2013年5月31日金曜日

トイカメっぽく



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

 なんかこう、ここは、真面目に撮った試しが一度もない……

2013年5月30日木曜日

白川公園~影



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

 こういうの、よいです。

2013年5月29日水曜日

白川公園



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

 光と闇的な……厨二病臭いなぁ。

2013年5月28日火曜日

安全地帯



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400


 名古屋市科学館より。
 市電の横に立っている停留所の看板。
 この角度だとどことなくピクトさんっぽくなる。

 それにしても、機関車と市電はリニューアル後も残ったのに、F-86Dは何処行ったんだい?

2013年5月27日月曜日

大須~富士浅間神社



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

2013年5月26日日曜日

こう言うの



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

 理解はされんだろうから、いいんだけどさ。
 本当は、横に広い写真だったんだけど、巻き上げのエラーでこうなった。
 でも、スキャンしてみると、予想外に良い感じで収まってくれた。

2013年5月25日土曜日

ノリタケの森~鯉のぼり



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

 ノリタケの森には森どころか林もないのですが、そう言う突っ込みをしてはいけません。
 なんかこう、絵になりそうなところがないなぁと、文句を言いつつも写真撮りまくってますね。

 ちょこちょこイベントがあって、なんかこう、スィーツ的な匂いがする公園でもあります。(ボーンチャイナ高いしね)
 本当は吊されるがままの状態だったんですが、どうにもみっともないので、写真を寝かしました。

 この手の沢山の鯉のぼり並ばせるのって、川の上みたいな一定の風の流れがあるところじゃないと、こうなるからいかんよ……

 あと、帯電防止のスプレーを掛けていないせいか、真鯉と緋鯉がまぐわっていたりして、カオスな感じでした。
 まぁ、真鯉と緋鯉って別の種類の魚なんですけどね。

2013年5月24日金曜日

階段



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

 こう、まぁ、しつこくあちこちの階段を撮るんですが、階段って、他に比べてどうしようもなく設計の自由がない所なんだよなぁと。
 素材や大きさは変えられるけれど、単調なステップを連続させる事を設計者に強いるんだよなぁ。

2013年5月23日木曜日

工事現場も好き


カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

 名駅周辺は工事ラッシュですが、なかなか撮影出来ないんだよなぁ。

2013年5月22日水曜日

おしろのさくら



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400


 ベタな撮影場所なんですけどね。

2013年5月21日火曜日

一眼(レフ)は何を選べば良いの? その5 ~ 理想の組み合わせは? その1

 現実的な話、ボディのみと標準ズームセットってどれぐらい値段が違うの?
 って話なんだけど、五千円程度から二万円ぐらいする。状況はまちまち。
 場合によっては、レンズ付きの方が安いぐらいの場合もあるから注意が必要。

 標準ズーム一本とダブルズームでは、どうかと言うと、これも五千円程度から二万円近くまで、カメラによって違ってくる。これも場合によっては、逆転もあり得るので、無理してダブルズームを外す必要はない。

 じゃぁ、高倍率ズームのキットはどうなの? ってなるけど、これは、一万から三万円ぐらいの値差がある。

 って、事で、一概にコレって言い方は出来ないけど、それで放りっぱなしにするのでは、何のネタにもならんので、傾向別、予算別に色々組み方を考えてみよう。


 傾向としては以下の通り。

①旅行に持って行く(山登りとかも)
②動物、鉄道、ステージなどの撮影、運動会
③ポートレート(コスプレなど)、1/3ドール、子供、ペット
④花、昆虫、1/12フィギュア、模型、プラモデル
⑤スナップ、散歩しながら

 価格としては、以下のルールを適用する。
・ボディ + 一万円 = ズームキット
・ボディ + 二万円 = ダブルズームキット
・ボディ + 三万円 = 高倍率ズームキット
・安価な単焦点レンズ = 二万円

 その上で、
A)ズームキットの値段 + 一万円未満
B)ズームキットの値段 + 一万円以上、三万円未満
C)ズームキットの値段 + 三万円以上、五万円未満

 の3タイプについて検討する。
 何度も言うが、カメラによってボディ、ズームキットの価格差は異なるし、同じ種類のレンズでもマウントの種類によって、値段が大幅に異なることが多いので、あくまでも参考程度に考えて欲しい。
 また、目的別に選んでも、レンズ自体が重複する場合もあるので、同じレンズがしつこく出てくる。


①旅行に持って行く


 言わずもがなで、レンズは少ない方が良い。
 と、言う事で、高倍率ズームである。
 ただ、ミラーレス機の場合は、本体そのものが小さいので、あまりこだわらずに考える事とする。

A)ズームキットの値段 + 一万円未満

○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon、SONY、Pentax

・ボディ + タムロン「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO」
 但し、ニコンとキヤノンは手ぶれ補正が付いていないので、注意が必要。

○ミラーレス / SONY NEX、Olympus、Panasonic

・ズームキット / レンズキット
 特に手を加える必要なし。
 トイレンズなら手に入るけれど、目的外になるから今回は見送り。

B)ズームキットの値段 + 一万円以上、三万円未満


 純正の、高倍率ズームのキット(18-105mmや18-135mm、或いは18-200mm)があるなら、そちらを選ぶのは賢い事だろう。
 但し、欲しいカメラにそんな販売形態がないとなると話は別になる。


○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon、SONY、Pentax (共通)

・ボディ + タムロン「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO」 + 単焦点レンズ
 さっきのに単焦点レンズを追加して、旅先で出てきた料理や、スナップ感覚で写真を撮ったりするときに使える。


○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon

・ボディ + シグマ「18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSM」

 こっちは手ぶれ補正が付いているので、失敗は少なくなるだろうから、タムロンの18-200mmよりはオススメ。


○ミラーレス / SONY NEX、Olympus、Panasonic

・ズームキット + 単焦点レンズ (或いは同様のレンズキット)
 一眼レフと同様に、単焦点レンズが1~3万円で手に入るので、旅先の場面場面で使い分けてみると楽しい。

C)ズームキットの値段 + 三万円以上、五万円未満


○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon、SONY、Pentax (共通)

・ボディ + タムロン「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO」
     …… + シグマ「10-20mm F4-5.6 EX DC HSM 」
     …… + タムロン「SP AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF] 」

 いっその事、広角レンズを付けてしまおうって発想。
 ギリギリ予算内に収まるかな?


○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon

・ボディ + タムロン「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD」 (+ 単焦点レンズ)
 何にしても、18-200mmよりも望遠側に余裕がある。
 手ぶれ補正も付いているので、色々安心。
 予算に余裕があるなら、単焦点レンズを一本付けよう。


・ボディ + トキナー「AT-X 16.5-135 DX」(16.5-135mm)
 こちらは、広角側に余裕があるタイプ。
 18-270mmよりお高いので、予算内で単焦点レンズを買うのは難しそう。
 手ぶれ補正も付いていないので、暗い所で撮る人は注意。
 それでも、16.5mmスタートは魅力的だって言える。屋外より屋内、或いは広々とした写真を撮りたかったら、18-200mmよりこっちかも知れない。


○APS-Cの一眼レフ / SONY、Pentax

・ボディ + シグマ「18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM」
 18-200mmよりも、望遠側に利くので、遠いところ撮るのが好きな人は、こっちの方が良いかもしれない。
 でも、たかだか50mmの違いだからなぁ……されど50mm……


○ミラーレス / SONY NEX

・ボディ タムロン「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011)」

・ボディ ソニー「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE SEL18200LE」

 五千円ぐらいの差だから、純正を買っておいた方がいい気がするけど……純正の方がデカイと言う話も聞く。
 その辺は、お店屋さんで触らせて貰った方がいいかな?




