2014年3月31日月曜日

写真を見るって事は

 あ、さて……この前のこの写真ですが。

送信者 名城公園

 何がおかしいか分からないって人の為に、ネタバラシ。





 シャチホコと桜と両方ともにピントを合わせようと思うなら、絞り込んでパンフォーカスにしなければならないでしょう。
 でも、この写真では、手前の桜の背景はボケています。
 普通のレンズを使って、この撮り方は無理なんですね。
 要するに、僕がPCレンズ狂いってだけの話なんですが、こうした背景を知っている、知っていないは別にして、この写真はどうやって撮ったのだろう? と、考える事が重要ってお話。



 何か綺麗な写真を見たとき「綺麗だ」とか「行ってみたい」とか言うのが普通の反応。
 写真を撮る人にとっては、嬉しい反応の一つだろう。
 僕の写真の出来、云々は別にしてね。


 ここで写真を少しばかり囓った人はどういう反応をするかと言えば、「カメラは何?」とか「焦点距離はいくつ?」って事になる。
 でも、ぶっちゃけ、この写真は、焦点距離やカメラを知ったところで、何を理解できる訳でもないんだよね。
 と、言うよりも、写真の何を見ているわけでもなく、「綺麗」って言う「私は興味を示していますよ」って言葉が、「機材に興味がありますよ」って言葉に置き換わっただけなんです。


 もう一歩進むと、「この写真はどんな風に撮ったのだろう?」とか(スタジオ撮影の写真だと)「照明は何処から当てたのだろう?」と言う疑問に変わってくる。
 ここで漸く、この写真のピントの異常さのお話になってくる。

 尤も、そう言う写真のテクニックって段階で見ているだけでは、まだまだなんだなぁと思うところはあります。自分も"そうは言えども"なんだけどね。


 ここで、もう一つ進むと、「何故、このような撮り方をしたのか?」って話になってくる。
 桜が細かくある状況で、背景のお城まで被写界深度の中に入ると、極めてうるさい写真になると考えられる。
 かといって、シャチホコをボケボケにすると、眠い写真になってしまう。
 そう言う意図がこのテクニックの中に潜んでいる。(まぁ、そのお陰で中途半端な写真になったと言われれば、アッハイって言うしかないんですけど)
 ここまで来ると、上達が早いのかなぁと思うのですが、自分も自分で、やっぱり「どうやって撮ったのか?」に縛られてしまいますね。


 更に話が進むと、思想的にどうのとか、精神がどうのとかって話になりますが……まぁ、僕がとやかくいっても格好が付かないのでヤメにしておきます。

 なお、この写真の狙いの一つは、人間の視覚なんです。
 人間の目は、対象に対して都合良くその輪郭を抽出し、再構成して頭の中に描きます。
 恐らく、同じ風景を同じように見た人がいれば、こんなイメージで脳内に焼き付けられるでしょう。
 人間の"目"の嘘っぽさに近付こうとした一枚。

 そう言う言い訳も立ちますよって事で。

2014年3月30日日曜日

朱に交われば赤くなる~カメコとか撮り鉄とか

マナーのない人達について

【迷惑】 撮り鉄が線路脇の敷地を勝手に草刈り 看板を設置



 こう言うのをキモいとか、「(自分はしないけど、誰か)通報しろ」って言うのは簡単だけど、何の問題解決にもならんよね。
 結局、まともな人間は、こう言うのと同じに扱われたくないから、その世界を去って行く。
 そして、どうしようもない連中だけが残る事になる。

 マナーなんて言うけど、どっちも犯罪だからね。被害者がその気になったら、警察沙汰に出来るからね。

 確かにコスプレなんかだと、わざとパンツ見せて注目浴びたい病人もいるけど、そう言うのを含めて、街中や遊園地なんかで、卑猥な行為が行われたなんてなると、イベント存続が危ぶまれる。そして、そう言う実例が出来てしまうと、一般の人のコスプレそのもののイメージが地に落ちる事になる。



 こういう時に"一部の"なんて枕詞が付いたり、「中にはいい人もいる」だなんて恥知らずな言い訳が出てきたりするけれど、そんなものは、被害者やそれをキモイって思う人には何の意味もない言葉だ。
 「俺だけは違うぞ」って自分に言い訳しているだけ。

 その趣味の外側の人間にしてみれば、目の前で無視できない数のキモオタが悪行をしていれば、他の連中も皆似たようなものにしか見えない。
 現実、撮り鉄はデフォルトで「迷惑な趣味」程度に思われている。

 カメコも、元々イベントコンパニオンやレースクイーンが、カメラ持ったヲタクっぽい連中を揶揄した言葉である。
 そして、それはコスプレイベントに撮影だけを目的に足を運ぶ連中にも同じニュアンスで使われている。



 勿論、撮り鉄の中には「良い人」もいるかも知れない。
 リア充な趣味で、イケメンなカメコもいるかも知れない。
 しかし、現状、このような事件を目の当たりにして、そんなものの存在なんて信じられるだろうか?

