2018年12月9日日曜日

金を払うという事(長文ツイより)

 Skebの手数料13.6%が法外だって話で思う所があるから連投してみる。
 高いって言っている絵師は、じゃぁ、自分で宣伝して営業して代金回収して、回収できない時のリスクも背負い込んでやっていけるんだよな? って話で済むのだけど、それだと乱暴なので色々。

 詰まるところ、時間的にせよ技術的にせよ、自分に出来ない事を人にさせる事に関しては、それがなんであれ、お金を払うのが一番の敬意であるんだよ。否、お金じゃない方法は色々あるかも知れないが、それは賞賛を送るとか、そんなもんではなくて、パトロンとして面倒を見るとかそう言う事ではあるのだが。
 お金の力は絶大だというのは、例えば、何処かでデカいビルを建てたとか、長いトンネルを掘ったと言っても、その功績はやはり、その技術を持っている国ではなく、それをさせた、詰まり金を払った国にあるんだよ。
だって、誰が作ったかよりも誰の持ち物かってのが重要だからね。
 「大阪城を作ったのは誰?」「大工さん」と言う冗談があるが、じゃぁ、その大工の名前をどれぐらいの人が知っているだろうか? 当時としても、そんなにいなかっただろう。それと同じだ。
 お金を払うというのは、そう言う威力があることだ。勿論、技術を持つことやその成果物に対しての尊敬は別だが。

 ここまで書くと、拝金主義と言われそうだが、否、言われても構わないのだが、その技術を持つ人が、成果物を出し続けるためには、金がなくてはならないのであって、それを過小評価する人は、その成果物の恩恵に与る価値はないと言うことだ。それは、絵を描くことでも、営業して成果を出す事も同じだ。
 時折原価厨と呼ばれる人が、色々言うが、コストというのは、そう言う見えない所こそ絶大であり、そして、その絶大な部分こそが、コストの本質なのだ。
 つまり、自分に出来ない事をする事に対する対価なのだ。
 そして、所有権を持つと言うことでもあるのだ。
 勿論、所有権を持つと言うことと、人生に満足度を持つ事は別だ。

 ある人が、個人でログハウスを建てましたって時に、まぁ、それはそれで凄いねとはなるけど、多分、どこぞの金持ちが豪邸を建てましたって事よりもインパクトは薄い筈だ。
 多分、その金持ちは釘一本も触ってすらいないだろう。
 だが、それでもそれは金持ちの功績だろう。それは所有権を持つからだ。
 では、じゃぁ、その金持ちはそれに対して、どれほどの価値を見出しているだろう? まぁ、その豪邸のために沢山稼いで、頑張ったという価値はあるだろうし、人によってはそれが人生のゴールかも知れない。
 だが、その満足度は、所有したことそのものに対する満足であろうし、或いは、それで浮いた時間と手間暇で、別の収入を得て=詰まりその分の価値を生み出していたわけで、それはそれで評価されるべき事である。(まぁ例外もあるが)
 ぶっちゃけ、豪邸そのものはどうでもよくって、そこでやるパーティーが人生の悦びかも知れない、或いは趣味で鉄道模型を広げる部屋が欲しいのかも知れない、人に文句を言われず大音響で映画を見たいかも知れないし、大声を張り上げて歌いたいのかも知れない。それ自体が評価されなくても。
 それは、その人の人生の価値であり、お金の価値とはまた別のことである。だが、その価値のためのためにお金を使っているので、それは地続きである。

 翻って、ログハウスの製作者は、ログハウスを作ることに人生の悦びを見出しているかも知れない。また、それはそれで価値であるのだ。
 ものの価値というのは、畢竟、金か自己満足に還元される。そして、それをどっちの価値で見て批判するのも意味はないことだ。
 逆を言えば、作る事の偉さと、金を払うことの偉さを別個に考えて、それぞれ評価出来ない人は、愚かな事を宣うことになるのだ。
 モノを作る事の価値が絶大であっても、森羅万象を作る訳には行かず、誰かしらの力を借りてそして、それに対価を払って人間は生きているのだ。
 それが人間と言うものだ。自分にできない事をできる人を軽視する人は、それに対価は払えないし、そう言う人間は重大な矛盾を抱えるのだ。
 尤も愚かしいのは、その矛盾に気付かず、人に不平不満を垂れ、人に頼って生きている自覚もなく、社会への還元とのバランスも取れぬ、ただ、(如何に金と労力を払わずに)消費するかにしか、興味のない人間である。


2018年11月29日木曜日

Pentaxユーザーは、少しは内容を読みなさい

 前に、「三万円ちょいで、一眼レフを始める」ってネタをまとめたのだけど、ふと思う所があって、エゴサ掛けてみたのですよ。エゴサーチ。
 そしたらね、Pentaxユーザー限定で「K-5の方が良い」とか「K-30ならおつりが来る」とか言ってるんですよ。
 もうね……

 システム全体で三万円だっつってんだよ!
 本体も新しいバッテリーもメディアも、単焦点レンズも、ストロボもストロボのバッテリーと充電器まで全部コミコミで三万円って書いてるんだよ!
 条件反射的に反応するなよ! そりゃぁ、安いって事ぐらいしかアイデンティティーがないのかも知れんがね!(かなりの暴言

 で、実は、サードパーティレンズまで含めると、Pentaxってそんなに安くないんですわ……

 仮にK-30で計算してみましょう。
 K-30のボディ中古価格は、安くても1.6万円を超えるぐらい。
 そこに、充電器、バッテリー2つつけて2千円ちょい、Flashairが3千円、ストラップが千円、ストロボが3千円で、ディフューザーが千円、バッテリーが充電器合わせて4千円。
 かなり安めに見積もったが、レンズなしでも三万円なんだよね。
 で、Pentaxには一万円で買えるそれなりの明るさの単焦点AFレンズってあるの?