・ボディ + ソニー「DT 16-105mm F3.5-5.6 SAL16105」

 望遠側はそんなにないけど、広角側が広いので、旅にはむしろ便利なレンズかも知れない。
 望遠より広角が好きな人にとっては、こっちの方がよいかも。



○ミラーレス / Olympus、Panasonic

・ボディ パナソニック「LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-VS014140」
・ボディ オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」

 オリンパスも、規格は同じなので、どちらを使っても良い。
 オリンパスの方が一万円ほど高いので、予算で決まってしまうかな?
 あと、規格は同じと行ったけど、何だかんだでカメラと同じメーカーのレンズの方が相性が良いだなんて話も聞きます。相性って言葉は便利ね。


②動物、鉄道、ステージなどの撮影、運動会


 要するに、どうしても望遠が必要って人のお話。
 ここでは、なるべく300mmに手が届くように組み合わせを考えていきます。あと、遠くのものだけを追いかけるので、ズーム倍率は気にしない方向で検討します。

A)ズームキットの値段 + 一万円未満

○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon、SONY、Pentax

・ボディ + タムロン「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO」
 さっきから出てきている高倍率ズームですね。

 この予算で買えるのはそれぐらい。
 他は、もうちょっとお金出して、ダブルズームか、高倍率ズームキット買ってねってお話ですね。
 そうなると、予算としては、次のクラスに入るのですが……

B)ズームキットの値段 + 一万円以上、三万円未満


 ここまで来ると、ダブルズームキット買った方が手っ取り早いっちゃぁ、手っ取り早いのですが、ニコン以外は、300mm(m4/3で225mm)クラスのレンズがラインナップにないんですよねぇ。
 ここでは、なるべく長焦点のレンズが欲しいと言う事なので、その選択肢を除外して考えていきます。
 まぁ、長焦点レンズを主に使うようになると、10万を超えるクラスのレンズが欲しくなり、手に入れてしまえば、使わなくなるレンズです。
 画質がどうのと、細かい事で悩まずに、さっさと買って、先のことを考えて楽しみましょう。


○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon、SONY、Pentax

・ズームキット + シグマ「70-300mm F4-5.6 DG MACRO」
・ズームキット + タムロン「AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro 1:2」
・ズームキット + シグマ「APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO」

 先ずは価格から、一つ目は1万円強、二つ目は1.5万円前後、三つ目は2万円前後です。
 手ぶれ補正が付いていませんが、どれもマクロ撮影が出来るレンズです。(撮影倍率が0.5倍)
 マクロに関しては別に書きます。

 あと、注意が必要なのは、ニコンユーザーは、モーター内蔵のものを買って下さい。(全てのユーザがそうだって訳じゃないんですが、値段も変わらないから、そっちを買いましょう)
 そうしないと、AFが動かないんですよね。
 ニコンに関しては、そう言う所がちょくちょく出てくるので、なるべく問題のないレンズを選んでいきます。


○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon

・ボディ + シグマ「18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSM」

 これも、さっき出てきたまんまの組み合わせ――比較用に並べておきますね。


○APS-Cの一眼レフ / Nikon

 ニコンだと、18-55mmと55-300mmのセットになったダブルズームキットもありますねぇ。
 「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」なんてレンズなんですけど、これ自体は二万円で買えるので、

 あと、もう一つ、ニコン用のレンズで、「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G」があります。
 多分55-300mmより写りが良いのでしょうけど、五万円近くしますし、18-55mmとの関係もあるので、55-300mm選べば良いかなとも思います。


○APS-Cの一眼レフ / SONY

・ズームキット + ソニー「75-300mm F4.5-5.6 SAL75300」
・ズームキット + ソニー「DT 55-300mm F4.5-5.6 SAM SAL55300」

 ニコンと似たようなラインナップだなぁ。となると、順当に、55-300mmの方が使いやすそう。
 だけどね、75-300mmの方が二万円弱で、55-300mmの方が三万円前後って所なんだよねぇ。


○APS-Cの一眼レフ / Pentax

・ズームキット + ペンタックス「smc PENTAX FA Jズーム75-300mmF4.5-5.8 AL」

 これが三万円弱。
 いっちゃぁ悪いけど、十年前の発売ですよ……まぁ、ボディ内に手ぶれ補正が付いているから、特に気にするところはないんだろうけど。


○ミラーレス / Olympus、Panasonic

・ズームキット + パナソニック「LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. H-FS45150-K」

 二万円強って所。APS-Cでは200mmに相当するから、基準外だけど、淋しいから入れちゃう。

C)ズームキットの値段 + 三万円以上、五万円未満


 なんだかんだで、素直に18-250mmとか18-270mm買っておけばいいんじゃないかなぁ……
 さっきも書いたけど、どうせ、もっと高いレンズが欲しくなるんだから、後々でも使いどころのある高倍率ズームを買っておいた方が、損は少ないと思うんだけどなぁ。
 画質がどうのってのは、「ドングリの背比べだ」とだけ言っておきます。鹿爪らしいこと言っているけど、写真の良さは、他のファクターの方がよっぽど大きいって!

 でも、別にしたい人もいるでしょう。って事で、書きます。

○APS-Cの一眼レフ / Nikon、Canon、SONY、Pentax

・ズームキット + タムロン「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」(SP 70-300mm F/4-5.6 Di USD)
・ズームキット + シグマ「70-300mm F4-5.6 DG OS」

タムロンは三万円強、シグマは四万円弱のレンズです。
 さっき出ていた、70-300mmでは、手ぶれ補正が付いていませんでしたが、こちらには付いています。

 あと、こちらはマクロ撮影が出来ないって所もあって結構痛い。
 詰まるところ、三脚撮影するかしないかと言うところになるでしょうか。300mmでマクロ撮影すると、手ぶれ云々以上にピント的に厳しいのです……(とか言いながら手持ちで撮影したりするけどさ)
 因みに、タムロンの方は、ペンタックス用だけが用意されていません。



○ミラーレス / SONY NEX

・ズームキット + ソニー「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210」

 三万円弱ですね。高倍率ズーム手に入れるよりはお安い。
 と言うか、55-210mmって、ズームキット買った人間に買わせる気まんまんのレンジですね。
 選択肢なかったので、210mmでも入れました。


○ミラーレス / Olympus、Panasonic

・ズームキット + パナソニック「LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. H-FS045200」

 三万円前後。200mmってあるけど、APS-Cだと267mm相当。
 高倍率ズーム買うよりはリーズナブル&長焦点。


・ズームキット + オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」

 四万円台半ばぐらい。m4/3の場合、フルサイズ換算600mmにもなっちゃうから凄い。
 予算的にちょっと足が出ちゃうけど、m4/3の場合、こんなに望遠側が強いんだよってお話のために入れました。



 今回は、長くなってしまったのでここまで。
 独断と偏見で、色んなレンズを無視してみた。
 例えば、200mm級の安いレンズは、レンズキットのレンズや、高倍率ズームに対して、優位な点が全く見つからなかったから外した。
 僕の結論としては、「高倍率ズームと安い単焦点レンズを一本手に入れれば、スタートアップとしてはなかなか上出来だ」って事だ。
 次回も、その結論以外の道はないのか? って事で、話を進めて行きます。
 でもなぁ、結局、高倍率ズームとの組み合わせになるんだよなぁ。

2013年5月20日月曜日

さくらとバス停



カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

 四月の写真を今になってようやく出してきた……のは、5/16まで、一本のフィルムをだらだらと使ってきたから。
 いかんですなぁ。

 君が使わないと、フィルム文化が滅びてしまうぞ!