 内輪からすれば、確かにそう言う人を知っていると言えるだろう。
 だが、オタクがDQNと呼ばれる人々を十把一絡げにイメージし、ネトウヨが韓国人や中国人を皆同じものだと決めつけているのと同様、鉄ヲタやカメコをキモイと思っている多くの人々は、あなたがどれほど礼儀正しくしていようと、「これから悪い事をしでかすだろう」と言う目で見る。また、些細な失点も、針小棒大に語られる運命にある。
 人からそのような目で見られる趣味だと言う覚悟は必要だ。

 残念な話だが、この手のステレオタイプは、自分より程度の低い人を見つけると、実害の有無と関係なく攻撃したがるものである。
 尤も、それが人間のいやらしい本性から出てきているからといって、落ち度そのものを肯定出来るものではない。
 むしろ、そうした人々の非難の糸口を見つけようと手ぐすねを引いている以上、細心の注意を払わなくてはならない。


 で、こういう時に結論として、「みんなで気をつけましょう」だの「一人一人が気をつける」だなんてガキみたいな事を言い出す奴がいる。
 「気をつける」は対策にはならない。
 「気をつけられなかった」からこういう事になったんだから、気をつけるだなんて戯れ言である。



 もう一度言うけれど、 「俺は他の奴とは違う」と言い張るのは勝手だが、それで納得するのは、自分ぐらいなものだ。
 相手がそう思ってくれなければ、何の意味もないのだ。

 先に述べたように、多くの場面で、鉄道やコスプレの写真を撮る人は、マイナススタートを強いられている。
 普通のいい人程度では、イメージを覆すのは到底無理な話だ。
 そして、仮に貴方が一つ善行を行ったとしても、「それが普通だ」ぐらいに思われる可能性はある。
 そして、貴方が、勝ち点を幾らか稼いだところで、また誰かが何かをしでかせば、それらの評価は、またリセットされることになる。

 一般の人々の評価は、はっきり言って、不当な評価だ。バイアスの塊だ。
 しかし、不当な評価をされるに至るまで問題を放置していたのは誰なのだろうか?
 誰かがネガティブ・キャンペーンをやっているというならまだしも、現実にネガティブな行動が散見される状態では、「一部を見ないでくれ」なんて言葉は、被害妄想の誹りを受けても仕方ない。



 さて、この「他とは違う」を一番手っ取り早くやる方法は、印を付けることである。
 何かを製造している業者が集まって、粗悪品を排除するために、承認機関を設けるなんて事もある。
 モンドセレクションよろしく、マークばかりの承認機関もあるが、実績を積み重ねていけば、それなりに機能する

 例えば、鉄道会社も協賛するファンクラブに、一定の規則を布いて、それを守れない人間は、イベントに参加する事も、駅構内で一眼レフを使うのも許されないってのはどうだろうか?
 構内や他人の敷地への侵入なんかを見かけたら、会員はその証拠を押さえて、即座に通報する責務を負うとかね。

 コスプレイベントなら、幾つかのイベント主催で要注意人物の情報を共有して、悪質な場合は警察に引き渡すとか、そもそも、撮影に参加できる人間を予め決めておくとかやってもいいんじゃないだろうか?

 そういうのは、「何かやりすぎなんじゃないの?」なんて意見も出てくるだろうけど、「ちょっとやんちゃしてみた」つもりの人間が、それをやりすぎた結果が現状なんだから、「やりすぎ」ぐたい厳しい態度で臨まないことには、外野にはアピールできない。

 必要なのは、悪人を追い出す事と同時に、業界は、そう言う人間と決別するという態度なのではないか?



 この問題は、浦和レッズのサポーターが「JAPANESE ONLY」の横断幕を掲げたって問題と似ている。
 世界的に、サッカー界では、差別を許さないという明確な方針がある。

 WIRED.jpの「ドイツサッカーは、いかに人種差別と戦ったか」を読んでいただくと有難いのだが、ここでは、ファンが一体になって差別を許さないこと、悪質なファンを産み出さないようにする努力をしている。

 先の浦和の件では、問題のファンは出禁を喰らったそうだし、クラブも無観客試合(収入ゼロの試合)をすることになった。
 日本国内の問題とて手を弛めることは許されないと言うことである。

 この件が問題になったとき、「JAPANESE ONLY」の意味を「日本人で盛り上げていこう」と、"好意的"に擁護していた連中がいたけど、浦和ファンの悪評を聞いている外野からすれば、そんな都合良く理解するはずもない。
 そして、誰が「"二番目"に悪いのか?」と言う話をするなら、そう言うクリティカルな状況に至るまで、そうした馬鹿共を放置してきたクラブであり、ファンだ。
 サッカーが好きでも何でもない人にとって、問題としてクローズアップされたモノこそが「全体」なのであって、「一部」こそが見えているもの全てなのだから。



 風営法の問題で「享楽的なダンス営業」が禁止されたって事も、(利権がらみの話は抜きにして)自分たちで自浄してやろうって気概がなかったって事が問題だったんじゃないかと。
 本質を言えば、ダンスがいけないんじゃなくて、そこで薬物の濫用や取引が行われていると、"目される"事が問題だった。もし、業界がそうしたアングラな部分を許さないという態度を取っていれば、別の違った未来があったのではないだろうか?

