」と言う自分の満足の為だったりする。
 コスプレに関しても、新しいジャンルが出てきて、或いは誰もやっていないネタを見つけて、喜んで写真を撮る場合がある。コミケやワンフェスのコスプレ広場でありがちな光景だけれど、これも、"その場にいた、見た"証拠のための写真である。

 別に、その類のカメコや撮り鉄が、いい加減な写真しか撮ってないと断言するわけではない。
 しかし、それこそ、偶然そこに居合わせたから、ケイタイだのコンデジだので撮ってますよって人と、本質的に同じ写真を、「俺は知ってますよ」と言う顔で撮っている人は多い。
 巷に出回る写真を見てみれば分かることだ。単にフレームに入れる事だけを念頭に入れている写真は、何処かしら垢抜けない感じがして面白みはない。


 オリジナリティだの、独創性だの、はたまた独自性などと言う言葉が持てはやされる余り、「人と違う事」だけが価値だと思う人がいる。
 偉大なアーチストの作品が個性的なのは、個性的な作品を作ろうとしたからではなく、アーチスト自身が個性的であるから、或いはその考えを突き詰めたところに個性が産まれただけである。
 極端な事を言えば、無個性をとことん突き詰めたところにある抽象的な作品は、そこに込められた思想により個性を獲得するのだ。

 尤も、芸術作品に関したって、(それを商売として成立させるために)希少性を与えて、価値を高めようとする人がいるし、そうした種類の「価値」を求めて大枚をはたいて喜んでいる人もいるだろう。
 だが、それは、作品を成立させている一条件であって――もっと言えば、「価値」そのものでさえ、「無価値」なのだ。

 外部から導入した「価値」や「希少性」を個性に結びつけようという成金が、"相対的に個性的だ"と言いたいが為に藻掻いている姿を見て、「ああなりたい」等と考えるのは、惨めな事だ。



 物珍しい被写体を、物珍しさ以外の断面で撮影する写真家がいる。
 身体障害者を、身体障害者と言う視点以外から撮影する人、或いは、その部分を個性として撮影する人がいる。
 そう言う人は、「奇異な姿を捉えたい」なんて考えずに、社会的、或いは思想的な問題や純粋にフォルムの問題と捉えるだろう。
 報道写真の中で、際だって素晴らしい幾つかの写真は、証拠能力そのものを超えて、それが社会的に与えるインパクトに価値が存在する。

 重要なのは、何を撮ったかではなく、何を考えて撮ったかと言うことになる。
 だからこそ、写真を趣味にする人ほど、フィールドで作品を作る人ほど、社会的でなければならない。そして、社会性とは、社会的ステータスや年齢などと言った「外部から導入された価値」の事では断じてない。

2013年3月29日金曜日

勝手に撮られたくない


勝手に撮られたくない(http://anond.hatelabo.jp/20130326213747)

 肖像権の問題だけど、凄く気にしない人がいるよね。
 裁判になると、泥沼よ……

写真とLaw 第1回 訴えられた写真家(前編) Law and Photography Case#1 Photographer Who Was Sued (First Half)(http://betweenthebooks.com/wordpress/2012/05/11/arts-law-1-phillip-lorca-dicorcia/)

写真とLaw 第1回 訴えられた写真家(後編) Law and Photography Case#1 Photographer Who Was Sued (Second Half)(http://betweenthebooks.com/wordpress/2012/05/15/arts-law-1-phillip-lorca-dicorcia-2/)


 それを平気でやれてしまう人にとって、自分が写った写真を、一般に公開しただけで裁判沙汰になるなんて、とてもマトモな事には思えないんだろうけど、撮られた人にとっては、そんな写真を撮る人間の方がマトモじゃないんですわな。

 そういえば、「肖像権肖像権って言うけど、そのコスプレの著作権とかどうなの?」みたいな子供みたいな理屈をこねていたカメコがいたな……
 それが何で子供の理屈なのか分からない人の為に書くけど、人が悪い事をしているのは、自分が悪い事をしていい理由にはならない。絶対にならない。
 より程度の低い人を引き合いに出して、罪を正当化出来れば、人類は最低な人間を基準にルールが決められることになる。
 それはまるで、一番成績の悪い生徒以上の点数を取ってはならないと決められた学校のようなものだ。一人がクズなら、皆クズでなければならないなら、人類は全てクズの状態に留め置かれることになる。


 確かに、緊急性を伴う場合や、公益性の問題が生じる場合は沢山ある。
 政治家が、肖像権を盾に報道を管制してはならないし、犯罪の決定的証拠を撮影する事もある。
 もし、犯罪を目の前にして、自分にはそれに立ち向かう力がないとしたら、せめて写真を撮る事はできるだろう。Anthony K. Robertsの"Fatal Hollywood Drama"ように。

※「ピューリッツァー賞を受賞した10枚の報道写真とその背後にあるストーリー」の「7.凄惨なハリウッド・ドラマ アンソニー・ロバーツ/1973年」を参照。


 「違法行為の「撮り鉄」どう対処? “いいお客さん”ではないこと自覚して」とか「一般人には通用しない、“撮り鉄”の言い分」とか撮り鉄批判が高まっているけど、ネイチャー系の連中でも醜聞はしばしば聞くし、いけないところに足を踏み入れて撮影するクズは、立て看板の多さからも分かる。
 公園では、「俺の公園だ」と言う顔をして、人が撮影していると「みんなの公園だから、ちゃんと断りを入れろ」とぶっとんだ事を言うジジイに出くわしたりする。
 ヘッドホンをしながら、人混みの中で三脚を立ててイルミネーションを撮ってる馬鹿――サブカル気取りかもしれんけど、君のヘッドホンは、「邪魔だ」とか何とかって言葉を聞かないようにする為の道具だ。
 航空祭では、脚立が乱立するし、コスプレイベントの注意事項を見れば目眩がするほどだ。

