2014年8月30日土曜日

玄人好みかしら?

 今更だけど、DfとD610を比較してみた。

DfD610
有効画素数(万画素)16252426
動画-1080-30p
シャッタースピード1/4000 ~ 30秒、Bulb、Time
連続撮影5.56
静音連続撮影-3
撮影モードPSAMのみ多数のモードあり
ISO感度50-20480050-25600
アクティブD-ライティング6種類5種類
フォーカスポイント
39点
中央33点での
フォーカスエイド可能な開放F値
7.16.8
ファインダー視野率
100%
ファインダー倍率
0.7倍
内蔵ストロボなしあり(G.N.12)
シンクロターミナルありなし
モニタ3.2型TFT、VGA
電池寿命1400コマ900コマ
記録媒体SDXCSDXC
(ダブルスロット)
寸法(幅×高さ×奥行き)143.5×110×66.5mm141×113×82mm
質量(含バッテリー等)765g850g
縦グリ-MB-D14(別売)
アクセサリーターミナル
あり
10pinターミナル
なし
赤外線リモコン非対応ML-L3(別売)

 スペック値として、大きく目立つのは画素数、あとISO感度ですか。
 ISO感度は、拡張領域がD610二段階までと、Dfの四段階までとの違いなので、事実上一段階しか違いはないのですけどね。

 で、価格は、D610が約14万円、Dfが約22万円(どちらも価格コムより)って辺りだから、スペック値と価格を勘案すれば、D610を選ぶしかないだろjk

Dfは、解像度は必要ないし、内蔵ストロボは使わない、縦グリも動画もいらない人向けという感じか。
 D610に比べて100グラムも軽いし、ボディもほっそりしている。
 何より、見た目がアレなので、例の"ネオクラシックデザイン"ってのに琴線を刺激された人々が買うのかしらと。
 確かに、シャッター音は、ニコン内のデジカメで比べても群を抜いてよろしいですね。

 いやもう、こういうカメラって、やっぱり、見せる為のカメラなんで、「値段が高い方が良い」と言う部分もありやなしや。


 価格云々は冗談としても、カメラは本人が持ち歩きたいと思わせた方を買うべきだと思っているので、この考え方はまんざら浅薄とは思えない。
 これは、ニコンに限った現象じゃなくて、オリンパスのO-MDとペンシリーズとを比較しても分かるだろう。

 一方、ソニーは現実的に、ステ振りの異なるα7を三つも出しているし、RX100もファインダーを内蔵するか否かと言う違いがあるけれど、デザインはほぼ同じだ。
 もっと極端な例で言えば、シグマのDP1MerrillからDP3までなんかは、レンズ焦点距離の違いをウリにして、フォビンセンサに魅入られた人に、三台も買わせようとしていたりする。

 どっちの方が、良いとか悪いとかって言うのはないけれど、どっちの考え方が、生き残っていくかは、少しばかり注意を払ってもいいだろう。


 因みに僕はD810を買いました(発言小町風

2014年8月29日金曜日

八月は終わるというのに

 ビックリするほど写真を撮っていないという問題。
 何なんでしょうか、このやる気のなさ。そして、ネタのなさ。

 面白そうな商品は幾つも出てきているから、何の為にもならない、とりとめのない話を書いてもよかったのかなとも思うのだけど、そう言う元気も起こらなかった。

 差し当たり、うっかりと、今朝ポチってしまったので、到着までは「うわぁー、やっちまったぜー」と言う罪悪感と戦う日々になります。
 そして、D300の引き取り手を探している最中。


 なお、この週末は、どまつりと言う、非リア充が家に引き籠もらざるを得ない日となるので、写真ネタはなさそうです。
 東京で、着ぐるみがらみのイベントがありますが、荷物を運ぶ方法がないとか、装備が不足しているとか、その他諸々の事情で、参加しない事に。


 こー、私って、何やってるんでしょうねぇ。

2014年8月20日水曜日

「NIKON IMAGE SPACE」について

 それは、ニコンの提供する写真共有サービス。
 まぁ、何処のメーカーも似たようなモンやってるけどさ。

 今日、ニコンからアンケートお願いのメールが届いて、存在に気付いた。
 いや、今思い返せば、カメラ買った時に、そんなお知らせが入っていた気がする。


 誰でも無料登録で2GB、ニコンユーザーなら20GBの保存が可能。
 ん? 正気か? 月20GBまでのアップロード可能とかじゃなくて?