 ここで一番重要なのは、実際に薬物の取引があったのかどうか? そして、それは街中の公園や路地と比べてクラブでの取引は明らかに多いのか? と言う問題では"ない"。
 そのようにイメージされる事は、周辺の人々の視線を変えてしまうし、クラブをよくないものだと思う人が、無視できない数存在するなら、警察はそれを取り締まるだろう。



 勿論、コスプレも撮り鉄も、こんなに大きな問題に発展する事はないだろう。
 しかし、だからといって、問題が内在する以上、イベントの開催が難しくなったり、鉄道会社も不必要な情報を外に出さなくなる可能性も出てくる。
 それも、実害が出たからではなく、「出るだろうと予想されるから」と言う一方的な理由によってである。

 そうなった時に、会場や主催、鉄道会社に文句を言うのは、もはや正気の沙汰じゃない。
 多くの人は鉄道もコスプレも禁止すれば、別の趣味を探すものだ。
 それが出来ないというのは、詰まるところ、偏執狂に他ならない。

 「真面目なカメコ/撮り鉄」である事を貴方が自認するのであれば、戦う相手はイベントを中止させようとする人間ではなく、その口実を作り出している不届き者だ。



 まぁ、ぶっちゃけ、僕なんかは、鉄道の写真なんか割合馬鹿にしているクチだし、コスプレイベントもあんまし行かない人だから、禁止になったところで、惜しいとも何とも思わないんだけどね。
 ただ、そうした連中のお陰で、「一眼レフ持っている=程度の低いオタク」なんてイメージが出来てしまうと鬱陶しいなぁとは思っています。
 ただ、その時には、一眼レフ捨てて単焦点のコンデジに持ち替えますが(違

2014年3月29日土曜日

そいでお城の写真も

送信者 名城公園

 まぁ、ベタベタな写真って言えばそうなんだけど、ちょっとアレな撮り方でもありまして……

2014年3月28日金曜日

【ドール】今年も懲りずに同じ場所で

送信者 ドール~散歩

 そんなわけで、昨年の同じ場所で撮影。
 って言うか、近所に、ドールの背の高さまで枝が伸びてる桜なんてないもん!

 日によってはコスプレイベントなんてやってる場所ですから、そう言う用途でも便利な場所ですよ!

 そうそう、肝心な桜の具合ですが、所々満開、所々五分咲きって所かなぁ。
 正門から東側に延びる桜のトンネルはまだまだって感じ。
 う~ん。花見は今週末から来週末って所かな?

 鶴舞公園は、写真を撮りに行くところじゃなくて、飲みに行くようなところなので、お城の方が良い写真が撮れそうな気がします。





2014年3月24日月曜日

今日の写真

送信者 名城公園

 早咲きの桜なんかは、もう普通に満開だったりするし、ソメイヨシノも今週末には見頃になりそうな勢い。
 桜なんて撮らないと言いつつ、毎年何か撮るので、今年もそう言う事になるでしょう。

送信者 ドール~散歩
雪柳も満開でした。
 色々撮ろうかとか行き込んでいたにもかかわらず、実質1枚以外気にくわないという結果にorz

2014年3月22日土曜日

どうしようもないことだけど

 凝った表現や、深い洞察なんかよりも、読者が望むストーリーを簡単な言葉で表現した文章の方が好まれるモノだ。
 これは小説も、ニュースも、哲学っぽい言葉も、科学っぽい解説もだ。

 そして、写真だって、高解像度で鮮やかな写真ばかりが好まれるし、それ以前に、被写体が珍しければ、出来の悪い写真でも一定の評価を得られる。


 評価が欲しいのであれば、表現たる事を捨てるのが一番である。

2014年3月14日金曜日

そのカメラは失礼か?

 「コスプレの写真を撮るときに、ケイタイやコンデジで撮ると失礼」だなんて風潮があるらしく……って言うか、もう十数年来の問題ですなぁ。
 近頃は、ドール写真にもそれが感染しているらしくて、どうにも惨めったらしくて仕方ない。

 コスプレに関しては、「私は安いカメラで撮られるような安い女じゃなくってよ」みたいな高慢な意識って事で理解していたが、ドールとなると「安いカメラでウチの子を撮らないで」って事なんだろうか?