 こうした人は、「自分は大層なものを撮っている」とか「俺が注目してやっている」と言う気でいるから危険だ。
 芸術的な効果で、社会に資する貢献をしていると勘違いしているかも知れない。

 本人が芸術だと思えば、どんなものでも芸術だ。しかし、芸術は――表現と称するあらゆる行動は、誰かのためにするものではないし、そのように主張して良いものではない。

 芸術でも科学でも、経営や政治は、本来は利己的な原理に基づいている。自分の可能性を試したい、もっと知りたい、もっとお金が欲しい、もっと権力が欲しい。
 「貢献」とか「価値」なんてものは、その行為を正当化するための道具だ。
 そこをしっかりと頭に入れておかないと――つまり、その上で、訳に立つと思う合理性なしには――簡単に理由と目的が顛倒し、そして本来の目的を自分自身に対しても隠してしまう。
 写真を撮る全ての人は、写真そのものには何の価値もないことを思い知らなければならない。


 あー、なんか、無茶苦茶写真とか撮りたくなくなってきたわー。
 写真とか、本当はクズな趣味なんじゃないかなぁ。

2013年3月28日木曜日

そんなわけで、また桜です(ドール編)

 ソメイヨシノって、やっぱり、何処まで行っても白色だよね……でもピンクのイメージが強いもんだから、ホワイトバランスで遊びたくなる。
 まぁ、赤みがかるのは、桜の方じゃなくて、背景の方だけどね。













そんなわけで、また桜です(前編)

 苦手も克服しないとね!
 とか言う発想ではないんだけどね。

 やっぱり、マクロ撮影になってしまう……





2013年3月27日水曜日

ネタ切れです

 全くネタがない訳じゃないんだけどね。
 ここ半月ちょい、体調が悪い。
 引き籠もると、セロトニンが作られないから、余計にいかん。
 ってんで、散歩は頑張って出てみる。
 とは言え、何処行っても人ばかりだ。電車に乗って遠くに行けば、電車内が混むから結局、人酔いする。
 大体、その辺で体力を奪われる。

「ポートレート撮りたい!」
 って気分になる事がしばしばあるが、人混みの中で、思い通りの写真が撮れるのかと言えば、無理な話だ。
 それに、ああいうのは、友達同士で楽しむようなものだから、独りで来たカメコに用はない。少なくとも、カメコの自己満足の相手に時間を割いて貰うのは悪い。
 よしんばそこをクリアしても、肖像権の問題は、撮影後、写真を消すまで付きまとう。やってられない。
 それと確認しなくても、お城だの鶴舞公園だので、コスプレイベントに、よくエンカウントする。私には出来ないなと、思わされる。

 もっとよく見かけるのは、モデル撮影会だな。
 休日に何処かに出掛ければ、必ずやっている。
 モデル一人に対して、カメコ数名で鈴なりになって撮影しているけれど、アレで満足か? 視線貰えるのも、光が良い方向になるのも、一カ所なんだから……そう、周りで撮っても"運に任せた"写真しか撮れないだろう。やっぱり気持ち悪い。

 基本、こう言う性格だから、レイヤーの友達が出来ようと、お金払ってモデルと個人撮影する機械が出来ようと、結局何も出来ないような気がするけどなぁ。

 ヲタクなんで、可愛いものは大好き。だから、女装だろうと、ゆるきゃらだろうと、着ぐるみだろうと、何だっていける口だ。
 とは言え、中の人の事を考えると、やっぱり面倒な気持ちになるんだけどね!
 結局、私に立ちはだかる問題は、私のソーシャルスキルの問題だ。

2013年3月26日火曜日

昨日は、桜でも撮ろうかとお城へ

 日曜日は、鶴舞公園に行ったけど、宴会&コスプレイベントって事で、人酔いしたんで五分程度で退散。
 あと、一眼レフ持ったオッチャンが子供のように駆け回るの見てると、「桜だ桜って、桜しか目に入んねぇのかよ貴様ら!」的な感じで、なんかこう、テンションが上がらない。
 これ言うと怒られそうだけど、誰もが同じ様なモンを、同じ様に撮影して、何が楽しいのよ? とか思えてしまう。
 この辺については、また後日書こう。


 白木蓮。
 コブシとの区別が未だに付かない人です。


 乙女椿。
 椿がらみで、一番大好きなのがコレ。椿って、花びらが痛むの早いし、花心もやや汚い感じじゃないですか。
 乙女椿はそれがないからよい。素人臭い意見ですな。



 花を、こう、ごちゃごちゃ撮るのって苦手ですなぁ。よーわからんようになります。
 と、言いつつ、副題とか何にもナシかよ! ってのも、どうにもよーわからんですな。
 ごちゃごちゃと言いますが、何だかんだで、時期が終わるまで桜の写真が増え続けそうです。

2013年3月25日月曜日

5万円以下F2.8以下のレンズ一覧

 お安くて、しかもお手頃なレンズはないものか?
 って悩むのは、レンズ交換式のカメラを買ってしまった人間の宿命ですね。むしろ業ですね。
 2013/3/24時点で、価格コム(一部除く)にて五万円以下のレンズをピックアップしました。(当然、ここに送料や手数料などが入りますが……)
 メーカー名が赤字になっているのは、三万円以下のレンズです。

