ニコンの一眼レフ、ミラーレスは、ライブビューの画面をPCに映し出すのに、少々出費が必要となる。
Lightroomは、先回のアップデートでD810のテザー撮影が可能になったが、それもPC上でシャッターを切って、ファイルをPCに流し込む程度の動作しかしない。
PCにライブビューを取得するには、「Camera Control Pro 2」が必要になるのだ。しかし、結構良い値段がするので二の足を踏んでしまう。
しかし、ニコンには「NikonSDK」と言うものが、無料配布されており、フォームに個人情報とか、利用目的なんかを書き込むと、ダウンロードリンクを教えて貰える。
会社名とか聞かれるけど「個人」で押し通したし、使用目的も「PC上でのコントロールの検討」としたので、余程問題がなければOKな筈だ。
一応、開発者向けと銘打っているし、ダウンロードにそれなりの制限を掛けているので、全部の方法を懇切丁寧に教えるのはマズイかなぁ、と言うので、少しばかり濁らせながら……
※以下に示す方法をやって上手く行かなくても、誰も(ニコンも僕も周囲の友達も)サポートしません。また、不具合が生じても、ニコンも僕も周囲の友達を含めた誰も責任を取らないので、それが嫌なら、回れ右して下さいませ。
必要なもの
・NikonSDK
・Nikon SDK C# Wrapper
NikonSDKをC#とかで使えるようにする便利ツール
・VS Express 2013 for Desktop
マイクロソフトが無料配布してる開発ツール。
やり方
全部を解凍、インストールを済ませた後は、VBで新しいプロジェクトを始めて、以下のファイルを「Debug」のフォルダに放り込む。
・nikoncswrapper.dll
・nikoncswrapper.pdb
・Type00##.md3 (##はカメラ毎に違う)
・NkdPTP.dll
プロジェクトに、「nikoncswrapper.dll」を参照させて、「nikoncswrapper.pdb」を取り込む。
Nikon SDK C# WrapperのデモプログラムにVBで動かせるのがあるから、コイツを新しいプロジェクトにコピー、コントロールの配置とリネームをする。コードから「Type00##.md3」を見つけ出して、自分のに書き換える。
使い勝手(保存先とか画面の大きさ)に関しては、自分で頑張ってコードを書き換えて下さいませと。
これで基本的には動くはず。僕もサポートしきれないから、以上の内容がヒントにもならない人は、素直に「Camera Control Pro 2」買いましょう。
あとは、特定のフォルダにファイルを流し込めば、Lightroomでそれを監視するだけで、スタジオ撮影は楽になりますし、「ニコ生デスクトップキャプチャー」を使えば、そのままストリーミング配信までやれちゃいます。
なお、ストリーミング配信をやるなら、ムービーモードでのご使用をお勧めします。
尤も、どうしても一眼じゃなきゃ配信できないって事情じゃない限り、高めのウェブカムを買う方をオススメします。
何故かというと、ライブビューしながらPCにデータ流し込むって事をしていると、もの凄い勢いでバッテリーを喰うのです。
一眼レフ用の電源アダプターは、何だかんだで一万円以上するので、少々メンドウだなぁと。
あと、カメラに付属のUSBケーブルは短いので、長いのも買わなくちゃいけないし……
大体こんな感じです。
あと、Wi-Fi繋いだときの事は知らぬ!
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