 口実としては、「本気のカメラじゃない人は、本気で写真をやっている訳じゃないので、本気でコスプレしている人に失礼だ」なんて事が言えるんでしょうけど、装備で本気度を測るって時点で、あんまし本気じゃないのかなぁと。
 ぶっちゃけ、ウン十万するカメラで、クソみたいな写真しか撮らない連中は、巨万といるんです。
 こういう人は、装備だけ本気で、撮る事そのものには、何一つ情熱を持っていないんですよね。

 それとも、「安いカメラ → 実力不足 → 汚い写真しか撮れない → 自分の評価が下がる」みたいな思考ルーチンなのかも知れない。

 いずれにしても、写真の実力は撮られてからしか分からない。しかし、撮られてからではもう遅いって側面があるでしょう。
 肖像権の話からすれば、「私の許可した写真以外は公開するな」と言うのは当然の権利だ。(下手な写真云々と言うよりも、気の抜いたところとか、意図せぬパンチラとか、好き勝手にネットに上げられてはたまったもんじゃないですからね)
 しかし、相手が肖像権を守る人間ばかりじゃないって状況では、よりマトモな装備をしていそうな人間の方が、安全に思えるのかも知れません。(あくまで、連想の線上にある価値観で現実がどうかは関係ない)


 まぁ、色々書いたんだけど、ぶっちゃけ「貧乏人と一緒に居たくないよね」って意識が真っ先に走っているんじゃないのかな? とか思いますわ。
 社会的ステータスが高いって分かっている人が、同じ行動しても、多分、文句は出てこないと思いますよ。




 あ、さて、撮られる側がそう言う理屈でケチを付けるのはまぁよいとしよう。
 しかし、撮る側の人間でもそう言う訳の分からない事を言い出すヤツがいる。

 これも、単純にレイヤーさんにすり寄りたいが為に、同調しているって可能性もあるんですけど、同時に自分自身をその装備によって肯定しているんだって可能性もありますね。

 写真の上手い人は、自分の写真によって自分の自尊心を保つことが出来るけれど、それが出来ない人間は、お金で買えるものによって、自尊心を保とうとするんですね。
 だから、実力以上にカメラにお金を使ったりする訳なんです。

 そもそも、こういう手合いって言うのは、何が良い写真かという自己自身を持っていないんですよね。
 だから、何か写真を見せられると、「どんなカメラで撮ったんですか?」とか「焦点距離は幾つですか?」みたいな、実にどうでもいい質問しか出来ないんですよ。
 そして、そこには、解像度とかその手のスペック値に価値基準を置こうとしている事になる。

 自分の写真をどうしたら良いか分からなくなると、装備の不備を疑うって訳なんですね。
 その結果、カメラに掛けた金額を写真の出来の代用変数としてしまうんですよ。

 そう言う類の"写真家"が多いのが、この趣味の居心地の悪さになってしまうのです。

2014年3月10日月曜日

電柱と電線

 写真を撮ってる人間で、「電柱と電線は景観を損ねている」と言う連中は、多分、絵はがきみたいな写真しか撮れない連中なんだろう。
 観光地にありがちな、古い建物を漫然と撮って、ただ高画質なだけの写真を「綺麗な写真」と喜ぶ手合いである。

 写真や映像を撮る際、目障りになるあらゆるものを取り払うような人間は例外だが。



 (水没時に死ぬという問題が発生するが)防災やメンテナンスの面から電柱の地中化を進めたいという意見には、一定の敬意を払う。けれど、景観がどうこうと言い出したら、もう耳を傾ける必要はないと思っている。
 都市計画について何か含蓄のあるらしい言葉を発したいと思うなら、首都高をdisっていればいいだろう。電柱と電線の問題も、多分それと同じだ。(もう一度言うが、「地震の際電柱が倒れて、道を塞ぐ可能性」を排除するために、地中化すると言うなら別だ)

 「こんがらがった電線」と言うのは、アジア的或いは日本的な風景として欧米人から見られているきらいがある。
 まぁ、「ガイジンの価値観はなんでも優れている」なんて事を言うつもりはないが、そんなものでさえ、アピールポイントになるのだ、と知っている事は、無駄なことではあるまい。


 どっかの青年団だか、観光課の役人だかが、「江戸の風景が~」とドヤ顔で宣うのだけど、電柱を地中化したところで、アスファルト舗装も近代的なお土産品も、もっと言えば、そこいらを闊歩する観光客の服装も、まるっきり現代であるのだから、外見だけ取り繕った「ハコモノ行政」と本質的に何も変わるところはない。


 人間は誰しも頭の能力に限界があるから、複雑なモノの中で判断を下すとき、なるべく単純な基準やルールを定めたがる。
 デブな人でも思慮深い人はいるのに、「肥るというのは自己管理出来ない弱い人間だ」と決めつけたり、平和を好むムスリムも沢山いるのに「イスラム教徒は戦争を好む悪魔だ」と決めつける人もいる。
 人間は誰しも、先入観とか理屈のないバイアスを持っていたりするけれど、自分もそう言う弱い人間の一人だと自覚することは、蒙昧な価値観から脱する為に必要なことである。

 当然、電線が景観を損ねる場合もあるだろう。しかし、同時に、電線があるからこそ絵になる風景も沢山ある。
 その差を見極めるのが、人間の感性や審美眼というものではないだろうか?