 F2.0とF1.8は1/3絞りしか違わないのに、随分明るく思えるものですね(ん

 スナップだの旅だのなら、広角から標準域が使いどころ。
 特に、料理だのカフェだのなら(マクロに拘るよりも、最短撮影距離が20cm以下の)広角の方が使いいいと思う。
 ポートレート(つうか、コスプレとモデル撮影会、イベントコンパニオン)なら標準から中望遠ってのがセオリー。
 1/3ドールも、標準から中望遠って所。1/6ドールだの1/12フィギュア、ねんどろいど、ダンボーの類なら、これまた標準から中望遠のマクロレンズの方が良い。

 ここにはないレンズで恐縮だが、暗い望遠レンズ……70-300mmF4-5.6みたいなの買うぐらいなら、普通に18-300mmとか18-270mmなんかを買っておけば良いと思う。どの道ズームレンズなんだし。
 レンズキットが、18-55mm, 55-300mmだったんだよう。って人は無理に買い換える必要もないけどね。

 ざっとこんなもん。

メーカー名前フルF1EFEF
-M
4/3m
4/3
AEKSA
NikonAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G×---------
NikonAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G×---------
NikonAi AF Nikkor 24mm f/2.8D---------
NikonAi Nikkor 24mm f/2.8S---------
NikonAi Nikkor 28mm f/2.8S---------
NikonAi AF Nikkor 28mm f/2.8D---------
NikonAi AF Nikkor 35mm f/2D---------
NikonAi AF NIKKOR 50mm f/1.8D---------
NikonAF-S NIKKOR 50mm f/1.8G---------
NikonAi Nikkor 50mm f/1.4S---------
NikonAi AF Nikkor 50mm f/1.4D---------
NikonAF-S NIKKOR 50mm f/1.4G---------
NikonAi Nikkor 50mm f/1.2S---------
NikonAi Micro-Nikkor 55mm f/2.8S---------
NikonAi AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D---------
NikonAi AF Nikkor 85mm f/1.8D---------
NikonAF-S NIKKOR 85mm f/1.8G---------
Nikon1 NIKKOR 10mm f/2.8×---------
Nikon1 NIKKOR 18.5mm f/1.8×---------
CANONEF-S60mm F2.8 マクロ USM×---------
CANONEF24mm F2.8---------
CANONEF28mm F1.8 USM---------
CANONEF40mm F2.8 STM---------
CANONEF50mm F1.8 II---------
CANONEF50mm F2.5 コンパクトマクロ---------
CANONEF50mm F1.4 USM---------
CANONEF85mm F1.8 USM---------
CANONEF100mm F2 USM---------
CANONEF-M22mm F2 STM×---------
メーカー名前フルF1EFEF
-M
4/3m
4/3
AEKSA
Olympusズイコーデジタル 25mm F2.8×---------
OlympusM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8×---------
OlympusM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8×---------
OlympusM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8×---------
OlympusM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro×---------
PanasonicLUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014×---------
PanasonicLUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020×---------
PanasonicLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH. H-X025×---------
SONYDT30mm F2.8 Macro SAM SAL30M28×---------
SONYDT35mm F1.8 SAM SAL35F18×---------
SONYDT50mm F1.8 SAM SAL50F18×---------
SONY20mm F2.8 SAL20F28---------
SONY50mm F2.8 Macro SAL50M28---------
SONY50mm F1.4 SAL50F14---------
SONY85mm F2.8 SAM SAL85F28---------
SONYE16mm F2.8 SEL16F28×---------
SONYE 20mm F2.8 SEL20F28×---------
SONYE 35mm F1.8 OSS SEL35F18×---------
SONYE 50mm F1.8 OSS SEL50F18×---------
メーカー名前フルF1EFEF
-M
4/3m
4/3
AEKSA
PentaxDA 35mmF2.8 Macro Limited×---------
PentaxDA 35mmF2.4AL×---------
PentaxDA40mmF2.8 XS×---------
PentaxDA 40mmF2.8 Limited×---------
PentaxDA 50mmF1.8×---------
PentaxDA 70mmF2.4 Limited×---------
PentaxFA35mmF2AL---------
PentaxD FA MACRO 50mmF2.8---------
PentaxFA50mmF1.4---------
SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM×-----
SIGMA17-50mm F2.8 EX DC OS HSM×-----
SIGMA17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM×-----
SIGMA30mm F1.4 EX DC HSM ×-------
SIGMA15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE -----
SIGMA20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF-----
SIGMA24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO-----
SIGMA28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO-----
SIGMAMACRO 50mm F2.8 EX DG-----
SIGMA50mm F1.4 EX DG HSM -----
SIGMAMACRO 70mm F2.8 EX DG-----
SIGMA19mm F2.8 EX DN×--------
SIGMA30mm F2.8 EX DN×--------
メーカー名前フルF1EFEF
-M
4/3m
4/3
AEKSA
COSINACOLOR-SKOPAR 28mm F2.8 SLII N Aspherical--------
COSINAULTRON 40mm F2 SLII N Aspherical --------
COSINANOKTON 58mm F1.4 SLII N---------
TAMRONSP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] (Model A16)×------
TAMRONSP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical [IF] (Model B005)×--------
TAMRONSP AF60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1 (Model G005)×-------
TAMRONSP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09) ------
TAMRONSP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E) ------
TOKINAAT-X M35 PRO DX 35mm F2.8 ×--------
TOKINAAT-X 116 PRO DX 11-16mm F2.8 ×-------
TOKINAAT-X M100 PRO D 100mm F2.8 --------
SAMYANG7.5mm 1:3.5 UMC Fish-eye MFT×---------
SAMYANG8mm F3.5 FISH-EYE LENS×---??-
SAMYANG8mm F2.8 UMC Fish-eye×---------
SAMYANG14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical-----
SAMYANG35mm F1.4 Aspherical IF---??-
SAMYANG85mm F1.4 Aspherical IF---??-
メーカー名前フルF1EFEF
-M
4/3m
4/3
AEKSA
SLR MagicSLR Magic 28mm f/2.8×---------
SLR MagicSLR Magic×TOY lens 26mm f/1.4×---------
Kenkoレンズベビーがらみ---
PhenixPHENIX MC24mm(PK)---------
PhenixPHENIX 50mmF1.7---------
PhenixPHENIX 135mm INT.FOCUS AUTOMATIC MC F2.8---------

