2015年3月26日木曜日

そーいや、電話変えました

送信者 大須界隈
バンパーデカすぎて、6plusぐらいの大きさの6無印。4Sの下取りのチャンスが最後だったからなんだよ!

2015年3月25日水曜日

金に糸目は付けないとすると

 まぁ、まぁ、金の掛かる趣味を持っていると、買えやしないけど、欲しいもの全部買ったら幾らぐらいになるかな? って妄想をするなんて、誰しも一度は経験する事。




 あのエミネムさんもやっていると言うエアチャームもその一つで、チャームっちゅうアクアリウム用品通販サイトに行って、欲しいもの片っ端からカートに突っ込んで、値段を見てそっとページを閉じると言うお遊びもソレだ。



 今日は、ツイカスのお前らに、ひとつ教えてやる。
 俺がめっぽうハマっている、いわゆる世界3大モテ趣味の一角を成す、"写真撮影"そのやり方だ。

 まずカメラからだが、フルサイズの一眼レフをオススメしよう、これなら大抵の被写体は撮れるし、素子も大きいから、ノイズも載りにくい。
 ところがどっこい、お前らの懐事情ときたら、衣装、遠征、打ち上げ、財布が空になるようなカメラは、とても買えない。
 だからといって、コンデジを勧めるわけじゃない。
 さっきも言ったが、センサーがデカイ方が綺麗なんだ。

 だから、APS-C一眼レフから始めるのが、初心者にはうってつけ。俺もそうだったし、おかんもそうだった。
 だがAPS-C一眼レフでも、やっぱり大きい。それもわかる。わかろうとしたつもり。
 つまり結局は、セオリーなんか関係なく、好きなカメラを買った奴が勝ち。
 だから今から、ヨドバシにでも行って、店員さんに「これください」と、ズバって言ってこい。

 レンズ、ストロボ、三脚、フィルター、いろいろあります、カメラの用品、他にもメディアやバッグとか必要だから、予算は余裕を持って設定しておけ。
 Nikon、Canon、SONY、OLYMPUS、いろいろあります、カメラのメーカー、価格comで調べて買うのはナシだが、そのへんは好きなのを適当に買っとけ。

 さて次は、ちょっとお勉強タイム。カメコ野郎はピーンときてると思うが、「露出」の話、これを知らなきゃ人間失格、逆に詳しければ、スパースター。
 露出は大きく分けて、2種類ある。シャッタースピード優先と絞り優先、シャッタースピードは、露出時間を調整するだけ、単純な話、次に絞りは、ちょっとややこしいが、この子のような少女でも理解できる。まず暗いところで写真を撮ってると、感度を変えない限り、絞り値が小さくなって、被写界深度が小さくなってボケが出る。すると画面全体が眠い感じになって、解像感が減る。
 さて、ここからが肝心な話なんだが、サビが来たので省略させてくれ。

 望遠、広角、大口径、短焦点いろいろあります、レンズの種類、予算によって決めるのもアリだが、やりたい写真のテーマによって選択しろ。

 ポトレ、スナップ、トラベル、ネイチャー、いろいろあります、写真のテーマ、特に最近俺がオススメなのは、空のフィルムカメラでどうやって撮るか素振りし続けるプレイだ。

 この先を聞いたら危険だぞ、大変危険、だって……金の掛かるクラシックカメラの話。
 脅かそうなんて思っちゃいないが、一から道具を集めると結構大変。
 フィルムを読み込むための高価なスキャナー、更にカビを生えさせないための防湿庫、プリント野郎の必需品、高いペーパー、撮影には欠かせない、露出計やファインダー。もちろん、なくてもフィルム撮影は出来るが、俺は全部偽ライカで揃え……ヒンシュクを買いそうなので、これ以上言わないが、ピンキリだから好きなの買えばいい。
 だがしかしだ、どんなに高い機材を買っても、あの問題だけは常につきまとう。
 折角の被写体が、フレアに覆われて、鑑賞に耐えられなくなる。おかんにも「太陽撮ってるの?」(笑)とか言われる。やかましいわ、黙っとけや、フレアだけならまだしも、光漏れが(涙) こちとらウン万と金掛けているのに、うまくいかない。
 だから、もう辞め……ませんwww
 とにかくだ、綺麗なフィルム写真を撮るには、毎日撮るぐらいのマメさが必要。
 だから、がんばろうぜ、お前ならできる。これが応援の舞だ、パクんなよ。

 DAYS、ナショジオ、コマーシャルフォト、カメラ日和、いろいろあります、写真の雑誌。こんなところで言うのもなんだが、Your Shotに掲載されるのが俺の夢。

 トイレンズ、便利ズーム、クロスフィルター、スカイライトいろいろあります、面白グッズ。とりあえず俺は全部買ったが、得したなんて思ったことは、一切なし!