 同じ事を繰り返すけど、電柱や電線を手放しで絶賛するつもりはないが、同時にそれを取り去れば景観が良くなると考える意見には与しないと言うだけだ。

 自分の頭で考える事や、心で感じる事の出来ない人は、誰かが作ったルール通りに従えば傑作となると思い込むし、本質的なものを見逃して、見当違いな論評をして悦に入るだろう。
 表現の善し悪しに代用変数なんて存在しない。

 こうしたモノの考えは、年寄りが忌み嫌う「ゲーム感覚」と同じものだ。
 愚かである事は、その限りで平等である。

2014年3月9日日曜日

フィルム分24/24

送信者 -
カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

2014年3月8日土曜日

ニコンとキヤノン、どちらがいいの?

Q.ニコンとキヤノンとでは、どちらのカメラがいいの?

A.分からないようならどっち買っても同じだし、分かるほどなら、どちらを使ってもいい写真が撮れます。

以上

 とか言ってもアレなんですが、「中立の立場で考えるNikon or Canonの比較と選び方(http://matome.naver.jp/odai/2137546332959035601)」とか見ていて、「あぁ……」と嘆息が出たので、一々突っ込んで行こうかなとか。

1.画質がどーの


 画質がどうとか、色合いがどうだとか、人の写真を見て、貴方の目でそれが分からなければ、意味がないでしょう。
 分からないのに、人から言われたと言うだけで、カメラを選ぶなんて主体性のない事をやっていて、どうして"自分"の写真なんてものを撮れるのでしょうか?

 少しでもよいカメラの方が、少しでもよい写真を撮れると言う事はありません。
 他のもっと大きな要素を外してしまった写真に於いて、カメラの性能で変化する程の僅かな違いが、どれほど人の目を引きつけるでしょうか?

 99%の写真が、99.9%になれば、完璧に向かって9割も前進したことになりますが、10%の写真が10.9%になったところで、せいぜい1%しか前進していないのです。
 そして、その程度の違いは、偶然性に支配されるレベルなのです。

2.プロがどーの


 貴方はプロじゃない。

 素晴らしいカメラマンほど、弘法筆を選ばずだったりします。
 ある人は、マキナを使うし、ある人はライカを使います。あるカメラマンはHOLGAを使っています。
 "商業写真"の世界だって、ニコンとキヤノンの二択ではありません。せめて、もっと色んな情報に触れた上で「プロのような」なんて台詞を吐いて下さい。

 大体、今から写真を始めようって人や、アマチュア界隈で遊んでいる人が、「プロのように」なんて考えるのおかしくないですか?
 僕は、そんな恥知らずな発言したら、顔から火が出てしまいます。
 プロは、その写真を撮るために、自分に対してどれほどの投資を行ったと思うんですか? 金額的にも時間的にも。

 本当かどうか分からないけど、割と出来のいい話がある。
 ある人が、ピカソに絵を描いて貰ったらとんでもない金額を請求されたそうだ、請求された人は「10分で描いたのにその値段は何だ」と怒るんですよ。そこで、ピカソはこう切り返した「30年と10分だ」と。

 今のカメラは撮れば写るけど、ただ写っただけの写真で、「プロみたいな」とか言うのは、ぞっとしませんね。
 プロカメラマンごっこ遊びがしたいならご自由に。カメラメーカーの売上げに寄与してやって下さいませ。でも、僕に近寄らないでいただけます?

3.光学的なスコアの良さ、客観的なデータ


 カメラの性能が写真の善し悪しを決定するのであれば、今の普通の人は、先人の著名な写真家よりも素晴らしい写真を撮っている事になるでしょう。

4.それでどっちがいーの?


 こういうのって、1DXとD4Sとどっちがいいとか、5D3とD800とどっちがいい、って話になるけど、結局、初心者が買うのってKissとかその辺のエントリー機種になってしまう。

 貴方が、カメラ選びで悩むのであれば、必要な情報はカメラの話で、メーカーの話ではない。
 勿論、壊れやすいとか、ユーザーサポートが最悪だとか、そう言う札付きのメーカーがあれば別でしょうが、仮にそんなモノがあれば、カメラを選ぶ段階で、突っ込みが入るでしょう。

 知らないものを知ろうとする時、何故、利口ぶる必要があるのでしょうか?
 カメラが買いたいとき、本当に必要な情報は、メーカーの話なんかじゃない。
 どうしてもメーカーの違いについての知識が必要だというなら、貴方は、その前段として、何故、他のメーカーを除外したのか、その理由がなくてはならない。

 カメラメーカーなんて沢山あるのに、何故ニコンとキヤノンだけなの?
 SONYだって、OLYMPUSだって、Panasonic、Pentax、FUJIFILM、SIGMAだってあるのに、なんでこの二つなの?
 名前で目立ちたいだけなの? それなら、LEICAとかHasselbladとか、MAMIYAとか、あるじゃないですか!