2013年3月24日日曜日

昨日のポラロイド


 フィルムは、前回と同じIMPOSSIBLE PX70 COLOR SHADE COOLなんだけど、やっぱり白い。
 間違えて680用買ったんじゃないか? って思えるほどの仕上がり。
 そのままだとあんまりなので、台紙をひっペ剥がしてからスキャンしてみた。

2013年3月23日土曜日

「ミラーレス一眼」と言う呼び名

 ミラーレスの話をするとき、「じゃぁ、レンジファインダーもミラーレスだよね(ドヤァ」ってヤツいるけど、ああいうの見た時、"嘲笑(わら)えば良い"のでしょうか?
 でも、「HOLGAだろうとRollei35だろうと、レフレックスミラーのないカメラですから! 大判カメラもミラー付いてないし!」 とか、言っても変な顔されるだけなので、黙っておきましょう。

 あと、一眼レフというと、ニコンFだの、キヤノン1Dだのって形を連想する人が多いけど、SX-70や、ハッセルブラッドだって一眼レフだからね。

 「レフ」と「一眼」をそれぞれ当てはめるなら、レンジファインダーは、ミラーレス二眼となってしまう。そこに光学ファインダーを載っけると、ミラーレス三眼って事になるの?
 ファインダーは別だって言うと、「二眼レフはどーなるんだよ!」とか「大判カメラは、ファインダーも撮影用も両方とも同じだぞ!」とかなっちゃうよね。
 なんか馬鹿な話じゃない?

 大体、レフレックスミラーとレンズの数だけでカメラを分類するって言うのは、昔、その分類の方法で上手く行ったってだけで、別に絶対的な理由があってその分類か決定したわけじゃない。
 構造なんて、好き勝手に決定できる訳だから、今後もそう言う分類外のカメラが出てくるのは目に見えている。
 一眼レフなのか(狭義での)ミラーレフなのか、ってのを言葉だけ捉えて、アレコレ知ったかぶりするのは、はっきり言って知恵が足りないよ。


 ミラーレスを馬鹿にする自分に酔ってる人もいれば、一眼レフがただ重たいだけのカメラだって馬鹿にして、やっぱり自分に酔ってる人もいる。
 結局、「どんなカメラが優れたカメラなのか?」なんて不毛な話になる。それは、どの宗教が一番正しい宗教なんだって言うようなもので、議論すること自体、馬鹿馬鹿しいよ。

 カメラに限らないけれど、ベストなものと言うのは、人によって千差万別だ。そこをどうにかして、自分の価値観こそが唯一だとか、絶対だとか、最高だとかって言い張るから、宗教戦争が起こる。
 しかし、よく考えてみれば分かることだ。それを我々人間如き存在が、言い争って決めつけるのって、不遜な事じゃないかな?

 神学云々は兎も角、自分の価値観の正統性を主張するのは、自分の価値観に不安を持ってるからなんだよね。自分が誤った選択をしてきたんじゃないかって思ったりして。
 そんな挙動不審な態度で、一体どんな写真を撮るの?
 なんか、こう、いい歳こいた大人が必死になる事じゃないよね。

 自分が、それを最高だと思う理由があれば、それだけで充分じゃないかな?
 勿論、そう言う理由を他から拾ってきて、我が物のように口にするのは、自分がないって言うか、初めて聞きかじった言葉を使いたがるオコサマみたいな感じだけどね。

2013年3月22日金曜日

お前らのモニターは当然これが見えるよな?

お前らのモニターは当然これが見えるよな?(http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3724224.html)

 具体的に、こういうテストを行うと、モニターの性能差が見えてくる。
 細かい所に拘って、頑張って設定しても、そこで全て決まってしまえば、どうにもこうにもならない。

 とは言え、良い写真は、どんなモニタで見ようと良い写真ではないだろうか?
 写真の善し悪しは、もっと決定的なところにあって、スタートがかすりもしなければ、他でどんなに神経質になっても、届かないものは届かない。

 少しは近づけるのかも知れない。と希望を持つ人はいるだろう。
 けれど、カメラの性能が良い写真を産むのだとすれば、往年の名写真家の写真の数々より、原題は、もっと良い写真が、もっと膨大な数出回っていなければおかしくなる。
 時代を震えさせるような、人間を変えてしまうような写真を、我々は具体的に、幾つ知っているだろう?