 50mmF1.8の中古が8千円前後、35mmF2.4が一万円前後ってところ。
 まぁ、いずれにせよ、K-30ベースで考えると、三万円近い構成なんだよね。

 じゃぁ、同じ構成で同じぐらいの値段だったら、ニコンどんなカメラ買えるの? って話なんだが……
 中古でいいならD3200辺りが手に入ったりします。
 K-30が1600万画素で、D3200が2400万画素だったりするんですよねぇ。
 それでもK-30がオススメだったりするんでしょうかねぇ。

2018年11月9日金曜日

センサーサイズがデカイとノイズは少なくなるのか?

 センサーサイズの話になると、自然、ノイズの話になるわけだが、果たして、何処までそれが利いてくるのだろうか?
 散々比較しているD40とD810の話をしよう。(言いたい事は分かるが、最後まで読んでくれ/或いは読まなくてもオチは見えている)

 標題の件、必ず但し書きが付くのだ。「同じ画素数なら」と。
 要するに、ノイズの話は、センサーサイズの話ではなく、1画素の大きさに寄ると言う話である。
 となれば、単純な話、この大きさを比較してやればいいと言う訳だ。
 D40のセンサーサイズは、23.7x15.6mmで600万画素。D810は、36x24mmで3635万画素である。
 計算してやれば、それぞれ7.85μm、4.88μmとなる。要は、D40の方が大きいのだ。
 で、ノイズは雲泥の差ですわな。
 この差は何だと言えば、センサー自体の性能が上がったのと、ノイズリダクション技術が進歩したからと言う訳なんだなと。
 逆を言えば、1画素の大きさにアドバンテージがあっても、他の技術で充分カバーできると言う訳である。
 じゃぁ、スマホでもよくね? って話になるわけだ。

 それじゃぁ、一眼レフに拘る必要ねぇじゃねぇか! って話にもなる訳だが……
 まぁ、それは、一眼レフに匹敵するような、否、見返すレベルの写真をスマホで撮ってから言ってらっしゃいなと言う、かなり上から目線な話となるので、その辺の話を詰めると、ちょっと色々と考えなくちゃならないぞと言う事になりますので、またそれは後日にでも。

2018年11月8日木曜日

何故、一眼レフなのか

 D40推しが酷いのですが、理由はあるんですよ。

 一つ目の理由としては、兎に角安いので、ミラーレスよりもイニシャルコストが低く抑えられるんですよ。
 まぁ、中古のミラーレスって手もあるんですけどね……

 二つ目の理由としては、センサーサイズがコンデジやスマホより大きいからなんです。
 センサーサイズの大きさは、ノイズの量や解像感に響いてくる。
 ノイズリダクションや画素数を考えると、まぁ、どっこいじゃねぇの? となるので、理由としては弱いですが。

 三つ目の理由としては、自由度が高いと言う事。
 まぁ、ボケとかなら後加工とかで何とでもなるので、それもどうでもいいと言われると辛いですが、外付けストロボが使えるのは大きいかなと。
 少なくとも、自分でコントロール出来る幅が増えるのは、写真撮る身としてはかなり重要です。

 四つ目の理由としては、何だかんだでハッタリが利くって事です。
 専用のカメラ持ってますよって言うのは、撮られる側にとって割と重要なんですわ。
 別に、一定の機材を持って行くなら、安いミラーレスでも全然いいんですよ。ただ、D40の方が安いってだけですから。

 最後の理由は、やはりRAWが出せるから。
 RAW出せるスマホありますが、D40の方が地味に加工しやすいですねぇ。コイツは皮膚は感覚の問題ですが……やっぱし、センサーサイズの問題かなぁと。

お金ないけどカメコ始めたいなら

 まぁ、何度も言っているから、またそのネタなのかよって事だけど、予想外に根深い問題だぞ。
 本気でカメコやりたいなら、その辺の好きなカメラズバっと買って撮り始めろよ! と言うのが本当のところなのだけど、コス界隈とか着ぐるみ界隈とか、本当はそれメインで始めたい訳じゃないんだけど、カメラ持ってないと肩身狭いし……って感じで、不本意的にカメコ始めなくちゃならない状況があったりする。(凄く身も蓋もない話ですが)

 で、性能的な話をすると、RX100シリーズなんかかなりオススメなのですが、コンデジだと結構ナメられるので、それは嫌だなぁって感じになるんですよ。
 尤も不本意でカメラ買う人は、一万ナンボで投げ売りされているようなコンデジ買うのですが。

 ここまでザクザクと切り込んでおいて、じゃぁ、いくら出せば良いんだって話ですが、今日、Amazonで調べた限りですと、(全くサラな状態からでも)32,577円ポッキリなんですよ。(SDカードとか充電器がいらないなら、25,654円!)

