2013年5月12日日曜日

最短撮影距離で写る範囲~マクロレンズって本当に必要?

 タイトルの通り、最短撮影距離で撮影した時、どれぐらいの範囲で写真が写るか? と言うお話です。
 小さいモノを撮る時、何でもかんでもマクロレンズを用いればいいと思われがちですが、マクロレンズでなくても撮れるかも知れないし、逆にマクロレンズでも撮れない可能性もあるのです。


先ず用語の解説。

・撮影倍率
 実像の実物に対する大きさ。
 等倍(1倍)の場合、センサー上には実物と同じ大きさで像が投影される事になる。

・最大撮影倍率
 レンズのスペック表で、単に撮影倍率というと、最大撮影倍率の事を指す。
 最短撮影距離で撮影した時の倍率。
 つまり、36mm x 24mmのセンサーで等倍撮影する場合、写真に写る範囲(画面一杯になる大きさ)は36mm x 24mmとなる。

・マクロレンズ
 メーカーによって呼び方が変わるが、通常は最大撮影倍率が1/2倍以上のレンズを指す。
 最近のレンズは殆ど等倍撮影。


 以上の事を踏まえて、カメラとレンズの組み合わせによって、どれぐらいの範囲が写真に収まるのか? を数字と図形で表示させようって言うスクリプトを用意しました。
 最短撮影距離で撮影すると、その範囲が画面一杯の大きさになると言う訳です。


 撮影倍率は、通常の場合、左右のテキストボックスのどちらかに入力すれば、計算してくれます。

 左側のテクストボックスには、最大撮影倍率が0.5倍とか0.35倍なんて、スペック表に書かれている時に入力して下さい。

 右側のテキストボックスは、シグマのスペック表にあるように、「1:5」なんて表示がされている時は「5」と、ニコンのスペック表にあるように「1/3.2倍」なんて時には「3.2」と入力して下さい。

 三つ目のプルダウンメニューで、カメラのセンサーサイズを指定します。
 最近のカメラでならば、パナソニックかオリンパスは「4/3」を、フルサイズのカメラは「Full」、ニコンのミラーレスなら「Nikon1」、それ以外、ニコン、キヤノン、ソニー、ペンタックス、富士フイルムは、「APS-C」を選んで下さい。
 APS-Cはカメラによって多少異なりますが、大きく変わらないのでこんなもんだと思って下さい。

 ブラウザとディスプレイの設定に問題がなければ、下に表示される青い四角の範囲が、リアルなサイズになるはずです。


・最短撮影距離で撮った時に映るサイズ
撮影倍率:[倍] or [1:] =36mm x 24mm
写る範囲