 と、文句を垂れてみたけど、一応使ってみた。

 取り敢えず、ドールの写真1.2GB分を放り込んでみたら、僕の環境では、アップロードに30分ぐらい掛かる。まぁ、こんなものか。
 JPEGファイル以外に、TIFF、RAWファイル、ニコワンのモーションスナップショット、動画、音声なんかが上げられる模様。

 画像はフォルダ毎に振り分け可能で、カメラ毎、アップロード日、撮影日毎にまとめて参照する事も可能。
 写真毎にツイートボタンがあるが、小さめの画像のリンクが表示されるだけだ。(これでは、フルサイズの画像は落とせない)

 画像ファイルをそのまま共有する時は、画像orフォルダ(アルバム)を右クリックして、「共有」ってやると、共有用URLが発行される。この時、パスワードを設定する事が出来る。
 ダウンロードは、「アルバムごとダウンロード」と「画像を選択してダウンロード」が出来るので、オフ会やイベントの写真共有には使えるかも知れない。

 ダウンロードは、写真1枚では、アップされたファイルそのものが、複数枚の場合、ZIPファイルに圧縮されたモノが、1GB単位で生成され、それをダウンロードする。ファイル生成には、1-2分待たされる。
 ダウンロードは、1GBのファイル一つで6-7分ほど。2.5MB/秒を常に上回っていて、そこいらの無料ファイル共有サービスの比ではない。(僕の環境ではだが)

 画像サイズが云々みたいな事が書いてあるが、共有したファイルは、プレミアム会員なら、特に指定しない限り、元データのまま送る事が出来る。
 その他に、1600x1200、1024x768、640x480、320x240のサイズを指定する事も出来る。

 スマホからは、専用アプリからアップロード、共有も可能。


 総括としては、誰かに写真を送りつけるサービスと見れば、かなり優秀である。
 無料で最大20GB、下り2.5MBでアップロード出来るサービスなど、なかなか見つからない。
 ただし、コレをFlickrのように使うなら、全然戴けないサービスだ。何せ、このご時世に上限20GBなんて考えられないからだ。

 今後どういう展開を見せるか不明だが、今後は、機会があれば使いたいと思う。

2014年8月19日火曜日

最近全然撮ってないので

送信者 名古屋駅界隈

 相変わらずの、JPタワー名古屋ですが……ここだけやたらと工事が早い。
 ここいらで、ひとつまとめます。

旧建物閉鎖計画ビル名開業予定
名古屋ターミナルビル
(松坂屋、市バスターミナル)
2010/09/30名古屋駅新ビル計画JRゲートタワー2017年4月
名古屋中央郵便局2012/10/09名駅一丁目計画JPタワー名古屋2015年11月(竣工)
大名古屋ビルヂング
ロイヤルパークイン
2012/09/30名駅三丁目計画大名古屋ビルヂング2015年秋
第二豊田ビル 東館・西館2013/04/06新・第二豊田ビル計画新・第二豊田ビル2017年春

 JRゲートタワーがいの一番に解体されたのに、開業が遅いのは、名鉄が邪魔ってのと、リニアを通すからだ。
 このうち二つが、来年出来るって言っても、個人的なお目当てはJRゲートタワーのヨドバシだけなんだがなぁ。

2014年8月13日水曜日

中古1万円以下デジタル一眼カメラを楽しむ同人誌第2弾 「弱点をアクセサリーで補う!」

中古1万円以下デジタル一眼カメラを楽しむ同人誌第2弾 「弱点をアクセサリーで補う!」

 ぶっちゃけ、インターネットで写真やり取りする分には、1000万画素でもオーバースペックだし、AFのスピードや連写性能は、動体撮影(野鳥、モータースポーツ、航空祭)するのでなければ、ぶっちゃけいらないのだ。
 アートフィルターの類は、家でレタッチ掛けるなり、Eye-Fi辺り買ってスマホに送って編集しても良いだろう。それも遊びの一つだ。

 ひとまず、一眼レフの操作に慣れて、その上、アクセサリーを増やしたところで、上位モデルに乗り継ぐって手もあるし、その辺は、妙なエントリーモデルを買うよりお得感はあるなぁ。

 何にしても、ボディで浮かした予算を、レンズやストロボに使うのは賛成!