2013年5月19日日曜日

ミッドランドスクエアからの眺望


 って事で、85mmで撮った写真をパノラマ合成しました。
 今は殆ど自動で合成してくれるのね。楽ちんです。
 合成はPhotoshopElementsでやりました。

 ただ……噛み合わせが悪いところとか必ず出てきますねぇ。
 あと、お城付近まで撮ってみたんですけど、途中で繋がりが途切れてしまって、ちょっと残念。

 で、このままだと、小さくて分かりづらいって事で、少し大きいのをアップローダー(http://www1.axfc.net/uploader/so/2895093)に用意しました。
 消えていたら、コメント下さい。一応、一年近くもつようですが……

2013年5月18日土曜日

【ニコニコ動画】逆チルト撮影~タイムラプス


 なんか、折角撮ったから……的な感じで作った。
 いろいろとご免なさいorz

 こっちが以前作ったヤツ。
 こんなんで、一日分のネタにするなんて、どんだけネタ切れ起こしてるんだよ!

2013年5月17日金曜日

一眼(レフ)は何を選べば良いの? その4 ~ 具体的なレンズのお話

 今まで書いてきた事の焼き直しだから、今まで読んできてくれた人にとっては、「またか」って話なんだけど……


○高倍率ズーム

 メーカー純正のキットの方が、気分的にもいいけれど、「テレ側が若干短い」 or 「予算オーバーになる」なんて人の為に、サードパーティから幾つかの商品が出ている。

 先ずは、タムロンというメーカーから出ている、「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO」と言うレンズ。
 ニコン、キヤノン、ペンタックス、ソニーの一眼レフ用が用意されている。
 このレンズ、なんと価格コムで見ると、1万5千円を切っている。(アマゾンでも1.5万円強)
 と、言う事は、ボディとコレだけと言う選択肢にすると、純正のダブルズームキットより安く揃えることが出来る。
 ただ、手ぶれ補正が付いていないと言うところは注意が必要。ニコンとキヤノンは手ぶれ補正機能がカメラのボディ内に内蔵されていないから、レンズに付いていないと厳しいのだ。


 次に出てくるのが、シグマというメーカーの……

「18-125mm F3.8-5.6 DC OS」或いは「18-125mm F3.8-5.6 DC HSM」

「18-200mm F3.5-6.3 II DC OS」或いは「18-200mm F3.5-6.3 II DC HSM」
 「或いは」と言うのは、先の手ぶれ補正が付いているか付いていないかの違い。
 ニコン、キヤノン用は手ぶれ補正付き、ソニー(一眼レフ)とペンタックスの場合は手ぶれ補正の付いていないレンズが用意されています。

 18-125mmと18-200mmは値段も重さも殆ど変わらないから、18-200mmの方で良いでしょう。
 値段は三万円弱なので、安さ優先という目的は、この辺からお別れしなくてはいけません。



 四万円台に入ってくると、以下の三つが登場します。

タムロン「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD」
シグマ「18-250mm F3.5-6.3 DC OS」或いは「18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM」
 タムロンは、ニコンとキヤノン向けしかありません。
 そして、キヤノンは18-200mmまでしかないので、それより望遠側が欲しい人は、こちらを選べば良いでしょう。
 ニコンは、18-300mmなんてレンズも用意していますが、単体で買うと七万円台後半となります。(基本性能もこちらの方が上なので仕方ないのですが……)

 そして、シグマの18-250mmは、ニコン、キャノン向けに手ぶれ補正付きのものとなっていますが、それなら、18-270mmでいいんじゃないかな? とも思います。この辺は好みですね。
 他には、ソニー(一眼レフ)用とペンタックス用が用意されていますが、ソニーは純正の「DT 18-250mm F3.5-6.3 SAL18250」が四万円で手に入っちゃうんですけどね。(必然的に、ペンタックスはコレを選ぶか純正の18-135mmを選ぶのかの二択になります)



 ここまで来て、18mmスタートじゃなくて、もっと広角なのが欲しい! って人もいるでしょう。
 トキナーと言うメーカーから「AT-X 16.5-135 DX」(16.5-135mm)なんてレンズが出ています。
 尤も、五万円前後と言うお値段なので、懐具合と何を撮りたいのか? と言う問題になりますね。
(ニコン用とキヤノン用の二つだけです。あと手ぶれ補正もありません)

 ソニーの一眼レフ用ならば、「DT 16-105mm F3.5-5.6 SAL16105」が四万半ばで出ています。
 結構魅力的なレンジですね。むしろ、コイツをレンズキットに入れておけよ! って勢いですね。



 飛行機や、総火演、撮り鉄だの、舞台の上のアイドル、ゆるキャラだのを撮るって趣味の人は、最初から18-270mmを買っておいた方が、色々と苦しみも減ると思います。
 300mmまでの望遠ズームは、純正品でも1~3万円の範囲で手に入ったりするのですが、あまりオススメしません。
 18-270mmと別にして買うべき価値のあるレンズとなると……十万円以上するタイプになるので、隗より始めよと言う事で、このレンズ(ニコンのカメラで余裕があるなら、18-300mm)でよいのではないでしょうか?