 次は中判について教えてやるからな……
(さて、帰って、ほしい物リストの補充でもするか)
(腹減ったな……)



 って、こんなネタする為に書き始めたんじゃないんだがなぁ。

2015年3月21日土曜日

花の写真って、実際どうよ

 別に、花の写真を馬鹿にするつもりはないし、自分もちょこちょこ撮っているのだけど、どうにも、花の写真って分からん。
 平たく言えば、難しい。

 いやまぁ、露出とかピントを合わせて、マクロ撮影の基本を押さえれば、それはまぁ、「綺麗な写真が撮れますね」って事になる。

 桜や木蘭なんて花になると、枝振りから構図を組み立てるから、撮影者の腕の見せ所が見えてくるけれど、ただ、一輪の花にキッチリピントを合わせて撮りましたって写真となると、どうにもこうにも、プロとアマチュアの差が見えてこない。
 ま、1シーズンに10分しか咲かないような花を撮りましたとか、スタジオで特別な撮り方をしましたとか、生け花を撮りましたってなると、また事情は違うのだけど、巷に飾ってある写真を見ても、自分で頑張って撮ってみても、何というか、ストックフォト程度の価値しか見えてこないんだよなぁと。

 勿論、ストックフォトの技術ってのはあるわけで、そういうのも大切だし、そこにはプロの仕事もあるのだけど、しかし、実際の所、「何をどう工夫したのか伝わらない」写真を、写真趣味の方々が量産されているのを見ると、「俺はこんなことを考えていて大丈夫なのか?」と焦燥感に駆られるわけです。
 世間には俺は価値観に関して色盲で、皆、見えていて評価している部分が、俺自身には見えていないし、見えていないこと自体気付いていないのでは? と言う不安感に襲われる。


 例えば、前のエントリーの木蘭の写真なんかは、わりかし枝振りを上手く構図に載っけられたなとか思っているけれど、そういうのじゃないんだよなぁ……と思うと、余計に心配になる。

2015年3月17日火曜日

今日の散歩

送信者 名古屋市西区その他

 昨日書いた、タブレットをカメラに備え付けるってのは、そんな突飛なモンじゃない。
 ホットシューに取り付ける用のモニタ(1/4ネジに変換するホットシューマウントアダプターを介す)なんてモノもある。
 これに、1/4ネジに取り付けられるタブレットホルダーを取り付ければ、カメラの上部にタブレットを配置することも可能。
 或いは、ブラケットを使えば、カメラの横からタブレットを取り付ける事も出来てしまう。

 こうした道具は、テザー撮影よりも動画撮影に使われるもので、スタビライザーとか一切合切まとめると、そこそこ良い値段してしまう。
 そうした、拡張機能をフルに使った撮影って、何だかワクワクするものがありますねぇ。

2015年3月16日月曜日

Bluetoothとかで繋がるカメラ用品とかないですかねぇ

 PCでニコンの一眼レフを制御しましょうってお話しは、フォーカスまで制御できるようになって、「Windowsタブがあれば、タッチパネルでシャッター切るまでやれるんだぜ」ってところの手前までこぎ着けたわけですが、特にテザー撮影も、三脚立てて撮影するとかって事もないんで、プチ燃え尽き症候群になっているわけですが、もうちょっと面白いモノはないかなぁと。

 こんなネタの為に、タブレットを買うのもなんだか癪だし、まぁ、妄想するだけは幾らでも出来るのですが……

 それは兎も角、今の所、制御していないのは、写真の保存方法サイズだとかその辺の設定関連、あとはWBだったりする。
 個人的には、「WBなんて一々気にしたところで、厳密を期すためにはものっそい金が掛かるからやってらんねぇ」って気持ちなんで、AWB固定なんですが、データをPCやスマホに飛ばしてくれるカラーメーターとかあったら便利だなぁ。とか少しだけ思ってみた。