 Amazonの回し者でも、広告費稼いでいる訳でもないけど、まとめていると分かりやすいので、ざっくりと一覧出してみます。(AmazonPrimeで買えるのに限定しました)

D40ブラックボディのみ
 8,280円
 カメラがなくちゃ始まらない。
 画素数低いけど、全然使えます。どーせ、ネットで公開するだけなんですしね。
 高感度性能も結構低めですが、ロケとかスタジオ撮影なら、明るさで困る事はないですし、どうしてもそう言う撮影が必要なら、ガチカメコを探した方が良いです。
 なお、本日検索しますと、配送に時間が掛かりますが、送料込みで、6067円で手に入ったりします。かなりお値打ちです。

YONGNUO YN35mm F2N 単焦点レンズ
 10,000円
 当然レンズも必要です。
 キットレンズとD40のセットなら、14,280円で手に入ってしまいますが、ここは敢えての単焦点レンズです。
 値段は(レンズにしては)安いですが、写りはいいですし、明るいので良い感じでボケてくれます。

DSTE® アクセサリーキット Nikon EN-EL9 EN-EL9A 互換 カメラ バッテリー 2個+充電器
 2,000円
 バッテリーと充電器です。
 バッテリーも充電器も付いている場合があるので、本当は不要かも知れません。(実際僕の場合は不要でした)
 とは言え、予備バッテリーは多い方が嬉しいですし、古いバッテリーはヘタれてるかも知れませんので、念のため入れておきます。

東芝 TOSHIBA W-04 FlashAir Wi-Fi SDHCカード 16GB
 3,125円
 メモリも必要です。Flashairを使えば、スマホに写真を流し込めるので、その場でシェアとかできちゃいます。
 容量は少なめですが、これでRAW+JPEG撮影しても1800枚以上は撮れるのでご安心ください。
 なお、シェアなんて必要ねぇって人には、普通のメモリがかなりお安い
16GB SanDisk サンディスク Ultra SDHCカード
 757円

TARION デジタル 一眼レフ カメラ 用 ネック ストラップ ショルダー ストラップ ボヘミアン スタイル
 800円(一例)
 中古ストラップは、なんかちょっとやーですねぇ。(誰の汗が染み込んでるか分かりませんし)
 なので、ストラップは新調しましょう。
 カメラ自体軽いので、別に何選んでも大丈夫だと思います。

NEEWER カメラ/一眼レンズカメラ用 TT560 フラッシュ・スピードライト
 3,199円
 ストロボがあると何かと便利です。
 首が振れるので狭い部屋ならバウンスが利きますし、次に紹介するディフューザーを使えば、それなりに直射もできます。

NEEWER プロ 6""(15cmX20cm) ユニバーサル 折りたたみ式 スタジオフラッシュ用 ディフューザー ソフトボックス キャリングケース付 (15cmX20cm)
 999円
 ストロボ直射はちょっとやーですねぇ。ってんで、ディフューザーです。コイツはあったほうが良いでしょう。

パナソニック eneloop 単3形充電池 8本パック スタンダードモデル BK-3MCC/8 
 2,376円
 1,798円
 電池はこちらが優秀。
 Amazonのは安いのですが、割と簡単にヘタれるんで、こっちの方が元取れます。

 と、言う事で、ざっとこんな感じ。
 時期によって価格に多少の変動はあるでしょうが、そんなに酷い事にはならないでしょう。
 少なくともD40は安くなっていくばかりなのですから。

2018年10月19日金曜日

スメハチのこと

 写真は前のエントリを見て戴くとして……

 スメハチは、まぁ、昔から存外よく撮れるってんで有名ですわな。
 ホルガもLomo LC-Aも、ロモグラフィーがリバイバル版出して、魔改造してってやってんで、結構メジャーだったりするけど、スメハチは同じぐらいのポジションなのに、そう言う話を聞かない。
 まぁ、現在、ちょっとした中古カメラ屋に行けば、一個千円ぐらいで美品が手に入るので、新品作る必要があるのかって事なんだろうけどね。
(そういえば、十年ぐらい前に名駅のヴィレバンでデッドストックのスメハチが置いてありましたね。一万円ぐらいしましたが。)

 そんなこんなで、スメハチの事をざっくり書きますと、LOMO SMENA 8Mと言うソ連カメラ。
 Triplet-43と言う、おチープな割に結構写るレンズを装備しておりまして、焦点距離が40mmで、絞りがF4となっております。
 レンズシャッターを備えておりまして、最速SSが1/250。
 真夏の明るい日中ですと、一番暗くしてもリバーサルはダメになりそうですが、モノクロ時代のカメラですし、そんなものなのかなと。

 いや、こんなに軽いカメラで、この解像度はなかなか凄いなとは思います。よっぽど下手なフィルム入れなければ、それなりに引き延ばせるのではないかと思います。

 撮影手順は、シャッターチャージをして、シャッターを押すだけ。
 なお、チャージせずにシャッターを押すと、コマ飛ばしてフィルムを巻くだけになります。
 チャージレバーは、シャッター切るときに指に引っかける事多数。気をつけてカメラを持ちましょう。一応、シャッタースピードは守られるみたいですが、猛烈に手ブレします。

 あと、外部ストロボは使えますが、TTLが使えるような奴は(マニュアルモードにしても)ダメで、フルマニュアルのじゃないと発光しません。
 あと、シンクロ接点はありますが、コールドシューなので、ケーブルなりシューアダプターなりを買わないといけません。(シューアダプター紛失中につき未検証ですが)

 ピントは、カンで距離を測って合わせます。距離計なんて甘ったれた道具はありません。
 あと、露出計も当然存在しないので、コイツも基本カンです。(スマホに露出計アプリを入れればいいのですが)

 最短撮影距離は、1m弱なので、小物は撮れません。あしからず。(フィルターネジはあるので、クローズアップレンズが使えないことはないですが……)

 フィルムは、35mmフィルムが入りますので、当面はフィルム探しと現像所探しに困る事はなさそうです。

 ざっくりこんな感じですわ。

2018年10月18日木曜日

2018年10月15日月曜日

それと記念撮影

 毎度恒例ですが。



意外に解像してます

 そうそう、普通に写真上げてますが、D40+YONGNUO35mmF2って、具体的にどんなもんの解像感なのでしょうか?
 って、まぁ610万画素なのでMAXそんなもんなので、なんともなのですが……




 F2.8で撮りました。
 ボケ味は、まぁ、二線ボケが若干出てますが、値段を見れば仕方ないでしょう。
 少なくとも、センサーのポテンシャルは生かし切れている程度の解像感はありますね。

