2012年12月23日日曜日
焦点距離の話、カメラ選びの話
焦点距離と画角の話がメイン。
この焦点距離だと、こんな写り方をすると言う話。
あとは、カメラ購入に関するいろいろ……
要点は、見た目と重さで選べと言う事。
性能とかで選べば上がないし、それで手に入れたカメラが如何にもカメコ臭くて嫌だとか、重たくって持ち出すのが億劫だとなったら、撮影機会が少なくなる。
(異論はあるにしても)写真は沢山撮った方が、上達しやすいので、沢山撮るには沢山持ち出さなきゃいけない。
ぶっちゃけ、カメラの性能なんて、写真から区別の付く人なんて滅多にいないんだし、そこまでのレベルに達するなら、多分、どんなカメラでも上手い写真が撮れる。
それなら、楽しんで写真が撮れた方がいいからね。
さて、カメラ選びに加えて悩むのがレンズ選び。
個人的な意見だけど、ダブルレンズキット買うぐらいなら、高倍率ズーム買った方が便利なんじゃないかと思う。
ニコンのAPS-Cで選ぶとすれば、タムロン18-200とか買えば、幾らか安く上がるし、安く上がった分、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G(或いは、AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G)辺りの単焦点レンズ買っとけばいいんじゃないかなとか。
「ズームレンズは写真が上達しない」と言う人がいるけど、初心者のウチは、いろんな画角で撮ってみて、自分の好きな画角を見つけた方がいいんじゃないかなと。
「男は単焦点一本で勝負」とか言っていると、画角による効果を考えて写真が撮れなくなるじゃないですかね。
ズームレンズは上達しないと言う意見は、つまり、足を使って(被写体に近づいたり離れたりしながら)写真を撮らなくなるからなんだけれど、ズームレンズ使っても、被写体に寄ったり離れたり出来れば、単焦点よりもずっと、色々な事が学べると思う。
とは言え、高倍率ズームだけで写真撮ってるなら、コンデジでも同じなんだし……って事で、安価な単焦点レンズ……通称撒き餌レンズを一本追加しましょうと言うオチです。
と、簡単に言ってしまうけれど、ボディのみとレンズキットの価格差はそんなにあるものじゃない。
今、価格コム(2012/12/23現在)で値段を見てみると、D3200の場合なんか、18-55のレンズキットの方がボディのみより安いぐらいだからなぁ。
更に、55-300が付くダブルズームキットが相手になると、更に悩むかも知れない。「200mmまででいいのか、300mm必要なのか……」と。(なので、先の動画には、18mmから300mmまでの各画角を紹介したのだけれど)
とは言え、APS-Cでの300mmって、思うほど使う画角ではない。
オタク向けのイメージでは、鉄写、アイドルやらキャラクターショーの舞台なんか、一般家庭では子供の運動会や学芸会向けのレンジだ。
ポートレート、スナップの場合――翻訳するとコスプレ撮影、乗り鉄の場合、18-105辺りでも不自由は少ないはず。むしろ、単焦点が一本合った方が嬉しい場面も多いだろう。
とかいろいろ考えてみる。
ぶっちゃけ、APS-Cの上位グレードはフルサイズに統合されるだろうし、下位クラスはミラーレスに編入することになるだろうからなぁと言う意識もある。
デザイン的な選択肢や、カラーバリエーションが多いし、余程の拘りがなければ、ミラーレス買っておけば損はないと思う。
じゃぁ、どんなレンズか? となるのだけど、実のところ選択肢はそんなに多くないので、無難にレンズキットやダブルズームキットを買っておけば、問題ないはずだ。
例えば、マイクロフォーサーズの場合、この類の高倍率ズームは、「LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-VS014140」か、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」のどちらかしかないけれど、どちらも六万円前後のレンズになるので、いきなりとなると厳しい選択だろうなぁと思う。(APS-Cに換算すると18-200前後のレンズ)
(PanasonicのGHシリーズには、14-140が付くので、このカメラ狙いならその選択肢は悪くない)
そういう訳で、望遠が欲しい人は、ダブルズームキットを買えばいいのかなぁと。
単焦点の方は、一万ちょっとで買える「SIGMA 19mm F2.8 EX DN」とか「SIGMA 30mm F2.8 EX DN」と言う選択肢を選べばいいし、カメラによっては、標準ズームに加えて、広角寄りの単焦点レンズが付いてくるので、これも悪い選択肢じゃないと思う。
Olympusなら「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」、Panasonicなら「LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014」が付いてくる。
SonyのNEXにしても、18-200は出ていても六万円するし、安い単焦点と言っても、これまたシグマの19mmか30mmしかない。
それでもまだ恵まれている方で、CanonのEF-Mは自社レンズが2本(単焦点と標準ズーム)、Nikon 1は実質5本(標準ズーム、望遠ズーム、高倍率ズーム、単焦点二本)、フジのXに限っては単焦点が五本という有様だ。(尤も、前二つに比べて路線がしっかりしているので、このラインナップも悪くない)
何が言いたいかというと、まだメーカーによっては手探りの状態でもあるので、十年後は残っていないマウントもあるんじゃないかなぁと言う話だ。(その頃にもAPS-Cが残っているのかという保証もないけど)
その点で言えば、全体的に価格を抑えたPentaxのQシリーズは悪くないかも知れない。
去年のモデルが店によってはまだ在庫していて、2.5万円前後(価格コムでは2.3万)で買えたりするので、それで二、三年勉強してみるのは悪い選択肢じゃない。
とか、長々書いたけれど、まぁ、個人的な意見なので……
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