 尤も、カラーメーターも露出プロファイラーも、厳密な仕事しなくちゃいけないプロ用の道具だし、ウチラが考えるような、「プロごっこ」の為の道具なんて無意味だなぁと。

 スマホでも、単体露出計やカラーメーターになるアプリある(らしい)し、遊ぶだけならそれで満足しろって意見も分からないでもないけど、どーせなら、自分で手を加えたいなぁと。

 それに、スマホ使った奴は、フラッシュ撮影には対応していないんだろうなぁというのもあるので、露出計に関しては、ピンホールカメラとかクラシックカメラ用と割り切った方が良いでしょう。
 と言うか、デジカメなら何枚も切れるんだから、ブラケット撮影しろよ。


 ここで、んな事言ってても仕方のない話なんですけど、簡単なモノなら、簡単なりに作れるかなぁみたいな気がしてます。(Arduinoでカラーセンサーは制御できたし)
 とは言ってもなぁ。

2015年3月12日木曜日

カメラをPCからコントロールすると言ったな

送信者 他いろいろ


 作りました。
 室内撮影だし、撮影条件さえ決まれば、露出なんて変える必要はないけど、読み込めるとなれば、書き込みも出来るから、機能に加えました。
 露出計のタイトルをEVとしちゃったけど、意味的には微妙だなぁ(汗

 ライブビューの画面サイズは自由に変更できるので、メインディスプレイに表示させた状態でセルフ撮影とかやれますなぁと。
 セルフ撮影と言えば、ライブビューで繋ぐと、レリーズが使えなくなると言う現象が発覚したので、この辺の解決のために、ゲームパッドからコントロールできるようにしました。

 ゲームパッドからのコントロールなら、DirectX使えって話なんですが、原因不明のエラーしか起こらないので、もうさくっと諦めまして、ゲームパットで特定のキー入力が出来るって言うユーティリティを使って、各種操作を実現しました。

 あと、セルフ撮影となると、インターバルタイマーが必要だろうと言うことで、任意の間隔で任意の枚数切れる機能も付けました。


 コードの方ですが、
 例えば、絞りに関しては、以下の一行で読み込み。
Dim Aperture = device.Get(eNkMAIDCapability.kNkMAIDCapability_Aperture)
 Apertureは、「Aperture(0)」が開放絞りとなり、「Aperture(Aperture.Length - 1)」が最小絞りになります。
 現在の絞り値は、「Aperture.index」なので、「Aperture(Aperture.index)」でString型の絞り値が得られます。

 絞り値の設定は、「Aperture.index 」 で、「n=0~Aperture.Length - 1」までの任意の自然数を入れれば、好きな値に設定出来ます。
Aperture.index = 「任意の数字」
device.Set(eNkMAIDCapability.kNkMAIDCapability_Aperture, Aperture)
 で、絞り値を設定。

Dim batteryLevel As Integer
Dim ExposureStatus As Single
batteryLevel = device.GetInteger(eNkMAIDCapability.kNkMAIDCapability_BatteryLevel)
ExposureStatus = device.Get(eNkMAIDCapability.kNkMAIDCapability_ExposureStatus)
 で、バッテリー残量と、露出インジケーターの読みが出てきます。

 ざっくりこんな感じですかねぇ。
 その他は、ドキュメントとか、適当にググったりして何とかなる感じです。

 下の名前モロバレだけど、まーいっかー

2015年3月8日日曜日

NikonSDKを使って、テザー撮影とストリーミング配信まで

 ニコンの一眼レフ、ミラーレスは、ライブビューの画面をPCに映し出すのに、少々出費が必要となる。

 Lightroomは、先回のアップデートでD810のテザー撮影が可能になったが、それもPC上でシャッターを切って、ファイルをPCに流し込む程度の動作しかしない。
 PCにライブビューを取得するには、「Camera Control Pro 2」が必要になるのだ。しかし、結構良い値段がするので二の足を踏んでしまう。

