D810の興奮に中てられて、すっかり見逃していた。
見逃したというか、どうせ、リーク情報という名のデマだろ? とか考えていた次第。
QX10/100が出た時に、Eマウントが付いたらなぁ…… だなんて思っていたけど、 あまりにも子供じみている希望だと口をつぐんでいた。
これが、 他のカメラメーカーがソニーに見習うべき事なのかと思う。 だって、誰もが、あれがRAWに対応して、 大きなセンサーが乗ったら、どんな遊びができるだろう? と考えたに違いないからだ。
やはり、レンズが大きくなるのは避けられないので、 スマホにくっつけて使うには、レンズを選ぶ事だろう。
それよりも、QX10の頃から思っていたように、 フリーアングル撮影や、 遠隔撮影にその威力を発揮するに違いない。
しかし、やはり、気になるのはレスポンス。どうなるかなぁ。 ファイルサイズも増えているわけだし……
それと、RaspberryPiで動かせたら、面白い遊びに繋がりそうな気もする。
さて、このカメラが成功すれば、次に出てくるのは、 NFC対応ストロボだろう。
もう、電波法とか気にせず、ワイヤレスレリーズできちゃうぞ!
あと、これに続いて、カールツァイスが、 α7シリーズ向けのEマウントフルサイズレンズを出してきた事に も注目したい。
「Loxia 2/50」並びに「Loxia 2/35」である。
α7Rの解像度を丸々活かせるレンズを待ち望んでいた向きには、 大歓迎なニュースとなった。
とはいえ、既存のレンズナインナップに被るレンジなので、 悩ましくもあるだろう。
今後のフルサイズEマウントレンズを期待したい。
それにしても、どこかしら既視感がある。
そう、ミラーのある方のフォーサーズだ。
昨今の傾向からして、 SONYの開発リソースはミラーレス寄りである事に、 異論を挟む者はいまい。
今までは、初心者向けのミラーレスと言うポジションでいたが、 α7は、その方向性を変えてしまった。
Aマウントは、このまま、 マイクロじゃない方のフォーサーズみたくなってしまうのだろうか ? 確かに、その公算は高い。
レフレックスミラーから、ミラーレスへ……この潮流は、確実なものだと言えるだろうか?
とは言え、 α7みたいなカメラはSONYが出したからこそ売れたような部分 はある。あれをキヤノンやニコンが出して、一体、 どの層が買うのだろうか?
その点で、あの二社は、やはり、 ミラーレスを過ぎた玩具ぐらいにしか考えていないような気がする 。
プロユースに注力するなら兎も角、 フルサイズのカメラのラインナップばかり増やしている。
前にも言ったが、素人向けフルサイズなんてものは、 恰好をつけるためのアイテムだ。
それ故に、実用性から乖離するのではないだろうか?
ニコンのラインナップを、 ドイツの戦車やジオンのMSに例えた言葉を耳にしたことがある。 末期になると、やたらと新機種を出して、 状況の挽回を図ろうとするという話だ。
SONYのα7シリーズと、ニコンのDf並びにD600- 800系統との違いは、 明確なコンセプトの差が見えるかどうかである。
そして、世界的にミラーレスが受け入れられるようになると、 つまり「レフレックス」 を基準にしたカメラ選びが消滅するとなると…… 一日の長を持つのはSONYとなるだろう。
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