 尤も、トリミングしたら印刷には使えませんけどね……って、今時写真印刷する人がどんだけいるんだ? って考えると、これぐらいファイルが軽いのはメリットなのかも。

2018年10月14日日曜日

D40ネタまだまだやります

 軽いから、D810より持ち出しやすいし、フィルムみたく、お財布の心配をしなくてもよい。
(今日まで半年掛けて撮ってたフィルム全部撮りきって、八千幾らの出費で現像&データ化した)





2018年10月13日土曜日

大道町人祭

 うっかりと見逃していた町人祭、急いでカメラ取って帰って来て色々撮ったけど、どこも人垣だらけで、疲れてしまって酒飲んで、そんでもって家に帰ったら二、三時間寝てしまった。
 D40はお休み。 明日行くかどうかだなぁと。






2018年10月8日月曜日

D40~普通に撮ってみる






D40~ストロボ編

 D40は、曲がりなりにもニコンのカメラ故、TTL発光ができますが、ここは、お金を掛けずに3千円のストロボで撮ってみましょうと言う事になる。


 このワンセットが3万円しないのだ。



 結論から言えば、トライアルアンドエラーで充分に撮れる事が分かる。
 と言うか、意外と解像感があって、レンズカメラともに評価を新しくしなければならない時が来た気がする。

D40~ISO感度編

 先ず気になったのは、MAX3200と言う、今のスマホに比べたらなんとも言えないISO感度に関してである。
 小難しい事は後にして、先ず、撮って出しJPEGを見て欲しい。


 古い、或いは安いスマホで撮ったのかな? って感じの画質である。
 一応、ISO3200は拡張領域だから、しょうがないと言えばしょうがない。

 で、ここからが本番である。
 発売から12年経つ、現在のLightroomの技術でノイズを撮ったらどうなるだろう?」
 と思う訳である。
 と、言う訳で、同時出力のRAWをいじってみたら、こうなったと言う図が下である。


 細部は気になるが、充分に使えるんじゃね? と言う感じである。
 これはこれで、収穫。ワンセット3万円しないカメラ、結構使えるぞ?

ブルーインパルス

 洗濯中に見かけたので、颯爽と撮った。
 が、ISO800だったわ~。


古い革袋~D40導入編

 誰も古いカメラに、新しいレンズをつけない。そんなことをすれば、カメラは能力を使いきれず、レンズは解像度を生かしきれず、写真を駄目にしてしまうからだ。
 だから、新しいレンズは、新しいカメラにつけるべきで、そうすれば、良い写真がとれる。

 マタイによる福音書 第9章17節のパロディだ。
 尤も、今回はそんなに大層なレンズをつけているわけではないので、とか、色々言い訳ができる。

 さて、何だかんだで、1万円弱の中古D40と、1万円弱の中華レンズを手に入れた。
 付属の電池は意外にへたっていなかったので、電池代2000円は無駄になった。
 何はともあれ、2.5万円で一眼レフワンセットが手に入ったわけである。



 ショット枚数を調べてみたら、5800枚しか切ってなかった! すげぇ。どーりで綺麗なわけである。
 全体的にスレはなく(ストラップは装着されていたが、使用感がない)、よくこんなのが数年も眠っていたモノだ。
 しかも、放出はボディだけなので、売った人間は、カメラ自体は続けている筈なのだ。

 下手な推理は兎も角として、いいものが手に入ったと、素直に喜んでおこう。

 なお、中古D40が届いて先ずすることリストは以下の通り。

①ファームウェアのアップデート。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/6.html
 ニコンのサイトから落としてインストールします。

②ショット枚数の確認
 昔は、EXIFから探さなきゃならなかったのですが、今は便利ですね。
 ショット枚数確認するサイトがあります。

③各種設定
メニュー表示の切り替え:フルメニュー
ワールドタイム:ちゃんと設定
連番モード:ON
縦横位置情報の記録:ON
縦横自動回転:ON
画質モード:RAW+B
ノイズ低減:ON
AFエリアモード:シングルエリア
カードなしレリーズ:LOCK
測光モード:中央重点
パワーオフ時間:LONG

④ファインダー視度調整

 ざっとこんなモノ。

2018年10月3日水曜日

D40続報

 散々オススメしておきながら、自分は買わねぇってのは、流石に獰悪だろうってんで、かるーくポチってしまいました。

 内訳は……
・D40=9300円
・EN-EL9/EN-EL9a互換バッテリー二個と充電器のセット=2000円
・Flashair16GB=3255円
・YONGNUO YN35mmF2N=9980円

 何気に中華レンズが一番高いぞ。

 ついでに、D40のスペック

画素数610万画素
フォーマットAPS-C
ISO感度200~3200
最速シャッタースピード1/4000sec
記録メディアSDHC
ファインダー視野率95%
ファインダー倍率0.80倍
フォーカスエリア
(ポイントではない)
3エリア
大きさ(W×H×D)約126×94×64mm
質量約475g

 バリアングル液晶どころか、ライブビューなし! 4Kどころか動画撮影機能なし! 瞳AFどころか顔認識AFもなし!
 AiAFレンズやマニュアルレンズで、自動露出もできません!(これはD40からこっち一緒か)

 まー、スマホに比べるとクズですね! 唯一勝ってるのがセンサーサイズで、あとFマウントがある事ぐらいでしょうか?
 Flashairが使えるので、スマホに画像流し込めるので、その場で二つを比較できますね。