 別に、メーカーの名前でカメラを選んだっていいんですよ。喜んで持ち歩いて、写真撮っていけば、そのうち上達するから。
 でも、それってカメラが好きなんじゃなくて、カメラの名前とかスペックとか新しさに惹かれているだけでしょ? 人に見せびらかして、「一流の品を持っている」って顔をしたいだけなんでしょう?
 そんな風にしてカメラを持っていても、新しいカメラが出てきたり、もっと良いカメラを持っている人に出くわしたら、自分のカメラがみすぼらしく見えて、写真を撮れなくなってしまうぞ!


 つまり、こういうネタを見て喜ぶのは、「俺の選択は間違ってはいなかったんだ」って思い込みたい人や、「自分が間違った商品を買うのは嫌だ」って思いを持つ人々だ。
 常に「賢い選択をしたい」って思いから、何でもかんでも比較できる情報を集めて、少しでも自分を安心したいんだ。
 もっと悪い言い方をするなら、「悪い商品を選んで人から笑われたくない」って、非常に矮小な恐怖心に追い立てられているだけだ。

 そして、こういう矮小な恐怖心を誤魔化すために、人のカメラを見て、「自分のカメラより安いカメラだ」と嘲るのだ。そうやって誤魔化すほど、自分がそのように笑われているのではないかと恐れるようになってしまう。


 写真を撮りたいのか、カメラを持ちたいのか?
 カメラを持ちたいって言うだけなら、別にニコンやキヤノンなんか持たずに、クラシックカメラを集めて、防湿庫に並べて一人にやついて、或いは来客に自慢すれば良いじゃないですか?
 なんで、そう言う気持ちに嘘を吐いて、「どっちが良い写真を撮れるの?」なんて無意味な事を聞くのでしょうか?

 格好を付けたいのは分かるけれど、写真の世界で一番格好の付くのは、一番良い写真を撮る事です。
 良い写真はカメラが撮るものではなく、貴方が撮るものなのだ。
 その為には、写真を多く撮る必要があり、これは、そのカメラをよく持ち歩くことを意味する。
 よく持ち歩きたいカメラとは、好きになるカメラなのだ。

 カメラが好きになる理由として、カメラの装飾的価値は評価に値するし、実際に、そこから本気になるのなら、それも素晴らしいことだと思う。
 むしろ、そういうものナシに無垢に表現の為に入ったなんて言い出すヤツがいたら、余程の聖人か、自惚れ屋の嘘吐きだ。

 カメラが"高い商品である"と言う事を理由に持っている人は、コーディネートも趣味性も感じられないのに、ただ高いと言うだけで、ブランドもののバッグを持っているのと変わらない。
 自分だけ鼻が高い思いをするだけで、傍からは大層みっともなく見えるものである。


 どんなものでも、「どちらがいい?」と言う話になると、勝手に「自分とソレに敵対する勢力」という風に世界を見てしまい、片方に対する猛烈なヘイトを垂れ流す人がいる。
 そんな人間が、果たして立派な人間であり、幸せな人間であり、賢い人間であり、優れた人間であろうか?

 どっち派であるというレッテルを自分や他人に貼らないこと、自分と他者を比較しないこと。優れているように"見える"と言う事に喜ばないこと。
 重要なことはカメラ以前に、沢山目の前に転がっている。

2014年3月7日金曜日

百均のLEDライトは使えそうで使えないんだぜと言う話

送信者 他いろいろ

 こんなんを撮ってみたんですけどね……



 状況はコレなんです。

 モノはセリアなんかで売ってるUSB給電のLEDライト。
 四つまとめて使えば、影を良い感じで消せるかなぁ。

 でも、F9.0でSS:1/10secとか言う感じで、非常に暗い!
 ないよりあった方が断然いいんだけれど……今ひとつ届いていない感じ。
 バラすのは簡単だから、もうちょい良い感じのLEDブチ込むって手もあるんだけどさ。

2014年3月6日木曜日

フィルム分23/24

送信者 -

カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

2014年3月5日水曜日

オープンソース・カメラなんて無理な話で

 Androidが元々カメラ向けのOSだったと言う話があるが、同様にオープンなイメージセンサや合焦技術なんかがあれば、デジカメを手作りする人々も出てきたかも知れない。

 AFは兎も角、カメラの原理は実に単純で、ピンホールカメラなんかでは、フィルムカメラを自作する人は多い。
 ミロスラフ・ティッシーのカメラは手作りであったし、レンズは中古品だが、レゴでシノゴのカメラを作った人も居る。

