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底のフタを反時計回りに回せば、中から電池ケースが出てくる筈なんですが、硬くて開かないと言う代物。
無理矢理にでもこじ開けてやるつもりで買ったのですが、結構骨が折れました。
温めるだの叩くだの、開かないフタを空ける方法は一通り試しましたが無駄でした。
非破壊的に空けるのは無理だと悟って、ひとまず、底に幅1mmぐらいの溝を金のこで引いて、そこに金尺を突っ込んで回すと言う作戦に。
しかし、金尺が曲がりそうなぐらい力を入れてもダメだったので諦めました。
この時、底に穴が開いてしまいまして、それを利用して、中にCRCを投入。
加えて、溝に対して斜めにタガネをあてて金槌でガッツンガッツン叩いたところ、どうにかこうにか開くことが出来ました。
何でこんなに硬かったかというと、中の電池が液漏れを起こしてまして、そりゃぁもう、中は地獄絵図に。
電池ケースの電極がやられていたり、ねじ山が少し溶けていたりと、アルカリ乾電池の液をナメちゃぁいかんなぁと言う状態に。(一応KOHな訳だし)
析出した塊は、お湯で一通り溶かし……それでも足りないんで、千枚通しでほじくり出して使える状態に。
市販の電池ケースを一つ壊して、電極を半田付け(どうしても芋半田になったので、グルーガンで固定という酷い状態)何とか、電池を突っ込める状態にしました。
これで動かなかったら、全てが徒労だったと言う事になるのですが……ネタにしている段階で動いたって事ですよね。
電池8本突っ込んでなんとか動きました。
しかし、本当にコレは微妙ですよ。
電池8本も使うクセしやがって、GNは36しかないし、シンクロタイムは1/125っぽいし……
(一応、発光量の調整は四段階で出来る)
(一応、発光量の調整は四段階で出来る)
重いし、大きさは全長28cmぐらいある。アタッチメントもないって事もあって、持ち運びできませんね。(ストロボ手に持って、ハトが出ますよごっこは出来そうですが――その為に大判を買うという)
そう考えると、今のストロボは凄いです。ミドルクラスのストロボでも、四本で動いて連写も可能。
しかもGNは一回り大きいと来ている。
凄い進化だなぁ。
何はともあれ、改造です。
要するに、外部電源を使えるようにしたればええんですわ。どのみち、外で使う事なんてない訳だし。
単三電池8本だから、9.6Vを何とか電極に放り込んでやれば動くだろうって事で作業開始です。
筒の中には、4つの電極。テスターをあてると、どうも、そのうち二つは、直通っぽい。
って事は、残り二つの電極に10Vぐらい放り込んでやればOKだよね!
って事で頑張ってみたのですが……何故か、上手く行かなかった。
電極1対に対して、5Vずつ放り込まなくちゃ行けないのかなぁ。って事で、USBからの電源を二系統用意して、放り込んだら動作しました。
でもなぁ、何かやっぱり違うっぽいんですよ。
例えばPCのUSBポートにブチ込んだり、2ポートある電源に両方ブチ込んだりしても動作しないんです。
つまり、分けて放り込む必要はなかったっぽいんですよね。
どっちみち、回路的には同じなので気にしない方向で行こうと思います。
そうそう、チャージはなんと、15秒ぐらい掛かります。もうね、どうやって使おう。
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