 さて、一眼レフじゃなくて、ミラーレスはどうなんだ? って話ですが、ソニーの場合は、タムロンの「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC」ってレンズが五万円強だったりします。
 結構しますね。でも、純正の「E18-200mm F3.5-6.3 OSS SEL18200」なんてレンズが六万円強って所を考えると、致し方ないのかも……
 今のところ、このレンズがカメラとセットで販売されていないんですよ。

 m4/3に関しても、パナソニックが14-140mmのレンズキットを用意してあるだけですね。
 しかも、この高倍率ズームが入ったキットって、上位機種限定なんです――ただ、レンズだけでも6-7万円するので、そう考えると、かなりお買い得だと見る事も出来ます……って何か怪しい勧誘みたいになってますね。
 因みにオリンパスは、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」なんてレンズを出していますが、これも六万円台。


○単焦点レンズ

要は、明るいレンズを使いましょうってお話で……
 それで、こんなこともあろうかと、ちゃんとその手の表を用意してあるんですよ。
 三月までのデータですけどねhttp://la-camerae-obscurae.blogspot.jp/2013/03/5f28.html)。

 メーカーもこの辺はちゃんと考えていて、純正なのにお値打ちなレンズを用意してあるんですよね。
 例えば、ニコンの35mmF1.8とかキヤノンの50mmF1.8とか。
 こういうレンズを買うと、もっと上位のレンズが欲しくなると言う事で、「撒き餌レンズ」なんて呼ばれます。
 ミラーレス専用のレンズは、数が少ないけれど、シグマから専用のレンズが出てきているので、今後は、少しずつ拡充されていくことでしょう。
 そうそう、m4/3なら、「ボディーキャップレンズ BCL-1580」って言う、写真が撮れるレンズキャップが五千円で手に入るんです。写りも悪くないので、遊び抜きで買ってみても損はないと思います。

 これらは、二万円、三万円(場合によっては一万円を切った値段で)売られているので、単焦点が自分に合うかどうかを見極めるためにも、一本は買っておいた方が良いと考えます。


○標準ズーム ~ 明るいのとか

 いやぁ、そんな予算なんかねぇよ! 標準ズームだけで十分だ!
 って人には、タムロンの「SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] 」か「SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical [IF] 」を選ぶと良いでしょう。
 このレンズは、レンズキットのレンズとほぼ同等の画角ながら、より明るいと言う特徴があります。
 この明るさは、背景をぼかして撮るのに便利で、例えばポートレート(と言うか、イベントでコスプレの写真撮りたいとか、ドールの写真撮りたいとか)って時には、なかなか便利な武器となります。
 
 前者は、ニコン、キヤノン、ソニー、ペンタックス(の一眼レフ)の標準ズームで、手ぶれ補正が付いていません。
 これじゃぁ、ボディ内レンズ補正のないニコンとキヤノンに不利だって事で、手ぶれ補正が付いたのが後者となります。
 値段は、前者が二万五千円前後、後者が三万円前後となっていますから、ニコン、キヤノンの人は手ぶれ補正付きを買っておいた方が良いでしょうね。

 また、もう少し出せるという人は、シグマの「17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」を買うのも悪くない選択肢です。こちらは、広角側にも望遠側にも、レンズキットのレンズより余裕がある画角です。また、これも明るめのレンズで、手ぶれ補正も付いています。
 ニコン、キヤノン、ソニー、ペンタックスの一眼レフに対応していて、四万弱と言うお値段。


 ソニーのミラーレスに関しては、「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650」ってのが、三万円台で手に入ります。
 m4/3は、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」三万円強とあって、どちらもお求めになりやすいので、サードパーティが這入り込む余地はなさそうですね。


○広角ズーム
 最低でも四万円からって所なので、スタートアップのレンズに含めて良いか怪しいけど……
 単焦点なら安くなるか? って言う事は全然なくて、むしろ高い物しかラインナップされないという、なかなかの修羅の道。

 軽く紹介していきます。


シグマ「10-20mm F4-5.6 EX DC HSM 」
四万弱……ニコン、キヤノン、ペンタックス、ソニー(一眼レフ)

タムロン「SP AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF] 」
四万前後……ニコン、キヤノン、ペンタックス、ソニー(一眼レフ)

トキナー「AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4」
五万弱……ニコン、キヤノン

AT-X 116 PRO DX II 11-16mm F2.8
五万強……ニコン、キヤノン

トキナー「AT-X 124 PRO DX II(12-24mm F4)」
四万前後……ニコン、キヤノン

ソニー「DT 11-18mm F4.5-5.6 SAL1118」
五万弱……ソニー(一眼レフ)

オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」
五万前後……m4/3


 広角レンズが大好きだ! って言うのが分かっているなら、単焦点レンズやめて、こっちを狙うのは悪くないですね。(初心者がそこを見極めているかどうか微妙ですが)


 さて、ここまで書いても、まだ話を引っ張ります。
 次回は、具体的な組み合わせのお話。

2013年5月16日木曜日

一眼(レフ)は何を選べば良いの? その3 ~ 実際のレンズは?

 今回は、具体的にどんなレンズを買えば良いのか? ってお話。


①取り敢えず、ダブルズームキットを買うのはやめておけ。

 ダブルズームキットは、APS-Cなら18-55mmと55-200mmのセットが多い。望遠側が少し伸びて、55-250mmや55-300mmなんてセットもある。
 m4/3の場合は、14-42mmに40-150mmである。(画角としては両者、大体似たような所だ)


 言いたいのは、他で代用が利くのに、わざわざレンズ交換する必要ないじゃん……って事。
 「レンズ交換式のカメラは、レンズが交換できることが一番の特徴なんだから、交換を渋ってどうするんだ!」って意見もあるだろうけど、それは「それがないと撮影出来ないもの」の為に選択されるべきだ。

 とは言え、高倍率ズームキットが全てのカメラに用意されているかというと、そういう訳でもない。
 また、ここで、一つ考えよう。
 自分は、200mmや300mmと言う画角がどうしても必要だろうか?
 別のレンズキットの、105mmや135mmなんかでも悪くないかもしれない。ひょっとすると、身近なものしか撮影しないなら18-55mmでもやっていけるかも知れない……

 そうなれば、無理矢理、超望遠を必要としないかも知れない。逆に、もっと大きな望遠レンズが必要となれば、安物の望遠レンズなんて買わずに、そっちを買った方が良い。

 その辺を切り分けて考えるべきだ。
 勿論、大抵の場合、ダブルズームキットの方がお安いが、後に手持ちのレンズが増えたとき、持ち運びの便に頭を悩ませる事になる。
 また、後に高倍率ズームを買うと、この18-55mmや55-200mmは全く使わなくなる。
 売ってもそんなにいい値段にならないから、全体的に見ると、無駄な買い物となってしまう。


②単焦点レンズのセットはよい

 さて、標準ズームに加えて、単焦点レンズをセットにしたキットの話だ。
 望遠の必要性がそんなに高くないって人には、お勧め出来る。
 キヤノンの場合は18-55mmに50mmF1.8(中望遠)と言うセットがあるし、ニコンは18-55mmに40mmF2.8のマクロレンズが入っている。
 m4/3の場合、14-42mmに、14mmF2.5や17mmF2.8なんてレンズを入れたキットも存在している。
 勿論、欲しいカメラがこういうキットを組んでいない場合は、個別に買う必要が出てくるが、キットは個別に買うよりも安く手に入るのだから、これは悪い選択肢じゃない。

 確かに50mmF1.8の上には50mmF1.4があり、17mmF2.8の上には17mmF1.8なんてレンズがあるから、少し予算オーバーしてもそちらを選ぶと言うのも悪くない。
 とは言え、自分が単焦点レンズに合った体質かどうか、と言うのは、実は沢山撮ってみない事には分からない。
 ズームレンズを専ら使っていても、良い写真を沢山撮る人もいるし、単焦点が大好きって言う人もいる。
 どっちが良いって訳じゃなくて、どっちが自分にとって楽しいかなのだ。その辺の好みを知るために単焦点レンズを選ぶなら、このぐらいのレンズでも良いし、他に別売りのレンズを買い足しても良い。
  どういうレンズが良いかは、次回お話しよう。


⑤広角レンズキットは?