 市販のキットで言えば、LastCamera学研二眼レフ、クロ35(クマ35など)なんかが有名どころだ。

 と、言う事で、フィルムカメラが作れると言う事は、これをイメージセンサと液晶、記録媒体なんかに置き換えれば、自作デジカメも可能である。
 と、言う所で思い出すのは、自作スキャナカメラだ……けど、ここまで自作するには、光学の知識だけではなく、制御技術だの画像処理技術だのと言う特別な知識が必要となって、おいそれと手を出せるものではない。

 一応、自作デジカメキットとして、Bigshotなんてものがあり、上手い具合に改造すれば、ズームレンズにしたり、Cマウントなんかを付けて……と言う所で、その昔、トイカメにCマウントを組み込んだ人がいた事を思い出した。


 でも、レンズ付け替えるだけの改造だけで満足するようではなぁ。
 トイカメにしてもデジカメキットにしても、結局、制御は全部カメラ側が自動で行ってしまうのだから、撮影の自由度は、むしろスマホの高度なカメラアプリよりも低くなってしまう。
 別に、メーカー製のカメラより使い勝手のいいカメラが作れてしまうだなんて思わないけど、もっと自由に遊べたらなぁ。とか思ってみたりもする。


 ただ、そんなモン作って、誰の商売として成り立つの? って考えると、ごく一部のマニアが喜ぶだけになる。
 要するに自作PCみたく、組み合わせ自由でカメラ作れるってなると、マザーボード的な基盤と、光学センサー用のモジュールと、AFなんか動かす超音波モーターモジュールと、タッチパネルの液晶をそれぞれモジュール化した規格がなくちゃいけない。何処のメーカーが金出して規格を作るっていうんだよ!

 第一、トイカメやWebカメラ用の、汎用センサーをAndroidで動くようにするってのなら、Raspberry Piに、カメラモジュール組み込むのとどう違うの? って言われたら、もうどうしようもないしね。




 さて、何でこうも無意味な話をしたかと言うと、山寨手機って言う、パチモン携帯電話が念頭にあったりします。
 もう、何年も前の話題ですが、iPhoneっぽいノンブランドのスマホとか出てきて問題になりましたね? アレなんです。
 そして、山寨コンデジなんかも、その頃から出ていまして、自作PCほど簡単じゃないけど、それなりに技術があれば、携帯電話もコンデジも作れちゃうね? って事がはっきりしたんですね。

 コンデジが売れなくなったのは、勿論、世のトレンドがそれじゃないと囁いているからって言うのがあるんですが、売れないにしても作る側が少なければ、商売は成立する筈なんです。
 それがイマイチなのは、中国でバカスカ作れてしまうからなんです。

 ただ。中国の反パチモンキャンペーンのお陰か、それとも単純に「安かろう悪かろうじゃダメだね」って、中国人が気付いたからなのか知らないが、近年は山寨機なんて全く聞かなくなりましたね。
 ここ一、二年の記事を探せば、「絶滅寸前」とかそんな文字が躍るぐらいです。

 それなら、業界は安泰だね。って事はなくて、「誰でも作ろうと思えば作れる」ってモノ、つまり潜在的に供給過剰になり得る商品は、その可能性があるだけで、安く見積もられてしまいますよね?
 って事情もあって、あまり美味しい商売じゃなくなったのです。


 今生き残っているカメラメーカーって、一眼レフ作れるような所ばかりですよね?
 少なくとも、デジカメ前夜までに淘汰されたメーカーって、(フィルムの)一眼レフが売れ始めて消えていった所が多いです。

 使い捨てカメラなんか分解すると、レンズは薄っぺらいプラスチックが一枚入っているだけなんです。
 HOLGAやその手の安いカメラを引き合いに出すのはアンフェアすぎるかも知れませんが、真面目にレンズ(ユニット)を作っていた会社は、今はカメラを作らず、強みのある分野で光学機器メーカーとして生き残っていたりします。
 逆を言えば、そう言う光学的なノウハウを持っていても、一眼レフは容易に作れなかった(商売にならなかった)訳なのです。

 何が難しいって、①シャッターが押される ②レフレックスミラーを上げる ③絞りを所定の絞りまで絞り込む ④シャッター幕を動かす ⑤絞りを開放に戻す ⑥レフレックスミラーを下げる。って言った一連の動作を正確に行わなければならないのです。
 ここにAEの仕組みが加わったりするわけですから、そこには凄いノウハウが必要なのが分かります。
 デジカメで一眼レフを作っている(いた)メーカーで、元々光学メーカーではないのはSONYとPanasonicがありますが、前者はMINOLTAから事業譲渡されたものですし、後者はL10ってカメラを出していましたが、OLYMPUSのE-410をベースに作られたと言います。(D300とS1Proみたいな関係ですかね?)
 要は、取ったか見たかでは作れなかった訳なんです。