 しかし、ニコンには「NikonSDK」と言うものが、無料配布されており、フォームに個人情報とか、利用目的なんかを書き込むと、ダウンロードリンクを教えて貰える。
 会社名とか聞かれるけど「個人」で押し通したし、使用目的も「PC上でのコントロールの検討」としたので、余程問題がなければOKな筈だ。

 一応、開発者向けと銘打っているし、ダウンロードにそれなりの制限を掛けているので、全部の方法を懇切丁寧に教えるのはマズイかなぁ、と言うので、少しばかり濁らせながら……

※以下に示す方法をやって上手く行かなくても、誰も(ニコンも僕も周囲の友達も)サポートしません。また、不具合が生じても、ニコンも僕も周囲の友達を含めた誰も責任を取らないので、それが嫌なら、回れ右して下さいませ。


必要なもの
・NikonSDK

Nikon SDK C# Wrapper
 NikonSDKをC#とかで使えるようにする便利ツール

VS Express 2013 for Desktop
 マイクロソフトが無料配布してる開発ツール。


やり方

 全部を解凍、インストールを済ませた後は、VBで新しいプロジェクトを始めて、以下のファイルを「Debug」のフォルダに放り込む。

・nikoncswrapper.dll
・nikoncswrapper.pdb
・Type00##.md3 (##はカメラ毎に違う)
・NkdPTP.dll

 プロジェクトに、「nikoncswrapper.dll」を参照させて、「nikoncswrapper.pdb」を取り込む。

 Nikon SDK C# WrapperのデモプログラムにVBで動かせるのがあるから、コイツを新しいプロジェクトにコピー、コントロールの配置とリネームをする。コードから「Type00##.md3」を見つけ出して、自分のに書き換える。
 使い勝手(保存先とか画面の大きさ)に関しては、自分で頑張ってコードを書き換えて下さいませと。

 これで基本的には動くはず。僕もサポートしきれないから、以上の内容がヒントにもならない人は、素直に「Camera Control Pro 2」買いましょう。


 あとは、特定のフォルダにファイルを流し込めば、Lightroomでそれを監視するだけで、スタジオ撮影は楽になりますし、「ニコ生デスクトップキャプチャー」を使えば、そのままストリーミング配信までやれちゃいます。
 なお、ストリーミング配信をやるなら、ムービーモードでのご使用をお勧めします。

 尤も、どうしても一眼じゃなきゃ配信できないって事情じゃない限り、高めのウェブカムを買う方をオススメします。
 何故かというと、ライブビューしながらPCにデータ流し込むって事をしていると、もの凄い勢いでバッテリーを喰うのです。
 一眼レフ用の電源アダプターは、何だかんだで一万円以上するので、少々メンドウだなぁと。
 あと、カメラに付属のUSBケーブルは短いので、長いのも買わなくちゃいけないし……

 大体こんな感じです。
 あと、Wi-Fi繋いだときの事は知らぬ!

2015年3月3日火曜日

D7200は、正直どうなのよ

 D7200がようやく出たって言っても、7D2と対抗するレベルじゃないんで、微妙な塩梅だなぁと。
 本当に欲しかったのはD350的なカメラだったんだよ。
 とは言え、システムを小さくできるAPS-Cで、フルサイズに対抗するような性能と画質をやろうというのも、戦略として正しいかどうかと言われると何とも。
 APS-C推しだったニコンが、フルサイズ推しになっているというのは、何とも言えない皮肉かなぁ。

 D7200は、7D2よりも70Dに対応しているんだけど、70Dもそろそろ新しくなる頃だし、そもそもバリアングルモニターもタッチパネルも付いていない時点で、微妙に負けてますなぁ。
 いやまぁ、細かい機能とかあれこれ考えると、D7100より格段に進歩していると言えばその通りなのですが、みんな表面的なスペックしか見ないし、その点では残念だなぁ。

 勿論、バリアングルモニターやタッチパネルは、耐久性とか操作の確実性を要する場面では不利になるんですよ。そう言う意味で、ワザと載せなかったのだろうとは思うのですが、そう言う層を取り入れるつもりなら、D300Sの後継機になるような機種を作るべきだったし、やっぱし中途半端さが否めない。