 場合によっては、広角レンズが付いてくるキットもある。
 これは、やっぱり好みの問題じゃないかな? と言う点でもある。

 キヤノンの7Dは、15-85mmが付いてくるレンズキットがある、広角側でも生きる高倍率レンズだ。
 ポートレートやスナップでは、18-200mmより使いやすいかも知れない画角だ。15mmと言うと超広角に片足を突っ込んでいる画角だ。

 ソニーのNEXシリーズの場合は、16-50mmのパワーズームキットと、これに55-210mmを加えたダブルズームキットがある。
 僅か2mmの差だと言えるけれど、18mmから見れば11%の差である。しかも、この画角をカバーできるのは、10-18mmF4と言う、七万円近くするレンズしかない。逆に、このレンズを買う予定があるというなら、気にしないで良いかもしれないが……そこまで先のことなんか考えられないよね?

 あとは、オリンパスから12-50mm、パナソニックから12-35mmと言う、APS-Cで言う所の16mmから始まるレンズを用意している。
 広角側が好きなら、これらのレンズを中心にして、望遠を気にしない(or別に買う)と言う手がある。

 何にしても、望遠レンズに比べて広角レンズの方が高いものですから、広角中心に先のことを考えるのは悪くない。


④ボディとレンズ別々に買うってどうよ?

 既にレンズを持っているなら……という話は、今回はしない。初めてカメラを買う人用の話にする。
 それで、ボディのみとダブルズームキットがどれぐらいの値差があるか? って話だけど、カメラによって大幅に違うからなぁ……二万ってのもあれば二千円ってのもある。
 と言う事は、その制限の中で探さないと損なのか? ってなるけど、先に書いたように、後々無駄になるコストを考えると、そうではない。

 また、レンズが更に余分に買えるなら、前モデルを買うって手もある。
 とは言え、スペック値に目移りしてしまうね。
 カメラがモデルチェンジすると、前のモデルより使いやすく、多少綺麗に写るようになるのは間違いない。
 でも、レンズを交換すれば、そのレンズがなければ撮れない画角や絞りで撮影が出来るのだ。
 18-55mmでは、どう頑張っても40mmF2.8のマクロ撮影も、50mmF1.8のボケも手に入れる事は出来ない。

 多分、近いうちにまとめると思うけれど、カメラの装備には、「出来なかったことが出来るようになる」 装備と「出来るけど便利になる装備」そして、「今より綺麗に写る」の三種類がある。
 初心者は、なるべく「出来る事」を増やす方向でレンズや装備を買い足して欲しいと思う。



 と、言う所でオススメのレンズのお話になる。
 でも、長くなったから、それは次回って事で……

2013年5月15日水曜日

一眼(レフ)は何を選べば良いの? その2 ~ 焦点距離の話

 レンズの焦点距離の話をしよう――18mmとか50mmって数字で示すアレです。
 焦点距離は、画角を決定する。
 画角とは、レンズを通して見える景色の大きさのこと。
 広々と写るのを広角、人間の目に近いモノを標準、遠方が写るものを望遠と呼びます。

 画角の度合いを示すのに、通常、焦点距離という数字を使い、その数字が小さければ広角、大きければ望遠と言うことになります。
 何で、その数字になっているのか? って説明は長くなるので、ここでは省きます。

 で、具体的に何ミリがどうなんだよ! って事なんですが……それはカメラのセンサーサイズによって違ってきます。
 センサーサイズって言うのは、レンズを通した光を拾うセンサーの大きさのことで、細かい事を割愛するけれど、これが大きいカメラほどゴツイ傾向にある。(あくまで傾向だけど)


・フルサイズ
 (もっとセンサーの大きいカメラもあるけど、)家電量販店が普通に売るカメラの中では、これが一番大きい。
 性能に関しても、この「フルサイズ」って言うのを売りにしているから、知らず知らずのうちに、このカメラを買う人はいないと思う。
 基本的に大きめの一眼レフカメラがコレである。
 代表的なのは、Nikon D4、D800、D600。Canon EOS-1D X、5D Mark3、6D。SONY α99となっている。


・APS-C
 少し小さめのセンサー。
 フルサイズじゃない一眼レフカメラは、大体コレ。
 Nikon、Canon、SONY、Pentax辺りのメーカーが出している。

 ミラーレス機では、SONYのNEXシリーズ、Canon EOS M、FUJIFILM Xシリーズがそうである。


・マイクロフォーサーズ
 m4/3なんて書き方をする。
 昔は、マイクロじゃないフォーサーズなんて規格の一眼レフがあったが、多分、もう出てこないんだろうなぁ。
 センサーサイズは更に小さい。
 でも、一部のプロは「これでも充分仕事が出来るよね」みたいな事を言っている。まぁ、プロが言ったから正義ってこたぁないけどさ。そう言うポテンシャルはあるって事。

 日本のメーカーなら、OlympusとPanasonicのカメラがコレ。


・その他
 もっと小さいモノとして、Nikon 1とかPentax Qなんてのもある。
 どちらもミラーレスカメラで、小ささを売りにしている。


 そんな訳で、如何に大体の換算表を用意した。
 ただ、何処から何処の範囲を標準と呼ぶか、広角と呼ぶか……と言うのは、人やメーカーによって微妙に異なってくる。だから、参考までに……と言う風ではあるけど。

サイズ超広角広角準標準標準中望遠望遠超望遠
フル
サイズ
~2424~3535~4040~6085~100135~300400~
APS-C~1616~2323~2828~4350~8590~200300~
m4/3~1212~1818~2020~3040~5070~150200~
Nikon1~99~1313~1515~2230~3750~110150~

 具体的な数字については、焦点距離換算表を用意したので、気になる人は、使ってみて下さい。


 ここで、次回に向けて簡単な用語説明……って言うか、知っておいた方がよい知識とか。


○焦点距離
 なんと、焦点距離がカメラから被写体までの距離だと思っている人もいるみたいですが、違います。
 かといって、レンズからカメラまでの距離かというと、そういう訳でもないんです。
 細かい説明は長くなるので、先の表を見て、数字が小さいほど広角で、大きいほど望遠だって事ぐらいを理解していれば大丈夫です。


○単焦点レンズ
 焦点距離が変更できないレンズのこと。
 50mmなら、50mm以外の焦点距離で撮影する事が出来ない。
 一般的に、ズームレンズより画質がよく、背景をぼかして写真を撮りたい時、上手く望み通りの写真が得られる。


○ズームレンズ
 焦点距離が変更できるレンズのこと。
 18-55mmみたいに、広角側の焦点距離と望遠側の焦点距離を並べて書く。
 因みに、一番広角側の焦点距離をテレ端と言い、望遠側の方をワイド端という。


○標準レンズ/標準ズーム
 先にあるように、フルサイズで50mm前後の画角のことを標準レンズと言います。(APS-Cだと35mm前後)
 レンズキットに標準的に付いてくるレンズだから標準レンズと言うわけではありません。(付いてくるのは普通、標準ズームだけど)