 ここに来て、その状況を打ち崩したのが、ミラーレスなんです。
 分かりやすいのは、ミラーレスが登場して早々に、サムスンがミラーレスのカメラを発売した事です。
 勿論、彼らがゼロスタートでここまで作ったとは思いませんが、しかし、贔屓目に見ても、一眼レフより技術的なハードルは低かったのだと言えるでしょう。

 また、ミラーレスと言うにはちょっと違う感じですけれど、SIGMAのDP1にMマウントのレンズを付けられるように改造する、中国発のサービスなんて話も聞きますね。
 中国は既に、パチモンデジカメを作っていた技術がありますから、品質の問題や、そもそも売れるかどうかは別として、「工場で(安価に)生産する」って事は可能だと見て良いでしょう。

 ミラーレスそのものは、一眼レフよりも将来性があるかもしれませんが、「それなりの規模のメーカーなら作れる」と分かると、他も黙って居られなくなるでしょう。
 勿論、ミラーレスの市場自体が未だに不透明感があるので、すぐにそう言う方向になるとは思いませんが、可能性だけはあるでしょう。
 そして、市場がそれを経験してしまえば、過当競争に入ってしまう可能性はあるのです。

 (コンデジに比べ)ハイエンドなカメラは、完全に趣味の世界ですから、ブランド力なんかで商売していけば、ミラーレスでも生き残れるでしょうけ。けれど、それは勿論、コンデジの高級機や一眼レフを売っていくのと本質的には変わりません。
(逆を言えば、新参者は早いうちに手を出して、市場に存在感をアピールしなければ、過当競争になったとき厳しい事になると言う予想も付きますが……)

 なお、HasselbladがSONYのEマウントでカメラを発表しましたから、ブランド力で綱引きする勝負はもう始まっているのかも知れませんね。



 最後に夢のような話をすると、将来、カメラの性能が極端に上がったり、目の中にカメラが組み込まれてしまうような、時代になれば、カメラそのものを云々するという趣味が、単なる骨董趣味に落ち着いてしまうでしょう。言ってみれば、現在のフィルムカメラの趣が、カメラ趣味全般の事になるです。
 そうなったとき、カメラメーカーは、スイスの高級腕時計のような形で生き残るかも知れませんね。
 小さな工房が乱立して、今の価値で言う所の何百万円何千万円という価格で取引される時代となるかもしれません。
 さもなくば、芸術作品として作られる刀のような、僅かに作られるだけの存在になるかも知れませんね。

2014年3月3日月曜日

フィルム分22/24

送信者 -
カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400

2014年3月2日日曜日

【Lightroom】そうだノイズリダクション!【CaptureNX-D】

 現像ソフトの能力が一番問われるのはノイズリダクションかなぁ……と言う漠然とした思い込みから、「Lightroom5.3」と、先日無料公開された「CaptureNX-D ベータ版」とを比較してみようというお話。
 まぁ、有料ソフトと無償ソフトとを同じ土俵で戦わせてどうするの? って話ですが……

送信者 ドール~室内

 用意した写真はこちら↑。
 ISO感度ガン上げにして撮ったものです。
 こちらはLightroomでノイズリダクション切った絵です。



 で、こちら↑はノイズリダクション付けてみた図。



 で、こちら↑が「CaptureNX-D ベータ版」(ノイズリダクションなし)なんですが……
 何でWBがLightroomと違うんだよ!
 何度設定を見直しても、どちらも「撮影時の設定」から一つも動かしていない。

 そうそう、ホワイトバランスについて謎すぎるのは、「撮影時の設定」からWBをいじる際、絶対的な色温度じゃなくてオフセット値(±50ってあるのだけど、ケルビンかどうか不明)を入れる事になってるんです。
 じゃぁ、色温度4950Kなんて設定を放り込むにはどうしたらいいの? ってなると、「電球」だの「晴天」だのを選択してから、手動入力になる。
 で、ここからが不満なんだが、入力できる色温度の幅が狭い。

 例えば、こんな感じの設定しか出来ない。
最低デフォルト最高
電球261030003533
晴天250052007042
日陰571480009090

 決め打ちでその色温度設定したい場合は、一々、その範囲に合いそうな設定を探さなくちゃならないのだ。

 もう訳が分からないので、WBの事は気にしないことにした。
 まぁ、その場その場で、自分に良い感じの設定を見つければ良いかなって。



 って事で、こっち↑がノイズリダクション頑張った図。
 ノイズ消し去ろうと思うと、思いっきりボケるし、ディテールを回復しようとすると、色が破綻するし……って感じで悩みに悩んで、結果がコレ。
 もっと追い込めば行けるんだろうけど、それなら深く考えずにLightroom使うなぁ。などと。



 因みに、こちら↑の写真がISO感度上げずに撮ったって図です。
 最近のカメラは、ISO感度上げても行ける感じなのが羨ましいですねぇorz

2014年3月1日土曜日

フィルム分21/24

送信者 -

カメラ:Rollei35S
フィルム:富士フイルム 記録用カラーフィルム400