※追記
 それからこれから、一度公開してからあれこれ考えたけど、一番変化したところは、D810から見直される事になったピクチャーコントロールにあるのかなと推測しています。(これは、二つ並べてみないことには分からない事ですが……)
 そう言う意味で、撮って出しの絵作りは、以前よりかなり変わっていそうな気がしますね。

 AFスピードや精度は上がっているんだろうけど、こう言うのスペック表には載らないからなぁ。

 分かりやすい変更点がないから、やっぱり、ウリがないのがキツいね。

2015年3月1日日曜日

良いものは高い

 何かにつけて、そんなものです。但し、高いものは良いと言う訳でもないので、その辺も色々考えなくちゃなぁ。

 安くて良いものってのは、要するにコストパフォーマンスの事だけど、パフォーマンスとコストが一義的に決まるものでなければ、この言葉は、実に感覚的な意味しか持たないわけです。

 例えば、写真の事なんてどうでも良い人にとっては、スマホだろうが、高級一眼だろうが"パフォーマンス"は同じ訳ですし、引き伸ばした写真を虫眼鏡で点検するような輩にとっては、安いレンズの画質なんて評価しないから、一円のコストでも無駄と言う事になります。


 さて、そこでもって、良いレンズって何だろうかと言う事になるわけです。
 レンズの明るさぐらいしか見ない人もいるでしょうが、この前書いたようにサムヤンの85mmF1.4買うなら、ニコンの85mmF1.8の方を買いたいわけですね。
 じゃぁ、何が悪いの? と言う所から考えなくちゃいけないわけです。


 良いレンズとは、一言に言えば、一点に集光する力の事です。
 もう少しかみ砕くと、解像感が高くて歪まないと言う事になりましょうか。こうした性能を、十把一絡げに収差なんて言葉を使いますけどね。
 収差って言ったって、曲面収差だの非点収差だのコマ収差だのありまして、この辺は上手く説明も出来そうもないので、そんなもんがあるんだなぁ程度で。

 で、まぁ、具体的にどの辺に問題が発生するかって言うと、画面の周辺になります。
 四隅を見てみて、暗くなったり、滲んだり、ピンが甘かったりと、レンズのアラはその辺に現れます。
 こういうのを定量的に捉えるのにMTF曲線と言うものが用意されていて、国内のレンズメーカーなら、このチャートが大体用意されてます。
 尤も、MTF曲線は半ば理論値みたいなものですから、俗に言うレンズの味だの空気感だのって言うのは、MTF曲線には出てきません。
 極端なお話し、トイレンズの光学特性なんて最悪ですけど、それを利用して「良い絵」を作る事は出来るのです。

 また、ボケ味とか言いまして、ボケの形が綺麗とか汚いとかありまして、二線ボケだの、ぐるぐるボケ、リングボケだの色々あります。(これも収差が影響するわけですが)
 この辺も、積極的にそう言う味を使おうって人までいるので、何とも言えませんね。


 ぶっちゃけ、この辺なんかは普通にレンズ名でググって、作例を確認するのが一番便利な方法だと思います。
 そう言う写真を見て、自分に許容できるなら、そのレンズは買って損のないレンズと言えるでしょう。
 そうして買ったレンズが、思ったほど使えないって思うのなら、単に貴方がそのレンズを使いこなせていないと言う証拠にもなるのですが……


 この前から散々書いているけど、タムロンの16-300mmなんて、画質的にあららと言う感じですが、あの値段で、しかもレンズ一本で全部済んでしまうと言う便利さと、画質とを天秤に掛けて、許容できるって言うなら、それは良いレンズと言える事です。

 また高いレンズは、概ね重くかさばるものです。
 ニコンの85mmF1.4は600gありますが、85mmF1.8なら350gです。体力に自信がない人が、一日中持って歩く事を考えると、この差は大きいかも知れません。
 300mmF2.8は3kg近くありますが、300mmF4.0なら755gとなると、三脚使わずに手持ちで行けるかなって感じにもなりますね。

 こういう部分を考えると、良いものが全てかと言うと、そういう訳でもなさそうです。

 そう言う一つずつを勘案しないと、無駄なレンズ資産を増やすか、お金がなくなるかのどちらかになってしまいます。
 と、言うことで、その辺は、カメラ屋さんで試す事も出来るので、店員さんに声を掛けてみたらどうかなぁ。