 それでもなお、人が"画質に"お金を掛けるのは何故だろうか?
 解像度やMTF曲線図なんてのは、誰でも比較出来るからだ。掛けた金額そのものだって、代用変数になる。
 誰でも比較出来ると言う事は、頭を使わずに目指す方向をはっきりさせる事が出来るし、どんな人でも同じ評価をすることが出来る。

 "画質"はお金を掛けて機材を掛ければ、才能も頭も努力も使わずに実現出来るから。
 つまりそういう事だよ。
 そういうのが嫌なら……

2013年3月21日木曜日

フロントタイプのテレコンってどうなの?

 フロントタイプのテレコンって、値段もお手頃、フィルター径もレンズキットに付いてくるレンズに合わせてある。
 となると、ちょっとしたお小遣いで買えちゃうね! ってんで、うっかり手を伸ばしてしまう人もいるだろう。
 そのカメラに合わせて作られた専用のテレコン、ワイコンでもなければ、やめておいた方がいいと言うのが本音だ。

 今まで存在すら忘れていたテレコンを発掘したので、早速使ってみた。


「Ai Nikkor 45mm F2.8P」+「RAYNOX TELEPHOTO 1.8X」


「PC Micro Nikkor 85mm F2.8D」

 言わんでも分かると思うが、まぁ、酷い有様で。周辺部を拡大するともっと分かる。

「Ai Nikkor 45mm F2.8P」+「RAYNOX TELEPHOTO 1.8X」


「PC Micro Nikkor 85mm F2.8D」
 歪曲収差は目立たないようだが、色収差が酷いね。トイレンズ効果というのは、ちょっと厳しいしなぁ。
 トイレンズと言えば、トンネリングエフェクト!
 って、事で、広角のレンズにも付けてみた。


「Ai AF Nikkor 28mm F2.8D」+「RAYNOX TELEPHOTO 1.8X」
 ああ、何となくソレっぽいね……何となく。
 コレにレタッチ施せば完璧だね!>どの道レタッチするなら、普通に撮ってレタッチすれば……

 収差なんてキニシナイ! って言う魚眼コンバージョンならまだ使えるかなぁ。
 いや、それでも色収差は気にするだろうなぁ。

2013年3月20日水曜日

コストパフォーマンス

 コストパフォーマンス、通称コスパ、CPだが、アレってどうにかならんのか?

 特定のレンズやカメラを指して、アレはコスパがいいだの何だのと言う人がいる。
 先に結論から言えば、自尊心の問題である。
 高いカメラを買う人に対して、自分はそれよりも賢い消費者ですよと、自分と他人に主張したいのである。

 パフォーマンスが定量的に測れない限り、CPをちゃんと比較する事は出来ない。比較出来ないものを、良いとか悪いとか言えるはずがない。
 写真のパフォーマンスとはどういうことだろうか?

 殆ど区別の付かない画質の写真、二つを比べて、安いカメラの方が良いと言う事は出来るだろうか?
 でも、それは、当然、その写真での区別であり、他の撮影環境や、被写体では、同じ事は言えないかも知れない。

 また、値段の違うレンズ二本で撮った二枚の写真の区別が付かないなら、安いレンズの方が良いとも言える。だが、それも、単に良い方のレンズの性能を引き出していないだけかも知れない。


 確かにCPが高いと言えるレンズは存在する。
 キヤノンのEF50mm F1.8 IIに対する高い評価は、以前からあちらこちらで目にする。そして、純正のレンズにしては破格の値段である。
 また、タムロンの17-50mmF2.8なんかも、「スペックに対してお安い」と言う話をしばしば耳にする。

 勿論、要求した性能以上の性能は不要なはずだ。
 だから、その性能で満足できれば、それが最高の商品である。
 例えば、ポスター大に引き延ばす必要がなければ、極端に大型のカメラを買う必要もないのだ。

 もっと嫌みなことを言うと、記録用の写真を撮るだけなら……オフ会楽しかったですよとか、イベントでレイヤーさんとコミュニケーション取りましたよとか、○○系電車のラストランを見に行きましたよとか、ってレベルなら、コンデジだのケイタイだので充分なのだ。
 とは言え、見栄とか、所有欲とかってのは、"高ければ高いほどよい"ので、その為に買っていると言うなら、それはそれで立派だし、そう思うのならば、堂々とそのように言えばいいことだ。

 写真がらみの情報を探っていると、「ただ仕事をするだけなら、そんなに大きなカメラはいらないが、クライアントが立ち会ったとき、小さなカメラを使っていると、嫌な顔をされる」と言うような記事やブログエントリーを、過去に何度か目にした事がある。
 素人が、仲間内で撮影会するにも、大きなカメラの人の方がデカイ顔が出来るなんて、馬鹿馬鹿しいカーストが存在しているなら、それは致し方ないのかも知れない。

 「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」と言う格言はあまりにも有名だが、同じ穴でも、(必要もない真円度や工作精度をアピールするなどして、)価値が高いと消費者に思わせれば、一部の層は、ただの穴よりもより多くのお金を払うのだ。


 ひょっとしたら前に書いたかも知れないけれど、
「カメラ屋に展示してある常連の写真で、一番多くの意味を持つのは、写真そのものではなくて、併記されたカメラとレンズの名前である」
 だが、彼等は決して、そのような事実を認めまい。「この写真を撮るにはこのカメラが必要だった」とか「この画質は、このレンズだからこそ」と言い張るだろう。
 しかし、考えてみよう。我々が欲しいのは「良い写真」なのだから、CPにせよ、装備そのものの性能なんて話は、実にどうでもいい話である。
 見栄でカメラを持っているなら、堂々と公言すれば良いし、それが嫌なら、婉曲な自慢話などするべきではない。
 写真は、嘘を写すものである。そうならば、せめて、自分自身には正直でありたいものですね。

2013年3月19日火曜日

クローズアップレンズだけで撮ってみる

 これまたしつこく、φ49mmネジ付きレンズキャップを利用しようと思います。
 レンズ作るとき、フォーカスってどうしようかなぁと毎回悩むわけですが、この前のTOGODO NEW MK LENS 50mmF5で思ったことは、固定焦点でも問題ないよね! って事。
 そこにエクステンションチューブを付ければ、疑似ゾーンフォーカスにもなる訳で、何より手持ちの道具を使って、無料でひとネタをひねり出せるというのが素晴らしい!

