2014年7月9日水曜日

沼の話

 カメラがらみの趣味は、とかく「レンズ沼」だの「機材沼」だの言われて居ますが、ピンポイントで必要なモノを手に入れれば、とりわけ必要な機材は多くないんですよね。
 無計画に機材を増やしていくのは、被写体が定まってない、つまり写真の趣味ではなくて、カメラを持つことだけに意味を見いだしている証拠なんですよね。
(勿論、プロなら何でも撮る必要があるから、何でも揃えておく必要もあるのですが)

 僕は以前から、カメラ選びは①気に入ったデザイン ②苦にならない重量 ③使いこなせる操作性と言っておりまして、ぶっちゃけ、滅多な縮尺に引き延ばさない限り、コンデジでも充分な画質であったりするのです。

 重要なのは、何を撮るかであり、最低限の機材とは、そこで決まってくるモノなのです。
 1Dだけを持っていっても、水中写真は撮れないわけでして、それならウォータープルーフの写ルンですの方が、「より適した機材」と言えるんですよね。


 とは言え、コスプレなんかのカメコだったり、ある程度のメンツが集まる会だったりしますと、「威嚇用」に大きなカメラが必要だったりするんですよね。

 そうです、威嚇です。
 パン屋でパンに向かって、トングをカチカチ鳴らすのと同じです。

 こういうのは、写真表現としてはあんまし意味のない事なんですけど、何だかんだで、人が集まると、そういうのを重視するモデルに出くわしたりします。
 嫌なモノですが、それのお陰で、人より優位に立てるなら、その投資は間違いでなかったとも言えるかも知れませんね。


 あ、さて、そんなわけで、威嚇用のカメラですけど、威嚇用のレンズとか諸々含めると、ざっくり四十万円は用意しておかなくちゃなりません。
 そんでもって、更新やレンズの買い足しなんかを常にいって、定期的に「買いました」みたいな報告を、ツイッターなりブログなりで、やらなくてはならなくなります。
 きっと、他の人も自分の後を追うでしょうし、そもそも自分より収入のある人は、難なく装備を調えていきます。
 何のための投資なんでしょうかねぇ……

モノを欲しがり過ぎてはいけない。堕落はそこから始まるのだ。車が欲しいと思う、洒落た家にピアノも欲しいと思う、思ったが最後、したくない事までやり始める事になる。たかがモノのためにだ
カス・ダマト

――でも、D810が欲しい気持ちはあるんですけどね!<台無しだ