 壊れても惜しくない値段ではあるので(代替機を手に入らなくちゃならんわけでもないし)ってんで、気軽に人に貸せるカメラになったなとも思える。


 次にバッテリーのこと。
 パワーサプライがらみは、ケチるなよ。って言う主義ではあるのですが、身近にサードパーティのバッテリー使ってる人がいて、案外イケるって分かったから、少なくともサブ機なら使ってやってもいいかなと思っているところ。
 また、本家のバッテリーは規格が古く1080mAhしかないのだけど、こちらは1900mAhもあったりする。
 一昔前とは違って、サードパーティの技術力も上がっているだろうし、いっぺん試してみようかと。
 なお、カメラのコンディションを見てみると、充電器もバッテリーも付いているみたいだけど、バッテリー2個だけのと充電器のセットで見ると、なんだけも違わないので、こっちを買ってみた。充電器が故障するかもしれんしね。


 レンズのこと。
 いわずもがなの格安レンズYONGNUOであるが、前に買った50mmF1.8が思ったよりも普通に写るので、35mmも期待しておくことにする。
 いやまぁ、50mmF1.8の方は、むしろクソ画質を狙っていたぐらいだったので、今回が画質を期待しての初の購入となります。
 1.5万円ぐらいで、AF-S DX ZoomNikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G IIが付いて来るのですが、今時手ブレ補正なしってのもナンだろってんでお見送り。
 その気になったら、何か面白げなレンズ見繕います。


 予告としては、スマホでちゃんと現像できるのか。(Snapseedでできるのは分かっているが)
 あと、撮って出し高感度写真と、PCからLightroomで現像したときのノイズの少なさについての検証をしてみたい。

2018年10月2日火曜日

十万握りしめてD40を買おう

 ふと、D40相手に10万投資したら、どんなことになるんだろうと思った。

 まぁ、常識的に考えて、これからカメラやろうとする人に、D40を勧めるのは狂気の沙汰だが、その狂気の沙汰に乗っかる様な人がいたらどうだろう?
(安めのストラップ、バッテリーとFlashairのセットで2万スタートとする)

 とー、言う訳で、色々なパターンを考えてみた。
 というか、本体+8万のAPS-Cカメラとあと何を買うよ? と言う考えで見た方がよいと思う。


①旅行でも家族写真でも、なんでもあれ、オールラウンダー

「TAMRON 16-300mm F_3.5-6.3 Di Ⅱ VC PZD MACRO」57千円
「YONGNUO YN35mm F2N」10千円
「中華ストロボ」3千円
「耐荷重1.5kg以上の三脚」3千円
「カメラバッグとちょっといい感じのストラップ」予算の残りで

 16-300mmでほぼ日常で使う画角をカバーして、35mmでスナップを楽しめばいいんじゃないかな? ストロボも三脚もオマケ程度だけど、これがあるだけど、やれる事広がるしね。
 三脚については後で触れる。
 ストロボについても、後で触れる。


②イベントに撮影会に、ポトレ重点装備

「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」27千円
「TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII」43千円
「中華ストロボ」3千円x2個
「ディフューザー」1.5千円

 標準域をF2.8で通して、更に超広角が使える。中華ストロボを2つ使えば、撮影の幅は広がる。

 中華ストロボとは、3千円ぐらいのフルマニュアルストロボだ。
 案外明るいし、慣れれば、マニュアルストロボはかなり自由に使えるようになるので、下手に高いの欲しがって我慢するぐらいなら、サクっと買って後悔()した方がいい。


③鳥、動物、車、鉄道、飛行機、キャラクターショー

「TAMRON 18-400mm F_3.5-6.3 Di II VC HLD」64千円
「耐荷重1.5kg以上の三脚」なるべくいいの
「ML-L3(リモコン)」純正品でも2千円しない。サードパーティなら300円だ。

 兎に角遠くのものを撮りたいって人向けのプラン。
 とは言え、お安く済ませようとすると、予算が若干余ってしまったりする。
 あとは、水準器でも買えば良いんじゃないかな? シューに載っけるタイプの奴。

 ここで、三脚の話。耐荷重1.5kg以上というのは、今回ネタにするレンズで、1kg以上のレンズが登場しないという事と、D40が500g程度と言う所から来ている。余裕があるなら、もう少し大きい三脚でも良い。(と言うか、何れもっと大きいレンズを買うなら、余裕のある三脚が良い)
 こいつ、実は、Amazonベーシックで耐荷重2.9kgで3千円切る三脚が売ってたりする。
 まぁ、入門者用で色々と精度とか色々問題あるんだろうが、相手は600万画素なので、細かい事は気にしなくてもいいだろう。


④ドールとか撮ろう

「TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII」43千円
「YONGNUO YN35mm F2N」10千円
「YONGNUO YN50mm F1.8N」8千円
「接写リング(エクステンションチューブ)」6千円「中華ストロボ」3千円
「ディフューザー」1.5千円
「カメラバッグ他」

 今回も予算が若干余ったりする。ここに三脚とリモコンでもいいし、ストロボ追加してもよいだろう。
 ドールもポトレも似たようなものだから、17-50mmF2.8を買っても良いが、少し攻めた取り合わせにした。
 接写リングは、どんなレンズもマクロレンズにする不思議アイテムなので、ドールとかミニチュア取る人は、必携のアイテムですよ!


⑤スナップでいこう

「TAMRON 16-300mm F_3.5-6.3 Di Ⅱ VC PZD MACRO」57千円
「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」27千円
「YONGNUO YN35mm F2N」10千円

 ぶっちゃけ、このうちどれかが一本あれば、楽しく遊べると思う。
 余ったお金は、遊ぶ事に使って!


