2017年9月10日日曜日

電柱なくそう団体の写真コンテスト 美しい電柱風景の作品投稿が殺到し論争

電柱なくそう団体の写真コンテスト 美しい電柱風景の作品投稿が殺到し論争
https://www.j-cast.com/2017/09/09307591.html

 かなり前から言っている事だけど、美醜は人の主観で決まるモノで、主観で政策を決め手はいかんのだよ。
 防災の面で必要だというのならそれは当然と思うけれど、美しいか醜いかというのでそれを決めてしまうと、美しくない全てのモノを否定することが許されてしまう。

 僕からしたら、景観を美しくさせない一番のモノは、絵になるわけでもなくそこにいる有象無象の人間どもだったりする。
 江戸の風景に電柱はなかったと言うが、遠景に見える高層ビルもなかっただろうし、洋服を着てカメラをぶら下げた人間もいなかっただろう。江戸時代の江戸を実際に見たことがないので判断出来ないが。
 結局、こう言う人達がやりたいのは、景観に配慮したと言う姿勢を見せる事だけである。そして、その手の決まり事ありきの景観は、それさえ行えば、問題は万事解決すると言う発想に繋がるのだ。そう言う姿勢が、景観を美しくないものとするのだ。


 断捨離の話で、自分に不要だと思った嫁さんが旦那の持ち物を捨てたなんてのと一緒だ。人それぞれに大切に思う心があるのだ。(尤も、それが他のもっと大切な条件を理由としているのならば許されるだろう。子供が出来たからタバコを捨てるとか)

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