2017年9月10日日曜日

カリっとした写真にならない(後編)

 と言う事で、説明になるのだけど、一つ目の原因として考えられるのが手ブレ。
 一枚目の写真を見ると、全体的にブレている感じになっているのが見える。



 この時のシャッタースピードは1/6秒と言う超スローシャッター。手ブレ補正付きでもなければ、手持ちでやっちゃいけないレベル。でも、夜の室内でISO感度を200なんかで撮ろうと思うと、ついついこうなっちゃいがちなので気をつける必要がある。



 対策は単純にISO感度を上げて、シャッタースピードも上げる事。
 ISO感度オートにしていれば、プログラムオートで撮っても、ここまでシャッタースピードが落ちる事はないと思う。
 どうしても増感ノイズが気になるようなら、部屋の照明を明るくするなら、ストロボを買えば良い。ストロボは、三千円程度のモノでも、自室で撮る分には能力不足にならないと思う。
(或いは手ブレ補正付きのレンズなりカメラなりを手に入れるって事もあるけど、設定で対策出来るなら、設定変えればいいだけだからね)


 もう一つ考えられる理由は開放絞りだ。
 こっちは、オートモードで撮っていると勝手に開放絞りになる事が多いので、ついつい陥りがちである。
 こうなった写真の見分け方は一つ。
 ピントを合わせたところにちゃんとピントが行っているかどうかである。
 と、言う事で三枚目の写真を見よう。



 この写真、左目を見ると、ちゃんとピントが来ているのが分かる。
 この時の絞りはF1.4だ。F値は小さければ小さいほどピントが合う範囲が狭くなる(技術的には正確さに欠ける表現だが、そう考えていて間違いはない)。

 で、解決策は一つ、ISO感度を上げて絞りを絞ればいい。
 ISO感度をオートにして、絞り優先モードにして、絞り値を少しずつ増やしていって色々試して撮ってみれば良いと思う。


 こちらの写真は、F4.0にした写真。全体的にカリっとしてくる。

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