使った道具

・穴あきレンズキャップ、ステップアップリング付き
・φ49mm→52mmステップアップリング
・HAKUBA CLISE-UP No.10(φ52mm)
・エクステンションチューブ(=接写リング)(12、20、25、36mm)

 因みにクローズアップレンズはワゴンセール\500也。

 なんか、ソレっぽいぞ。

写真

 そんでもって、撮影するとこんな感じ。
 フォーカスはエクステンションチューブの組み合わせで何とかいじれるのだけど……
 どうしても無限遠になる組み合わせが見つからなかった……





 いやぁ、どんだけボケるんだよ!
 他のレンズと比べてみると、どうやら135mmF1.8になる模様。絞りリングでも入れれば、ちったぁマシになるかな?

 そんな訳で、絞り作りました。

 φ49mmのステップアップリングの内径はφ48mmだから、それを外径にして厚紙を切り出す。
 内径はφ16mmとφ8mmの二種類を用意。



 こちらがφ16mmの絞りを入れて撮ってみた写真。前のよりはっきり映っていますね。
 F4.5ぐらいになりました。
 ややボケ気味ですけど……案外綺麗に映るものです。



 こちらがφ8mmの絞りを入れた場合。
 F11ぐらいになった訳だけど……当然暗い。暗いので、ストロボはほぼ直当て。
 きっとパンフォーカス。
 案外使えそうな画質ですな。いやまぁ、使う気にはならないけど。

 さて、計算上、絞りの径を半分にすれば二段下がる筈なのだけど、今回はそうなっていない。
 まぁ、手作りだから色々と誤差が出るのさ……(明るさは18%グレー標準反射板使って厳密に調べたわけじゃないので、その辺でおかしくなっているとも言えるけどさ)

 あと、エクステンションチューブでピント調整するのは厳しいと言う事。どうしても大雑把になってしまう。
 そういう所までピントを追い込もうと思うなら、プロテクターとかカラー枠(ガラスのないプロテクター)とかを活用すればいいと思う――どの道、絞らないと使い物にならないだろうしさ。


 こういう遊びを見つけると、日々、凸レンズ的なモノを探すようになります。使えるかどうかは別としてさ……


※なお、この改造を参考にして、カメラ並びに周辺機器に不具合が生じたとしても、何人も責任を問われないものとします。

2013年3月18日月曜日

またフラッシュばなし(ガイドナンバーのこと)

 ざっくりガイドナンバーの計算の話。
 計算については、はあちこちで出ているので、気になる人は参照して頂戴。

 一応、式はこんな感じ。
 F値 = GN / 撮影距離 x √( ISO感度 / 100 )

 要は、絞りとISO感度を同じ土俵の上に載っけて、GNと付き合わせれば適切な距離、または絞りが分かるって話ですね。
 絞り値が固定で、距離が縛られる場合は、割る数字を絞り値にしてやれば、適切な距離が出ます。
 複数のストロボを使う場合は、各ガイドナンバーの二乗の和の平方根となります。

 GNtotal = √( GN1 ^ 2 + GN2 ^2 + GN3 ^2 + …… + GNn ^ 2 )

 計算スクリプトとか必要ですかねぇ?
 余程な場面じゃないと使う必要がないんじゃないかと……

 何故、使わないのか?

①ストロボ直当てなんてやる?
 まぁ、やるっちゃぁやるけど、基本的にバウンスさせるよね? そうでなくても、デフューザーを使うよね?
 スタジオなら、ソフトボックスもアンブレラも使わないなんて考えられないよね?
 プロみたいに時間に追われるんじゃないから、トライアル・アンド・エラーでやってもいいんじゃないかな?
 (それこそ、プロは様々なライティングを試して、それを身に付けているので、トライアル・アンド・エラーと言えば、そうなのですけど)

②計算が当てにならないよね?
 多分、計算式はあるんだろうけれど……カメラより後方、或いは前方でフラッシュを焚いた場合、先の計算式は全く役に立たない。
 しかも、それが複数になると、もう、計算式はひっちゃかめっちゃか。
 人間がわざわざ計算することじゃないよ。

 スタジオで撮影する場合なら、フラッシュメーター(シンクロ接点のある露出計)を買うべきだろうね。(それでも参考程度と言えるのだろうけど)

 じゃぁ、スローシンクロとか、日中シンクロは? って話になるけど、それはまた、いつか書こう。



 とは言え数字が欲しい場面もある。
 トイカメラなんかは、直当てしたって全然気にしないぐらいだから、ガイドナンバーの計算は多少役に立つのかも知れない。

 HOLGAに、12MFCなんてフラッシュを付ける場合、F8、GN12に固定される。
 ISO100のフィルムなら1.5mで固定となる。ISO200なら、2.1mだし、ISO400なら3mとなる。
 今は入っているフィルムと一対一の関係になるから覚えやすいよね。