 因みに、この画角は片目を瞑って見た時の視野に近いとされます。
 また、両目で見た時に近い画角は、準標準レンズと呼ばれたりします。(この辺には多少議論の余地があるようですが)

 標準ズームは、広角域から中望遠に掛けての画角をカバーするレンズで、APS-Cのカメラでは、18-55mm、m4/3では14-42mmのレンズがよく用いられます。


○高倍率ズーム / ズーム倍率
 コンパクトカメラでも、「○倍ズーム」なんて言葉を見かけますが、これは、テレ端の焦点距離が、ワイド端の焦点距離の何倍あるか、を示した数字です。

 当然、倍率が高いほど便利ですね――当然、画質も劣化するのですが。
 とは言え、レンズキットに付いてくる標準ズームの画質も知れたモノですので、あまり気にするような話じゃないですけど。

 よく見かける言い方では、十倍とかそれ以上の倍率を高倍率ズームと呼んだりしますが、五倍以上もあれば、大体高倍率だって言えますね。
 各メーカー、APS-C用に18-200mmなんてレンズを出しています。ニコンに至っては、18-300mmなんてレンズも出しています。

 通常、高倍率ズームは、広角域から望遠域までをカバーするものですが、50-500mmなんて言うレンズも世の中にあります。

 ダブルズームを買った人が、コレに手を出すと、今までの二本を放りだして仕舞うものらしいです。


○広角ズーム / 望遠ズーム
 その名の通り、広角域のズームと、望遠域のズームのことです。

 広角ズームは兎も角、望遠ズームは安い(一万ちょっとから三万弱)ものが一通り揃っているので、今は買わずに、後で買うって手もあります……
 でも、そこまでするなら、高倍率ズームにすればいいかなって話ですが、その辺については、次回考察しましょう。


○絞り / レンズの明るさ
 細かい事は説明しませんが、「F2.8」とか「F5.6」とかって言う数字を見て下さい。
 普通は、これが小さなレンズほど、お高いレンズになります。
 それは、これが小さいほど、背景(または前景)をぼかした写真を撮る事が出来るからです。

 この値を「F値(えふち)」とか「絞り値」とか言いまして、数字が小さい程「明るいレンズ」なんて呼び方をします。
 明るいレンズほど、様々なメリットが出てきますし、高いレンズほど写りも良くなります。
 この辺の因果関係を語ると、長くなるので、ざっと、「明るいレンズは良いレンズ」だと思っていれば良いでしょう。


○手ぶれ補正
 あればあったで嬉しい機能。特に、望遠になればなるほど、手ぶれはシビアになります。
 ただ、多くの場合、カメラの持ち方で手ぶれは随分改善されたりします。「手ぶれ補正を求めるとは軟弱者!」とまでは言いませんが、本質的にはもっと便利な使い方の為にあります。
 この辺は、勉強していくとおいおい理解していくので、ここでは解説しないこととします。

 それで、これがアリとナシでそんなに値段が違うのかと言うと、そうでもないです。


○レンズマウント
 「カメラの規格」だと理解すればよろしいでしょう。
 以下のような関係にあります。
 相互利用は……基本的に無理だと思っておいて下さい。
 ミラーレスの場合は特別で、同じメーカーの一眼レフのレンズを取り付けるための道具が売られています。

一眼レフミラーレス
ニコンFマウントNikon1マウント
キヤノンEFマウントEF-Mマウント
ソニーAマウントEマウント
オリンパス
パナソニック
フォーザーズマイクロ
フォーザーズ
ペンタックスKマウントQマウント
富士フイルム   -Xマウント

 フォーサーズの事を4/3と略します。マイクロフォーサーズはm4/3です。
 他にも色々と細かいルールがありますが、一番手っ取り早いのは、店員さんに聞いてみることです。流石に、その辺を理解していないお店は、レンズ交換式のカメラを売っちゃいけないし、買わない方が良いでしょう。

 大体、これぐらいの説明で、次回のお話に対応できるでしょう。
 もう一度言いますが、今回お話しするのは、APS-Cとm4/3に限定してお話しします。
 他は、基本的に純正品しか選択肢はありません。売られていても、初心者は手を出さない方が良いレンズばかりなので……

2013年5月14日火曜日

一眼(レフ)は何を選べば良いの? その1 ~ カメラ選びネタ再び

 特に変わるところはないけれど、定期的に書いては、完成度を高めていこうかなと考えている。

 こう、適当にRSSリーダーで引っかかる記事を見ていくと、2月に1回程度の頻度で、カメラ選びネタが出てくる。
 んでもって、その中でわりかし見られる傾向は二つ。

①ミラーレス蔑視
②余裕があるならなるべく高いカメラを買え

 って言うのがある。


 ①から言うけれど、ミラーレスで撮った写真と、一眼レフで撮った写真ってきっちり区別が付くの?
 って話がある。そりゃぁ、まぁ、ああいう手合いが言う「性能」は、一眼レフの方が高いだろうけど、具体的にどのぐらいの人が、その「性能」を活かせてるんだろう?

 ってことで、フルサイズ一眼レフとミラーレスのブラインドテストをやっているブログを見つけたので紹介。
おお『空』見よ~レンズ比較(http://sa55z.exblog.jp/17761855/)
・GF2 + Panasonic G20f1.7
・D700 + Nikon50f1.4D
・D700 + Sigma50f1.4
 それぞれで撮った、三枚の写真が並んでいます。区別が付くかな?

 そして、それを踏まえて、②の話になるのだけど、沢山お金を払えば、多分、「性能」は上がるんだろう。

 でも、その「性能」って具体的に何なの? それがどれぐらい写真の画質に反映するの? そして、その画質が作品作りに於いて、重大な意味を持つの?
 そもそも、そうした「性能」や「機能」って本当に必要なの?

 多分、ああいう人は、そういう所でどもりながら、被写界深度がどうのとか、AFスピードがどうのと言うだろう。
 確かに、そう言う部分があるだろう。だから、「よいカメラ」を欲しがる気分も分かる。

 でも、それって、カメラに対するステータス性の言い訳じゃないの? ブランドもののバッグが優れているのは、それに対して"名前"が付いていると言う限りに他ならない。
 確かに、いいものは長持ちするし、どんな服に合わせる事だって出来るだろう。しかし、近年の動向を見ると、一年遅れれば価値が大幅に下がるなんて話は、決して珍しくない。
 それならば、無名でも技術のあるお店でスーツを仕立てて貰い、老練な職人によるハンドメイドのバッグを選ぶべきなのだ。

 僕から言わせて貰えば、スナップショットには一眼レフなんかより、高級コンデジの方が優れているし、それ以上にRollei35Sの方が"性能"はよい。
 「性能」とは、スペック表に現れるものでも、当然値札や看板に現れるものではない。


 最後に、下世話な話で、「写真をやっていると、どうせ高いカメラが欲しくなるんだから、先に買っておいた方がいい」なんて言葉も聞こえる。
 どうだろうか? D90を買った人が(レベルアップと称して)次に欲しがるのは、(その当時の主力であった)D700ではなく、その後に発売されるD600やD800ではないだろうか?
 それに、別にカメラのレベルアップを求めるかどうかは、「写真趣味」か「カメラ趣味」かの違いによって、方向性が異なる。
 D90を持っている人が、D5000やD7000を選ぶ可能性は充分にあるのだから。


