2013年7月4日木曜日

まとめメモ~ニコンのエントリー機種をお持ちの皆様に

 そろそろ夏賞与の季節になりまして、ここいらで一本……なんて事を考えていらっしゃる方もいると思えます。
 しかし、ニコンのエントリー機種はやや制限が御座いまして、その辺を軽く説明します。

 ニコンのエントリー機種というと、以下の機種がその例になります。
D5200・D5100・D5000・D3200・D3100・D3000・D100・D90・D80・D70S・D70・D60・D50・D40X・D40

 これらの機種は、ボディ内にAF用モーターを内蔵していないので、レンズ側がモーターを内蔵していないと、AFレンズでもAFが動かなくなります。
(マニュアルレンズとして使う分には問題ないのですが……)

 で、これをどうやって見分けるか? ってお話です。
 一番手っ取り早いのは、店員や詳しい人に聞くって言うのですが、そうも言っていられないので、簡単な見分け方など……勿論、メーカーサイトで確認するって言うのが、一番安全なんですけどね。


○ニコンの場合
 レンズの名前に、「AF-S」か「AF-I」が付くのが、モーターを内蔵したレンズになります。
 最近のレンズは例外なく「AF-S」ですね。

 例えば、「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」ってレンズと、「Ai AF Nikkor 50mm f/1.8D」ってレンズの二種類の50mmF1.8がありますが、モーターを内蔵しているのは前者だけなんです。

 因みに……
・「VR」の字が入っていたら、手ぶれ補正機能付き。
・「DX」の字が入っていたら、フルサイズで撮影出来ません。



○シグマの場合

 レンズ名に「HSM」と入っているレンズがモーター内蔵となります。

 但し例外もありまして、「70-300mm F4-5.6 DG MACRO」や「APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO」なんてレンズには、モーターを内蔵しているモデルとそうでないモデルがあり、通販なんかで買う場合は「70-300mm F4-5.6 DG MACRO(モーター内蔵)」みたいな書き方をしています。

 因みに……
・「OS」の字が入っていたら、手ぶれ補正機能付き。
・「DC」の字が入っているレンズではフルサイズで撮影出来ません。
(「DG」がフルサイズ用レンズ、「DN」がミラーレス用)



○タムロンの場合
 先ず、レンズ名に「USD」と付いているレンズは、間違いなくモーター内蔵です。
 また、それとは別に、[Model A17N II]のように「N II」が付くレンズはモーター内蔵です。

 例えば、「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD [Model A007]」や「SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO [Model A09N II]」はモーター内蔵ですが、「SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO [Model A09]」は内蔵していないモデルなのです。

 因みに……
・「VC」の字が入っていたら、手ぶれ補正機能付き。
・「Di II」の字が入っているレンズではフルサイズで撮影出来ません。
(単に「Di」だけならフルサイズ用レンズ、「Di III」がミラーレス用)



○トキナーの場合
 名前で確認することが出来ないです。カタログか、メーカーサイトで確認して下さい!

 今のところ、手ぶれ補正機能付きのレンズは用意されていません。



○コシナの場合
 全部マニュアルレンズだから、オートフォーカスどうのって言う話じゃないけど……

 古いマニュアルレンズを使う場合、カメラ側に焦点距離と開放F値を設定してやらなくちゃいけないんですよね。それに、カメラ側のダイヤルを回してもF値を変更できなかったりします。
 とりわけ不都合って程ではないけど、なんだか面倒臭い。

 そこで登場するのがCPUレンズなんです。
 コシナの場合、「フォクトレンダー」ブランドのレンズ全てと、「ツァイス」ブランドのレンズのうち、「ZF.2」と付いているものが、CPUレンズに当たります。



 ざっとこんな感じ。
 他のメーカーは、トイレンズだったりするので、複雑な事を考えるまでもなく、マニュアルフォーカスや固定焦点だったりします。

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