2014年2月17日月曜日

【Photoshop&Lightroom】ピンボケは実際、どうにかなるのか?

 骨折したモノだから、撮れる写真と来たら、部屋でドールを相手にするしかない。
 しかし、足がこんなんだから、ちょっと無理な姿勢になると、ピントが狂ってしまうのだ……

 コレを現像orレタッチで修正するとどうなるんだろう? と言うお話。

送信者 ドール~室内
①そのままLightroomで現像する(露出と彩度を少しばかり直したが)

 先の文言を聞いて、「やっぱりピンボケだ」と笑っている人は、もう少ししっかり写真を見た方が良い。
 左目を見ると、一応ピントが来ている。一方、右目とその横の顔の輪郭がボケているのが分かる。
 答えを言うと、85mmF2.8なんて条件で撮ったから、当然被写界深度が浅いのだ。

 何にしてもボケてる写真には違いないわけだけど。


②明瞭度+100
 一番手っ取り早いボケを除去する方法として、Lightroomの明瞭度をがっつり上げてやるという方法がある。
 Webに写真載せるだけなら、もう、これだけで大体大丈夫じゃない? (なげやり)


③②+シャープネス
 先の写真に加えて、Lightroomのシャープネスを掛けてみた写真。
 少しばかりマシになっている。 


④①の写真をPhotoshopで開いて、スマートシャープをやってみた結果。


⑤④にハイパスを重ねた状態
 正直、どう言えばいいのか分からないけれど、シャープにする便利な方法として、
1.レイヤーをコピーして、
2.ハイパスフィルター(半径2-3px)を掛けたレイヤーを、
3.オーバーレイで重ねる。
 ハードライトとかビビットライトで重ねると、もっとキツく掛かったりします。

 以上を見ると、なんか②③は明瞭度を上げすぎたなぁと言う感じ。
 本来は、全部をほどほどの勢いで掛けていくべきなのかなぁと言う印象ですね。


⑥少しマイルドな条件で現像
 普通に現像するなら、これぐらいの設定だよね? って程度です。明瞭度が40とかその辺です。


⑦⑥にスマートシャープ+ハイパス
 本気で仕上げると、これぐらいまで行くでしょうか?

 ここまで来ると、何が良いのか分からなくなってきますね。
 ピントをキッチリ来ている風に仕上げるなら⑦番だけど、⑤番も悪くないかなぁって気もしてくる。
 こういう風にして、現像とレタッチをいじっていくと、延々と作業が終わらないという地獄が待ち構えているわけですね。

以上!

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