 さて、また、ファッションの話に戻ろう。
 ファッション感覚という言葉は、概ね「軽薄で即物的な感覚」として馬鹿にされる。
 しかし、形がない思想なんてものは、大体インチキ臭い騙しのテクニックだ。
 服装に限らず、「自分はこういう人間である」と言うポーズは、全てファッションであり、自身を「ヲタク」だと強く自認すれば、それが自分の"格好"となるのだ。
 だから、(滲み出る雰囲気を含めた)「外見」は重要である。

 そもそも、高級な一眼レフを持ちたがるのは、自分は経済力があるのだと他の人に見せつけたいが為に持つ人が殆どである――そうでないアマチュアが多いなら、世の中はもっと上質な写真で溢れかえっているはずなのだから。


 と、言う訳で、己のファッションに合ったカメラを選ぶのが肝要である。
 そこには、当然、重たさや持ち運びのしやすさも関わってくる。
 写真は、結局、撮るほどに上手くなるし、持ち歩く時間が長くなるほど、良い写真を撮るチャンスが増えるのである。


 さて、そこまで話しても、迷うモノは迷う。
 最終的には、予算に合致するカメラがどれか? と言う話になりそうだ。

 ここで、僕が押すのは、一段階カメラのレベルを落として、レンズを余分に買うと言うことである。
 レンズ交換式のカメラならば、レンズを交換して様々なシチュエーションで使い分けるのがよい。
 大体、写真はカメラで撮る以上に、レンズで撮っているのだ。カメラを換えても、それが同じ規格のカメラである限り、レンズは使い回すことも出来る。

 ――と書くと、ダブルレンズキットでいいじゃないか? と言う話になりそうだが、僕はそれを買うなら、高倍率ズームを強く推奨する。
 値段的に、大きな値段差はないし、どの道、レンズキットのレンズならば、純正もサードパーティも大きな性能差はない。
 画質云々で言えば、確かに劣るかも知れないが、その分、フットワークや利便性、荷物の軽減が図れる。二本のレンズを持ち運ぶなら、それを一本にまとめて、他に好きなレンズを一本追加した方が絶対的に楽しく遊べるはずだ。

 と、言う事で、次回は(過去にも同じような話をしたと思うけれど、)レンズの違いと、その前段となる基礎知識を書いていく。次に、具体的な値段差について、なるべくリーズナブルになるような組み合わせを考えていこう。

2013年5月13日月曜日

【着ぐるみ注意】また撮りに行ってきたりしたよ

 全部上げていると、ドールリッチな写真ブログが、着ぐるみブログになってしまうと言う危険を感じたので、ダイジェスト。
 知人より、入れ込みすぎて何かあると心配だとの声もあり……そこそこの所で止めていくつもり。いやまぁ、他が避けるか。

 写真については、殆どが28mmF2.8(換算42mm)で撮りました。
 間合い的にも準広角が使いやすいんだなぁと言う事ですね。Rollei35sも40mmだし、この辺りの画角が僕に合ってるんだなぁ。
(万が一、フルサイズなんて買ったら、手持ちの45mmPレンズを使うか、ULTRON40mmF2なんか調達しそうで怖いです)

 んで、28mmだから、被写界深度は充分。何だかんだで、開放で撮りました。結果が同じなら、5.6ぐらいまで絞った方がカッチリ来たかもですけど。

 人間(?)にしても、人形にしても、こう、エロい感じに撮れない人ですね。私。
 いやぁ、なんか、ベタな写真しか撮れんのだなぁと凹みつつ、なんか、こう、性懲りもなく、次の機会を狙うのでしょう。













 お約束のPCレンズの逆チルト撮影。
 今回は俯瞰で撮れました。人形っぽく出来たかなぁ。


 その他の写真は、こちらより……
着ぐるみ

2013年5月12日日曜日

最短撮影距離で写る範囲~マクロレンズって本当に必要?

 タイトルの通り、最短撮影距離で撮影した時、どれぐらいの範囲で写真が写るか? と言うお話です。
 小さいモノを撮る時、何でもかんでもマクロレンズを用いればいいと思われがちですが、マクロレンズでなくても撮れるかも知れないし、逆にマクロレンズでも撮れない可能性もあるのです。


先ず用語の解説。

・撮影倍率
 実像の実物に対する大きさ。
 等倍(1倍)の場合、センサー上には実物と同じ大きさで像が投影される事になる。

・最大撮影倍率
 レンズのスペック表で、単に撮影倍率というと、最大撮影倍率の事を指す。
 最短撮影距離で撮影した時の倍率。
 つまり、36mm x 24mmのセンサーで等倍撮影する場合、写真に写る範囲(画面一杯になる大きさ)は36mm x 24mmとなる。

・マクロレンズ
 メーカーによって呼び方が変わるが、通常は最大撮影倍率が1/2倍以上のレンズを指す。
 最近のレンズは殆ど等倍撮影。


 以上の事を踏まえて、カメラとレンズの組み合わせによって、どれぐらいの範囲が写真に収まるのか? を数字と図形で表示させようって言うスクリプトを用意しました。
 最短撮影距離で撮影すると、その範囲が画面一杯の大きさになると言う訳です。


 撮影倍率は、通常の場合、左右のテキストボックスのどちらかに入力すれば、計算してくれます。

 左側のテクストボックスには、最大撮影倍率が0.5倍とか0.35倍なんて、スペック表に書かれている時に入力して下さい。

 右側のテキストボックスは、シグマのスペック表にあるように、「1:5」なんて表示がされている時は「5」と、ニコンのスペック表にあるように「1/3.2倍」なんて時には「3.2」と入力して下さい。

 三つ目のプルダウンメニューで、カメラのセンサーサイズを指定します。
 最近のカメラでならば、パナソニックかオリンパスは「4/3」を、フルサイズのカメラは「Full」、ニコンのミラーレスなら「Nikon1」、それ以外、ニコン、キヤノン、ソニー、ペンタックス、富士フイルムは、「APS-C」を選んで下さい。
 APS-Cはカメラによって多少異なりますが、大きく変わらないのでこんなもんだと思って下さい。

 ブラウザとディスプレイの設定に問題がなければ、下に表示される青い四角の範囲が、リアルなサイズになるはずです。


・最短撮影距離で撮った時に映るサイズ
撮影倍率:[倍] or [1:] =36mm x 24mm
写る範囲


2013年5月11日土曜日

写真撮影技術10「シャッタースピード」

ニコニコ動画


YouTube


 と、言う事で、動画第十弾です。
 今回はシャッタースピードをネタにしました。
 そんなわけで、以下にこのネタのために撮影した写真を追加……NDフィルターを使ってシャッタースピードを無茶苦茶遅くしたらどうなるの? って写真です。






 噴水とか、滝でこういう話するのってベタ過ぎですが……


 こっちは、名駅のコンコースで20秒も露出しました。
 待合の二人だけが写っていますが、本当は多くの人が行き交っていました。


ダゲールが1838年に撮影したパリのブールバードデュ寺院のある通りの写真を思い出しますね。
世界で始めて写真に写った人(1838年):カラパイア(http://karapaia.livedoor.biz/archives/51782408.html)
この写真に写った靴磨きと、靴を磨かれている二人が、人類で初めて写真に写った人間と言われています。
この時の露出時間は、日中でも10分を超えていたと言います。

 これを利用すれば、人通りがある所で、ドール撮っても誰もいない風な写真が撮れるね!

