2015年3月21日土曜日

花の写真って、実際どうよ

 別に、花の写真を馬鹿にするつもりはないし、自分もちょこちょこ撮っているのだけど、どうにも、花の写真って分からん。
 平たく言えば、難しい。

 いやまぁ、露出とかピントを合わせて、マクロ撮影の基本を押さえれば、それはまぁ、「綺麗な写真が撮れますね」って事になる。

 桜や木蘭なんて花になると、枝振りから構図を組み立てるから、撮影者の腕の見せ所が見えてくるけれど、ただ、一輪の花にキッチリピントを合わせて撮りましたって写真となると、どうにもこうにも、プロとアマチュアの差が見えてこない。
 ま、1シーズンに10分しか咲かないような花を撮りましたとか、スタジオで特別な撮り方をしましたとか、生け花を撮りましたってなると、また事情は違うのだけど、巷に飾ってある写真を見ても、自分で頑張って撮ってみても、何というか、ストックフォト程度の価値しか見えてこないんだよなぁと。

 勿論、ストックフォトの技術ってのはあるわけで、そういうのも大切だし、そこにはプロの仕事もあるのだけど、しかし、実際の所、「何をどう工夫したのか伝わらない」写真を、写真趣味の方々が量産されているのを見ると、「俺はこんなことを考えていて大丈夫なのか?」と焦燥感に駆られるわけです。
 世間には俺は価値観に関して色盲で、皆、見えていて評価している部分が、俺自身には見えていないし、見えていないこと自体気付いていないのでは? と言う不安感に襲われる。


 例えば、前のエントリーの木蘭の写真なんかは、わりかし枝振りを上手く構図に載っけられたなとか思っているけれど、そういうのじゃないんだよなぁ……と思うと、余計に心配になる。