2013年3月19日火曜日

クローズアップレンズだけで撮ってみる

 これまたしつこく、φ49mmネジ付きレンズキャップを利用しようと思います。
 レンズ作るとき、フォーカスってどうしようかなぁと毎回悩むわけですが、この前のTOGODO NEW MK LENS 50mmF5で思ったことは、固定焦点でも問題ないよね! って事。
 そこにエクステンションチューブを付ければ、疑似ゾーンフォーカスにもなる訳で、何より手持ちの道具を使って、無料でひとネタをひねり出せるというのが素晴らしい!

使った道具

・穴あきレンズキャップ、ステップアップリング付き
・φ49mm→52mmステップアップリング
・HAKUBA CLISE-UP No.10(φ52mm)
・エクステンションチューブ(=接写リング)(12、20、25、36mm)

 因みにクローズアップレンズはワゴンセール\500也。

 なんか、ソレっぽいぞ。

写真

 そんでもって、撮影するとこんな感じ。
 フォーカスはエクステンションチューブの組み合わせで何とかいじれるのだけど……
 どうしても無限遠になる組み合わせが見つからなかった……





 いやぁ、どんだけボケるんだよ!
 他のレンズと比べてみると、どうやら135mmF1.8になる模様。絞りリングでも入れれば、ちったぁマシになるかな?

 そんな訳で、絞り作りました。

 φ49mmのステップアップリングの内径はφ48mmだから、それを外径にして厚紙を切り出す。
 内径はφ16mmとφ8mmの二種類を用意。



 こちらがφ16mmの絞りを入れて撮ってみた写真。前のよりはっきり映っていますね。
 F4.5ぐらいになりました。
 ややボケ気味ですけど……案外綺麗に映るものです。



 こちらがφ8mmの絞りを入れた場合。
 F11ぐらいになった訳だけど……当然暗い。暗いので、ストロボはほぼ直当て。
 きっとパンフォーカス。
 案外使えそうな画質ですな。いやまぁ、使う気にはならないけど。

 さて、計算上、絞りの径を半分にすれば二段下がる筈なのだけど、今回はそうなっていない。
 まぁ、手作りだから色々と誤差が出るのさ……(明るさは18%グレー標準反射板使って厳密に調べたわけじゃないので、その辺でおかしくなっているとも言えるけどさ)

 あと、エクステンションチューブでピント調整するのは厳しいと言う事。どうしても大雑把になってしまう。
 そういう所までピントを追い込もうと思うなら、プロテクターとかカラー枠(ガラスのないプロテクター)とかを活用すればいいと思う――どの道、絞らないと使い物にならないだろうしさ。


 こういう遊びを見つけると、日々、凸レンズ的なモノを探すようになります。使えるかどうかは別としてさ……


※なお、この改造を参考にして、カメラ並びに周辺機器に不具合が生じたとしても、何人も責任を問われないものとします。

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