2013年5月10日金曜日

【ドール】ランの館行ってみたけど……




 不思議と構成とか思いつかなくて、さっさと退場しました。
 場所は悪くないんだよ! 花とか綺麗だし!
 多分、体調的な問題かも。いつもよりカメラが思い気がしたし。

2013年5月9日木曜日

2013年5月8日水曜日

【着ぐるみ注意】具体的にどんなミスを私は犯したのかな

 今回は、没ネタの何が悪かったのかを書き出して、次回へ繋げようというお話。
 偉そうな顔して、どうにもなんねぇ写真を結構撮ってるんですよね。
 笑いたければ笑え! 的な事で……



 顔に美しくない影が出来ていていますねぇ。
 レフとか使うべきでしょうかねぇ……こんな所で使えませんが。撮れないなら撮らないって決断をすべきだ。(モデルをノセる為に、無駄玉切れって話も聞きますけど)



 頭を切るように線が走っていますねぇ……
 大体、構図的に何だよ。って感じでも。


 背景のゴミ袋が目立ちますねぇ。誤魔化しは利かないモノです。
 ざっと、この三パターンが目立ちました。

 おさらい……背景に気をつけよう。光の具合に気をつけよう。
 と、言う事です。

2013年5月7日火曜日

【着ぐるみ注意】撮りに行ってきたりしたよ(後編)~逆チルト撮影

 他に敗因と言えば、動く被写体をマニュアルレンズで撮る機会が少ないから、しくじったってのもあるかなぁ……でも、85mmで蝶々とか撮ってるしなぁ。
 精神的な安定度の問題か? 慣れか?




 そんでもって、念願の人形っぽく撮るってアレを実現してみた。PCレンズで撮ったホンマモン(?)の逆チルト撮影ですよっと。
 でも、PCレンズで撮る意味ってあるんっすかねぇ。
 いやぁ、コレでもそんなに……って感じはあるので、俯瞰で撮れるところで撮りたい!

2013年5月6日月曜日

【着ぐるみ注意】撮りに行ってきたりしたよ(前編)

 奇異なものを撮るなとか、誰もが撮影するようなものを撮るなとか、散々言ってきたクセに、何を撮っとるんだ!
 とか叱られるかも知れないけど、それはそれ、これはこれで……

 いやぁ、マトモに人間(?)を撮影したの久し振りだから、採用率5%だよ。
 相変わらず、シャッター切らない人で、100カット程度しか撮ってない。
(普通、この手の撮影会だのオフだのは数百枚オーダーが普通だし、ドール何ぞの撮影会でも、それぐらいは撮ってそうな話を聞く)

 それはまぁ、兎も角、冷静に考えると、キッツイ写真ばかり撮っている。
 第一に、顔にきったねぇ影が出来たりね、第二に、あんだけ頭に刺さるような線を入れるなって念じているのに、いざ撮影になると、すっかり忘れていてね。馬鹿だねって。
 50mmでオーソドックスに撮ったり、10-24mmで奇をてらってみたりしたけど、どいつも失敗。
 いやぁ、修行が必要だねぇ。


 モデルはここ"ふしみ"ちゃん(http://hirokouji.blogspot.jp/)です。




 なんだかんだで、28mmが調子良い。
 もう良いよ、人撮るならこのレンズで……

2013年5月4日土曜日

ねんがんのフラッシュをてにいれたぞ

 IMPOSSIBLE FLASH BAR BY MINTを手に入れました! これで室内だろうが、夜間だろうが撮影しまくれると言うモノです……ってな事、調子に乗ってやると、フィルム代がエライ金額になってしまうのですが。高いよorz

 カメラにセットするとこんな感じ。この状態でもたためるけど、基板一枚分でしか繋がっていないので、その状態のまま運ぶのは危険。

 名駅のヴィレッジヴァンガードに置いてありました。
 カメラ関係に力を入れているのは、何だかんだであのお店が一番ですね。新しいポラロイドカメラも入っていました。入門セットと言って本体とフィルム、バッグが付いて四万幾らってセットがあったりと、結構良いお値段です。
(トップカメラでソナー付きSX-70が1万円、636closeupやあの手のボックス形カメラがジャンクで200円とか500円とかで落ちてます……状態が良いとは決して言えませんが)


 で、一枚目はシャッターボタンをしっかり押していなかったので、フィルムが排出されませんでしたorz
 そんな事で、多重露光。まぁ、こういう写真ですよって事で<負け惜しみ


 そんでもって二枚目……距離が短いからLoモードで撮ればいいよね。
 って判断したのが間違いだったorz

 さて、細かいスペックですが、GNは18と12のどちらかを選択する方式。
 単四乾電池を二本使用し、アルカリ乾電池の場合はチャージ時間は、Hiモードで20秒、Loモードで10秒。
 色温度は5600Kらしいです……ってポラでソレ気にする人いますかね?
 PX70/PX100系フィルムでは、最短撮影距離から0.6mまでLoモード、0.6mから2mまでがHiモードと言う事になってますが……二枚目の写真からするに、もう少し近づいた方がいい気がする。

 PX680/PX600系フィルムではLoモードが基本の発光なるそうですが、どの距離まで行けるのかは、「TRY IT!」とあっていい加減です。
 SX70に600系フィルム入れてNDフィルターを入れた場合は、PX70系と同条件になります。


 折角、ポーズを付けて貰ったので、デジカメの方でも撮影しておきますね……ってのが以下の二枚。


2013年5月2日木曜日

29日のドール撮影-後編

 久屋大通は、もう少し南側で撮りたかったけど、モデル撮影会らしい事をやっていたので、カメラを取り出す気にならずスルー。
 逆光の中で日中シンクロ&NDフィルターって撮影も考えたんだけど、そこまですべき状況に出くわさなかった……

 実はピンボケ。現像で誤魔化すとこうなるのよ……ってお話のために、恥を忍んで載っけたとかそうじゃないとか。まぁ、可愛いから許すんですけどね<自分が




 背後に写っているのは……ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)? それともトキワハゼ(常盤黄櫨)?
 こういう時、面倒でもマクロ撮影しておくべきだったなぁ。

 衣装が信じられないぐらい光を反射するので、露出計が殆ど役に立たない。
 こういう時は、同じ光線の当たっている別な場所で露出を決めれば、大体一発なんですけどね……大体orz
 とか言いつつも、ドール写真に関してはハイキーが好きなので、それほど外したと言う訳でもなく、こんなものなのかなぁと、テキトーに済ましている感じ。
 こんなんでええのかなぁ。

2013年5月1日水曜日