 次にくま35なんてピンホールカメラはどうだろう? F130だったりします。
 先ず、必要なGNを求めましょう。
 ISO100のフィルムなら、絞り掛ける距離を1で割れば良い。ISO200なら、1.4で割って、ISO400なら2で割ります。
 このカメラを使って、ISO100のフィルムで、距離2mの被写体を撮ると、GN260になります。
 おいおい、そんなバケモンのストロボがあるのかよ! となりますが、先の、複数のストロボを使う場合を考えてみて下さい。どの道、露出時間は長時間になるんだから、フラッシュを複数回焚けばいいのです。
 ストロボの必要数は、ガイドナンバーの二乗割る、フラッシュ一つのガイドナンバーの二乗で計算できそうですね。
 GN60のストロボが手元にあったとしましょう。実質、それを複数個焚く事と同じですから、計算式は、260^2/60^2となり、答えは、18.78回となります。
 つまり、19回焚いて、若干明るい程度の写真が撮れるはずです。

 残念ながら、GN60なんてストロボ持ってませんし、フィルムでやると、色々勿体ないので、以前自作したピンホールをデジカメに付けてやってみました。
 条件は、以下の通り。

絞り:F130
GN:40
距離:0.75m
ISO感度:200

より……
 √( 200 / 100 ) = 1.4
 130 x 0.75 / 1.4 = 69.6
 69.6^2 x 40^2 = 12.1

 と、言う事で、大体12回(カメラと同じ位置から)発光させれば上手く行けそうな予感です。

 やった感じがこんなもんです。
 まぁ……撮れていると言えば撮れているね。
(今思えば、デフューザーが邪魔だったのかも)

 こんな風にして、計算通りに撮影が出来ると、ちょっと楽しいかもですね。特にトイカメみたいな人力撮影となると、尚更ですね。

2013年3月17日日曜日

久し振りにドール服を縫ってみた

 って事で、テキトーに撮影。


 思った以上にタイトすぎて、縫い目が目立つ目立つorz
 あと、サテンだけど、サテンらしい感じに見えないなぁ。



二月二回目のフィルム分⑩~西区

 そんなわけで、ラスト。



 Twitterで、土の字が傾いてるって書いたが、ネの方ですねorz

2013年3月16日土曜日

構図確認ツール(ちょっとメンドイ方)

 またもや、構図確認ツールです。
 前回のは、縦横四本と、クロスだけでしたが、今回はもっと複雑なのを描けるようにしました。

①「URLまたはローカルアドレス」の所に、然るべきURLを放り込みます。「http://……/…….jpg」みたいなヤツです。
 直リンが規制されているサーバのファイルは、上手く行かなかったりするよ。

②画像が取得できれば、画像が表示されます。
(されない場合は、テキストボックスの中で、カーソルを左右に動かしてみたり、線色を変更してみたりして下さい)
 画像が大きすぎる場合は、倍率の数字を増やしてみて下さい。
 小さすぎる場合は、0.5とか0.3とか入れてみて下さい。

③コードを書きます。
 コードは、r/t/g/sの四種類の接頭語一つと、四つの数字の組み合わせで、一つのラインを表現します。
 rはレイルマン構図、tは三分割法、gは黄金比、sは白銀比になります。

 四つの数字は、二文字一組で、ラインの始点と終点を指しています。それぞれは、X軸Y軸をを表していて、下の図がその一覧表です。

 コードは「?」から始まり、「?」で区切ります。

 例えば、レイルマン構図で縦横四本の線を引こうとすると、以下のコードになります。
?r1252?r1454?r2125?r4145

 斜めの線にも対応していて、黄金比の中心部に×を描きたい場合は以下のようにします。
?g2244?g4224


 こういう表示を出すには、
?r1353?g2341?r3114?r3154?r1454
とすればよいです。
 画面の上、四分の三の部分に三角形、黄金比で、中央左寄りから右寄りの方向に斜めの線が入ります。


④線色を選択します。

⑤表示された画像の下のテキストボックスに、コードと倍率、画像のリンクを放り込んだ状態を再現するURLが表示します。
 コピペすると、Twitterなり何なりしてみてください。

 例えばこんなのになります「http://la-camerae-obscurae.blogspot.jp/2013/03/blog-post_16.html?https://lh6.googleusercontent.com/-wQLc5oziJ_I/UCtGN26zWGI/AAAAAAABHQc/GsP-MMXIW2I/s720/2012-08-15%252014.16.41.jpg?1?r1353?g2341?r3114?r3154?r1454?r1252








 倍率:1/

URLまたはローカルアドレス








2013年3月15日金曜日

ドールロケをやったので

 そろそろ桜の気になる時期になってきました。
 と、言う訳で、桜の着物。
 柄が、ドールサイズに合っていていいですね。柄物の生地は、人間向けにサイズを考えているので、ドール服作るには、大きすぎなのが多くて困ります。
 袷の着物は、作るのちょっとメンドイので、この一着のみ。今年中にもう一着作ろうかなぁと……
 そもそも、このところ、殆ど作っていないので、その辺をどーにかしなくちゃならんのですが。





二月二回目のフィルム分⑨~名駅界隈

 一説によると、空とカプチーノ、あと猫と犬、サボテンは撮っちゃいけない被写体らしいな。
 表現の問題に、「~であるべき」を言い出すヤツは滅びる。自由度と柔軟性を失うと粉本芸術に堕ちる。