 ざっくりとこんな感じでまとめました。
 レンズ沼にどっぷりハマっていると、10万円じゃレンズ一本も買えやしない……なんて嘆くものですが、視野を広げると、凄く遊べますね!
 尤も、一般人は、生産性のない趣味にいきなり10万投げつけたりしませんが……





2018年10月1日月曜日

話しかけてはいけないオタク

初心者
「ニコンのデジイチでお薦めは?」


優しいオタク
「ニコンはやめておけ」


気遣うオタク
「ニコンはやめておけ」


話しかけてはいけないオタク
「中古D600」


末期
「中古D40」



 と、言うネタを書いた。
 なお、本当に話しかけてはいけないオタクは、カメラの価格だ性能だでマウント取ってくる連中だぞ。


 何度もやってる気がするが、D600とD40でお安く始めるデジカメライフの話をしよう。



○D600のこと

 ニコンが2012年に発売したエントリークラス・フルサイズ一眼レフ。

 シャッターを切り続けると、かなり良い感じにダストがセンサーに載っかるという仕様がありまして、それ故に中古価格は結構お安い。
 尤も、ミラーアップしてブロアー掛けると消えるし、2000ショットもやればそーでもなくなるそうなので、その辺割り切って買う必要がある。(中古なので、ある程度ヤマは越えていそう)

 中古のD600は、AB品が6万円そこそこで手に入る。
 バッテリーはサードパーティで、メモリも安いの、ストラップも普通ので良ければ、周辺の道具は1万円しないだろう。
  YONGNUOのレンズは、35mmF2.0が1万円、40mmF2.8が1万円、50mmF1.8が7.5千円、100mmF2.0が2万円である。
 適当に見繕って、2-4万円でポトレやスナップに使うレンズは揃ってしまう。

 つまり、9-11万を中古カメラ屋とアマゾンに突っ込めば、フルサイズカメラでいっぱしの撮影が出来るようになるのである。



○D40のこと

 ニコンが2006年に発売した、エントリークラスのAPS-Cカメラ。
 やたら丈夫なんで、名機の誉れが名高い。なお、600万画素しかなかったりする。

 中古品が、1-2万円で手に入れられる。当然、周辺機器はゼロから揃えなければならないのだが、必要となるのは、SDHCカードとバッテリー、充電器、ストラップぐらいである。
 充電器は付いているのあるかも知れないが、バッテリーは当然ヘタレているので、サードパーティのでいいから買っておいた方がいい。
 標準ズームはあってもなくてもいい。予算との兼ね合いや、とりま単焦点でいいでしょうとかいうなら、特にいらない。

 D40用の充電器とバッテリー2個セットで2000円とかある。
 ストラップは、千円そこそこので充分だろう。どうせデカイレンズはつけないんだし。
 SDHCカードは、32GBまで使えるが、RAW記録でも16GBもあれば千枚以上行けるとか言うので、千円程度の16GBでいい。(32GBにしたところで、二千円だが)
 FlashAirが使えるらしいので、三千円出して16GB版を買うのもいい。
 レンズは、YONGNUOの35mmF2.0でいいので、最低3万円弱で始められる。

 今日日、下手に一眼レフ使うよりも、スマホの方が綺麗に撮れるんで、まぁ、一眼レフを操る楽しさってのを体感するには、かなり良い手かなと思います。
 これ以上に、写真体験となりますと、フィルムカメラを買って来いよって事になりそうなので、お値段的に最適解がこの辺なのだろうと思っております。

2018年9月25日火曜日

と、言う訳で、フルサイズ祭りだが

 何度も言っているけれど、別に、フルサイズが格別何か意味のあるサイズというわけではない。
 たまたま、売れたカメラが採用したフィルムのフォーマットを継承しているだけに他ならない訳である。
 とか言うと、かなり怒られそうだが、別に自然定数から導かれる大きさじゃなければ、そこまで絶対視する意味はないのが僕のスタンスだ。

 フォーマットのサイズのでかさがカメラのエラさなら、中判でもなんでも買えばいいのだ。そんなことで、マウント取りに行くような連中は、大体、カメラの事をよく知らないのだ。

 とは言え、フォーマットのサイズ感は丁度良いのかも知れない。
 少なくとも、百万近いフィルムバックに比べれば、かなりお手頃だし、大きさも重さも現実的だろう。(あと、技術的ハードルもね)

 そんなことで、ここにきて、フルサイズミラーレスが乱立する訳ですが、ニコンは押しが弱いなと言う感じで、どっかデジタルに強い所と協業できないかなぁと思うのでありますよ。GoogleとかMicrosoftとかね。まー、そうもなると、光学技術の優位性とかどーでも良くなってしまいますが。

 しかし、こう言うのもナンですが、ハイエンドカメラなんて、市場規模なんて知れているわけですから、今後、大いなる潰し合いに発展しそうではあります。

 ま、いずれにせよ、前々から予言しているように、超解像度の焦点フリーの広角レンズで、動画撮っていれば、構図もピントもタイミングも完璧な写真を抜き出せる時代になりますから、現在のカメラ屋さんは、そこまでが寿命なのだろうと。
 あとは、懐古主義として、不自由なカメラで、写真の過程を楽しむ芸術となっていくのでしょう。
 それは、そうそう遠い時代の話ではないので、何が売れても一喜一憂できませんわ。

2018年8月26日日曜日

XQDは死の運命にあるのか?