 ただ……1万円台にまで落ちてくる頃には、イメージセンサーが死んでるんじゃないかなぁって気もしないわけでもないが、その辺はヤフオクとかじゃなくて、マトモな中古屋で買えば解決する問題かな?
 とは言え、クラシックデジカメって、どれぐらい需要があるのかなぁ。

2014年8月12日火曜日

ブラウザで動くイメージビューワ作ってみた

 サムネイル表示して、んでもって、スライドショーも曲がりなりに動くと言うシロモノ。
 FLASHを使っていないので、スマホでも動くはず。
 あと、スタンドアロンでも動くから、コスROMなんかに一緒に放り込んでも動きます。

 ダウンロードは、こちらから。
https://onedrive.live.com/redir?resid=E3DA489AB9FBFC15%21160

2014年8月8日金曜日

しつこく次回主力機計画を考える

 何が楽しくて、人様のカメラ選びの悩みを聞かなくちゃならんのだよって話であるのですが……


 候補は以下の通り。
 先ずは、デザインと重量について。
 常日頃から口を酸っぱくしているように、先ずはデザインで選べって話だけど、僕自身はただのカメコなんで、格好がどうのってあんまし考えないんですよねぇ。
 それでも、やっぱり「威嚇」と言う事を考えるなら、D810が頭一つ出ている所はある。
 重さに関しても、D300と比べて、50gしか重くなっていない。

 もう、それなら黙ってD810にすればいいじゃねぇかって話だけど、ここからが本番だ。
 近頃、少しはマトモに動けるようになったから、カメラ持って動く事も出来るようになった。
 そうなると、当然、機動性が問われるようになる。
 と、なると、D7100って選択肢も悪くないかも知れない。だって、36.4MPxもの画素数が必要かというとそうでもないからだ。
 レンズだって、今のままでいいのだし、カメラ本体も10万円だ。これはお手軽!

 しかしだ、昨今の僕の傾向からすると、広角側にシフトしてもいいんじゃないの? って感じになりつつあるから、フルサイズでも悪い事はないのだ。
 今稼働しているレンズの中で、10-24を除けば、全部フルサイズで使える。

 んじゃぁ、軽量級のDfでええんじゃない? って事になるけど、僕的にはあのデザインは好きじゃないし、1/8000secでシャッターが切れないのは、ちょっと嫌な感じである。(D610も論外だ)

 動体撮影をする訳じゃないなら、ミラーレスでもいいんじゃない? って事になると、筆頭に出てくるのは、α7シリーズだ。
 別にm4/3が嫌だって訳じゃないけど、マウントアダプターを付けて使ったとき、今の1.3倍の広さの画角になるのは、ちょっと痛い。
 レンズも何もかも買い直しになるのだ。そうなると、カメラがそこそこなお値段でも、色々買ってしまって30万円ぐらいになる。
 同じ投資で、色々とスペックが落ちるのは躊躇しても仕方あるまい。

 そんなわけで、α7シリーズだ。フルサイズのミラーレスカメラなので、マウントアダプターを使えば、今のレンズ資産が大体使える。
 このシリーズには、無印とRとSがある。そして、その三台、ざっと見ると、

α7α7Rα7S
高感度性能51200
 =D810並み
51200
 =D810並み
409600
 =他にはない
画素数(MPx)24.3
 =D7100並み
36.4
 =D810並み
12.2
 =D300並み

 と言う、ラインナップだ。
 「α7Rがあるならα7はいらないだろう」と考えるのは早計だ。Rは、連写速度が少ないのと、ストロボ同期速度が、1/160secまでしかないのだ。
 連写はしない人なので、それはどうでもいいのだけど、ストロボ同期速度1/250sec出ないのはちょっと痛いのだ。
 ならば、α7Rは除外しよう。
 画素数を言えば、α7Sはアップグレード感がないのが少し悲しい。それに、そんなに増感撮影をしない人なので、ISO41万と言うのに魅力を感じない――実際、素人が撮った"作例"にはがっかりさせられたクチだし(その分、ISO51200辺りのノイズの少なさは確かではあるが)。
 そうなると、α7でいいんじゃない? って気持ちになる。

 α7が、ボディだけで十三万円と言う値段だ。
 細々した物を買っても、二十万円は行かないだろう。
 これは多いに悩むべき所だ。


 最後に、総合的なコストを考えると、D810が一番優秀である。
 例えば、マウントを乗り換えると、ストロボは今のでも流用出来るけど、マニュアル撮影になる(いつもやってるからいいんだけど)し、ニコンのGレンズが使えなくなる。
 当然、AFが使えないので、マニュアル撮影出来ない状況になると、一つとして使い物にならないのだ。
 こうなると、当然、ストロボからレンズから一通り買い揃える必要が出てくる。そして、その投資は、ざっと三十万に届くだろう。
 ZEISSの16-35mmF4とか、どう考えても立派なお値段だが、確実に欲しくなるレンズだからだ。

 それに、α7がいくら小さくても、フルサイズのレンズはデカイ訳で、結局、荷物がかさばる事になる。
 こういう所を追い込んでいくと、D810と言う選択肢は何も異常な事ではないのだ。