 うっかりとハイキーになってしまったが、むしろこっちの方が美味しいのでいただきました。
 結果オーライですよ。


2013年3月14日木曜日

一概に言うと言う事

 一概と言う言葉を辞書で引きますと、「無理に自分の意志を通すこと。強情なこと。また、そのさま」と出てきます。
 別に無理に通した憶えはないのですが、以前、露出について、ニコ動で解説動画を上げたときの事。ボディよりもレンズの方が画質に決定的だから、そっちに金を費やせと言ったら、「それは一概に言ってはいけない!」などとお叱りを受けた。

 いやまぁ、決定的ではあるけど、絶対的ではないよね。つか、例外なんて幾らでも上げられるけどさ。
 でも、そう言う例外のために、多くの場面で通用するお話を差し控えなければならないとなると、大抵のお話がデタラメになるんですけどな。
 理科の授業は、小学校から大学の学部に至るまで、例外を差し置いてお話しすることになる。
 算数で、「たかしくんは、学校から家まで……」なんて話は勿論のこと、ゼロと言う数字の定義や、平行とは何かと言う事に関して、ユークリッド以前の世界のお話から始めなければならなくなる。
 多くのお話が、例外の説明に費やされ、冗長になり、退屈になり、そして複雑で分かりにくくなる。

 確かに、あらゆる知識を絶対的なものだと捉えて、それから先に進まないという態度は、実に愚かしい。
 しかし、あのお話のオチは、あくまでも「レンズ沼の恐怖を煽っておきながら、最後にはしっかりその物欲を煽る」と言う冗談にあるわけで、そこまで話を読まないで、「一概に」などと言われると、ちょっとばかしもにょるなぁと。


 しかし、僕も、こうやってギャグに走ったように、彼も彼なりの高等なギャグセンスによるものなのかも知れない。
 直前の書き込み「ボケのためというより、被写界深度の浅さを利用して目的のものに意識を向かいやすくしたりとかだと思う」と言うのは、実に、笑いの取れるお話ではないか。
 被写界深度の浅さを利用する事が、ボケ表現なのだから、言葉の向かうところの意識をあやふやにして、なかなか立派な手品を目の前で見せられた気持ちになる。
 それに、僕が以前から言うように、被写界深度というのを厳密に語ると、非常に難しい話になる。それを"一概に語る"と言うのは、直後に続く「一概に言うな」と言う所に掛かってくる。

 煽り気味に書かれた物事も、感情にまかせず、しっかりとかみ砕いて、また、足りない知識を補いながらそれを読み取れば、そうした上手い仕組みを見て、楽しく笑う事が出来るのだ。
 それが出来ないと、無駄な炎上を産むか、或いは自分が火付け役に回ることになってしまう。




 少しだけ、真面目に書くと、世の中は例外だらけで、決められた一つのルールで全てが決定されるなんて事は、先ず見かけない。
 「絶対的なものなんて世の中に存在しないんだ」と言うのは、暗黙の了解のようなものです。
 人の意見を指して、「一概に言うな」と言うのは簡単ですが、問題なのは、その例外が、どの程度影響を及ぼすのか? と言う事になります。

 今のカメラに不満がなければ、レンズを一段アップグレードした場合の方が、「撮れなかったものが撮れるようになる」可能性が高いです。
 非常に古いカメラを長年使い続けていると言う場合を除けば、多くの場合は、そうだと結論付けても問題ないでしょう。(その場合だと、レンズも新しく買い換えることになりそうですが)
 また、ギリギリの性能の部分で戦っている分野で、レンズは既に一流のものを整えているという場合は、カメラを買い換える以外、画質を向上させる手段はないと言えるでしょう。

 とは言え、あの解説動画の中身を見れば分かるように、初心者向けの解説です。
 初心者が、そんな状況に置かれているとは、到底信じがたい。例外が更に先鋭化された例外だと言えるでしょう。
 と、言う訳で、今回の言い訳はこの辺で……

2013年3月13日水曜日

名古屋港水族館に行ってきましたよ(後編)

 あと、光量の少ない水槽が多い。ベルーガもペンギンも暗い!
 動きも不規則だし、何故か、自分から離れたところで猛烈アピールされるし!

 イルカにしても何にしても、動物は基本、幼女が好きだよね。
 悪魔と契約とか出来たら、金や名誉より永遠の幼女になる事を選ぶね! メフィストフェレスとか登場したら、それで当惑させるんだ。










 マンボウってリアルで見ると、結構キモいよねぇ……


 ナポレオンフィッシュは逆光で……だって、案外ブサイクじゃん。あの魚。

 他にもアカウミガメとかペンギンとか撮ったけど、あんましいいの撮れなかったorz
 水族館にいたのも二時間ぐらいだしね。朝からいたら、ショーだの何だのでメモリーを肥やしていた所でしょう。

名古屋港水族館に行ってきましたよ(前編)


 先ず最初に目に飛び込むのはシャチの水槽。
 黒猫撮る時、露出が難しいのと同じくコイツも結構なもの。
 どうやったところで、水槽の方が明るくて、逆光になるのは仕方ないとしてもなぁ。

 そうそう、水族館って一部の例外(ペンギンやアザラシの類)を除いて、全部アクリルを使っている。そんなわけで、CPLフィルターが使い物にならない。
 だから、映り込みを避けるには、頑張って、水槽に近づいてとるしかないさね……










 顔とか写ってないから、肖像権的にセーフな筈。