 おどろおどろしいタイトルだが、特に確信がある訳でも、情報がある訳でもない。
 しかし、考えて欲しい、コンシューマ向けにXQDメディアを採用しているのは、ニコンだけであるのだ。
 しかも、明らかにコイツが電気を食っている。
 電気を食うのが仕様なら、これは、もう、どうしようもねぇなと。

 というか、ソニーはいつになったら自社製品にXQDを使うのだろうか?
 ソニーには前科がある。
 メモリースティックと言うメディアを覚えているだろうか? 一眼レフに関して言えば、2008年10月のA900を最後に、SDにメモリを鞍替えしている。
 2009年に規格上限である32GBの製品を出したまま、後続規格を出していない。そして2010年には、自社よりSDカードを出す事となるのだ。

 今更CFに戻る事はないだろうが、電池の容量が劇的にアップでもしない限り、XQDはかなり苦戦を強いられるだろう。
 ソニーは、メモリースティックの供給を止めていないので、ニコンとソニーの産業向け製品がその気なら、XQDの供給も吝かではないだろうが、価格についてはお察しの通りだ。
 実際、現在、XQDを供給しているのはレキサーとソニーだけなのだ。

あまり意味のない比較だが

 あと、妙に執着してるって思われるとアレなんですが、暇なんです。

有効
画素数
最低
ISO感度
最高
ISO感度
連続撮影
コマ数
本体
重量
最速
SS
フォーカス
ポイント
撮影
枚数
Z6245050204800126751/8000273310
α9242050204800206731/32000693650
Z745753210240096751/8000493330
α7RIII424050102400106751/8000399530

 なんかこう、むりくり寄せてきた感じはある。

 α7RIIIは、30万そこそこ、α9は、37万強といった辺り。
 Z7が43万そこそこ、Z6が25万そこそこ、というのが、実売価格の予想とのことなので、Z6は兎も角、Z7買う人がどれぐらいいるのかなぁと思う所。

 まぁ、しつこくいうけど、高いカメラを買う人は、高いカメラを買う事にエクスタシーを感じるので、まぁ、高いと言うだけで買う層もいるでしょうと言う事だけは付け加えておこう。
 しかし、それにしても強気な価格設定だ。あと、電池の持ちが悪すぎなのはどーにかならんのかね? CCD時代かよ。(全部XQDが悪いのだ)

 ああ、言いそびれたけど、Z6に至るまでのZ1からZ5は今後出て来るのだろうか? と言うのは、色んなネタに引っかけて言いたい所(土星の環とか原子軌道とか)ではあるが、ウケそうにないのでスルーしておきます。
 まぁ、前にも書いたけど、完全にミラーレスにシフトしてレンズがもの凄く増えないと、十万以下のエントリーなんて出てこないよ。きっとね。

2018年8月24日金曜日

ニコンのアレで妄想を膨らませてみる

 色々考える所はあるけど、まぁ、触ってもないし、多分、暫く買う予定もないカメラについて、アレコレ語ってもしゃーないだろうと判断した。
 その上で、現実での可能性について色々と振りながら妄想してみようと思う。


 一番重要なのは、Zマウントがサードパーティにも門戸を開くかどうかだ。
 ニコンとしては、レンズ開発にスピードを取り入れたいはずなんだけど、Fマウントでさえも仕様を明らかにしていない。サードパーティのメーカーはそれをリバースエンジニアリングでどうにかこうにかしてやってる訳なのだけど、マウント乱立で、しかも電子的に込み入っている今の時代に、そんな手間暇掛けられる所は限られている。
 しょーじき、YONGNUOがモロパクリを作るのがいいとこなんじゃないかとか思えてくる。(とは言え、シェア率が高くないとそれすらやってくれないだろう)

 ぶっちゃけ、高いカメラを買うユーザーが、サードパーティのレンズを買うかどうかが不明というのは確かにある。
 いや、前にも書いたけど、こんなのニコ爺専用カメラみたいなもんだぜ? 防湿庫にニコン製のレンズが並んでないと落ち着かないような連中だぜ?

 とかとかあるので、他のメーカーがそれに乗り出すかどうかは若干怪しい。
 まぁ、AFレンズなんて絶対に作らないだろうZeiss(というかCOSINA)だったら、多少は違うんだろうけど……(当然、純正より高くなるし)
 Hasselbladは、もうSONY陣営なので、残っているのはシュナイダーぐらいか。
 個人的には、中華レンズが育ってくれると嬉しいが、まぁ、ニコ爺やってるような連中は未だに国産が世界一とか思ってるだろうし(偏見

 それもこれも、今後、Fマウントを絞っていくかどうかと言う問題が生じる。
 今回のカメラが軌道に乗れば、可及的速やかにD一桁機と言うか、プロ向け、セミプロ向け機材をミラーレスに移していくのではないかなと思う。
 だって、SONYでさえもマウント二つ共存させるのは無駄だと判断したのだから。

 Fマウントが先細っていくよって言うメッセージが見えたら、SIGMAもTOKINAも、本気になるだろう。


 もう一つ気になるのは、マウントアダプターの問題。
 キヤノンがいつになったらフルサイズのミラーレスを出すのかな? と言うのと、ちょこっとだけ関係する。
 というのも、Fマウント以外で、一眼レフで生きているマウントは、事実上、EFマウントとKマウントだけだ。別に光学的にあれやこれやすれば、ミラーレスのレンズも使えないことはないだろうけど、わざわざそんなことする意味はねぇだろうなってんで、先の二つの(AFが動く)マウントアダプターが社会的に要請されるだろう。
 尤も、これも先に書いたように、ニコン至上主義者がやる行動とは思えないし、あんなカメラをキヤノンから乗り換える人も限られているだろうから、あんまし需要なさそうだなぁ……
(だって、ニコンのミラーレスでわざわざ使いたいレンズって何があるの? って感じだし)
 マニアが、その他昔のマウントを使いたがるかも知れないけど、まー誰が開発してくれるんだろうね!?


 と、言う考察から、ニコンが自力で出してくるレンズに期待するしかないんじゃね?
 などとクソみたいな結論が出て来るのだけど、そうなってくると、もう、ニコンのロードマップを見るだけで終わるじゃないかと言うことに……

 ニコンは、α上位機種だけとしか戦わないと言う戦略を堅持するとしたら、金のないユーザーは、Z6やZ7が旧製品化するまで買えないのではないかと言う気がする。
(実際、α7シリーズは旧製品がエントリーモデル化しているわけで)
 経営を考える向きとしては、Zシリーズの廉価版を出すのは危ないと思うのだけど、個人的には少しだけ期待したい所はある。

 で、折衷案として、ニコンFを意識したミラーレスを作ったらどうだろう?
 Dfって結構良い感じに売れたって言うし、案外やれるんじゃないかな?
 Dfなら機能とか性能盛らなくても済むし、かといって、ニコ爺の自尊心は保たれると言うなかなか素晴らしい製品だよ!
 何となく古めかしいデザインの標準レンズとか入れたりしてみてはどうだろう?


 もう一つの折衷案は、最強のスナップカメラを目指すと言うことである。
 まぁ、スナップカメラの最強目指すなら、ニコワンにありったけの愛情注げよって話になるわけだが、人間、何だかんだでフルサイズに憧れるのよ。
 フルサイズ至上主義者に喧嘩を売るような論を展開するのは、別に譲るが、なんだかんだでニコンとかキヤノンに求められているのはフルサイズのカメラだからね。

 で、今回、フランジバックが短くなったってコトで色々安堵しているわけだけど、それなら、それを活かしたパンケーキレンズ作れやって話になる。
 まー、ニコンは45mmF2.8P以来作ってないし、そもそも大型化しやすいAFレンズは、光学的な妥協をしないと小型化できないしで、結構アレである。
 多分、ニコンは現像時に収差を誤魔化すってことしたがらないだろうしなぁ……


 一通り妄想してみた。
 個人的には沈胴式のクソちっこいズームレンズと、この大きさでフルサイズかよ! って驚くような小さなカメラがあると嬉しいなと思います。いやまぁ、そんなニッチなの誰も出さないと思うけど。

2018年8月23日木曜日

ニコンのアレ一応書いておく

 専門家でもないし、触ったわけでもないから、まぁ、ぼやきにしかならないのだけど、様々な記事を読むにつけて、やっぱニコンは女子供への優しさはなさそうだなと思った。

 それは半分冗談だが、50mmF1.8の重さとか見ると、まぁ、軽くする気も安くする気も更々ねぇって感じで、まぁ、それ故に尖った商品ができたのかなと。
 タテに撮る時はファインダー覗け、フォーカスポイントは手動で持っていけって言うのも、ニコンらしさというか、ニコンの悪癖と言うか。ま、重たいカメラに30-50万出す人は、そんな甘えなんてないんでしょう。

 にしても、ニコワン(そして、かつてAPS-Cに拘ったのが)がトラウマになりすぎているんじゃないかな?
 D850やらD500やらが売れているのを見れば、まぁ、そう言う風になるわな。

 二、三巡回って開発リソースが割けるようになると、小型軽量のモデルも出すのかも知れないのだけど……
 ただ、レンズラインナップが弱いところに、今度はDXフォーマットZレンズなんて出したら、リソース食い合いでどうしようもならんくなるのは目に見えている。そんな愚策をすることはないのだけど、仮にそんなもん一年以内に出してきたら、Zマウントも上手く行かないのだなって思うようにしておこう。
 いずれにせよ、SONYに負けないように、今後も機種の更新(ラインナップを増やすのではなく)を怠らず、地道にレンズラインナップ(ニコワンの時みたく同じようなレンズ複数本出さない)を増やしていけば、なんとかなるんじゃないですかね?

 レンズ偏重のバランスは、シグマの鈍器を思い浮かべるし、F0.95なんてレンズ、何に使うんだよって感じだけど、使いたがる人は多いだろう。
 フランジバックが小さいから、マウント遊びも楽しめるでしょう。
 あー、もう完全にジジイ向けだよ! こんなの!

 それは兎も角、あのちっこいボディの軍艦ディスプレイが可愛いな。そんな感じです!

2018年7月29日日曜日

ニコンのミラーレスに寄せて

 何というか、Pentaxのフルサイズが馬鹿にされる程度には馬鹿にされていそうな匂いがするので、なんともかんとも。

 ミラーレスになると、光学屋の技術よりも電子機器とデジタル処理の技術がモノを言う(デジカメ全般がそうだとも言えますが)ので、ニコンには分が悪いよねって。
 なんかこう、Google辺りに乗っ取られてハチャメチャな感じになった方が、Fマウントの延命が図れそうな気がするとは前から言っているジョークである。

 何はともあれ、ミラーレスは軽量コンパクトがキモなんだろうなってのはあるんで、α7/9の向こうを張れるぐらいにしてくれないとなぁと思っている。
 けど、1マウントよろしく上手くやらないんだろうなぁと危惧している。

 大体、ニコワンは1インチセンサーのクセして、4/3並みのガタイだし、マウントがアレだからレンズもちっちゃくなんないし、ゆーて画質は1インチだしで、結局RX-10/100とも4/3とも戦えなかったのが敗因だったりする。
 アホみたいな高倍率ズームのカメラ作れるぐらいなんだから、その辺の組み込み技術で面白レンズを沢山出したら、それなりに食えて行けたんだろうけどなぁと。(その辺は、過去に何度か触れている)

 ぶっちゃけ、今のニコンユーザーが欲しがっているのは、Fマウントレンズが使えるα9だったりするので、ユーザーが逃げ出さないように、そして逃げ出さないうちに発売しておくんだねと。

2018年6月17日日曜日

夜釣り行ってきた




始めてづくしで楽しかった。このまま、釣り道具沼にもハマってしまうかもしれないなぁ。
釣果は色々あって、サバばかりでしたが、味噌煮にして食べました。