内輪で盛り上がっているから、少しばかり撮っておきたいって人、友達と撮ったり撮られたりしたいって人にとっては、本当に、その基準で、ミラーレスだろうと、高級コンデジだろうと、何でもいいよと。
この話をすると、最終的には重さとデザインで決めろという、何度も話している話になる訳だけど、そう言っても、コンデジは辛いよねとなりそう。
それに、将来的にもう少し凝った写真を撮りたくなる可能性も含めれば、少しは拡張性が欲しいって話にもなるだろう。
他方、ガチのカメコ目指します(目指すようなもんじゃないと思うが)って人は、カメラによるハッタリ重要って部分もあるので、最低限の基準がぐっと高くなりそう。
何処まで本当か知らないが、フルサイズの一眼レフじゃないと許せないみたいなお馬鹿さんもいるらしいので、この辺も少し考えようかなと。
まー、初心者がカメラ手に入れた如きで、そんな意識高い人の所に突っ込んで行っても、面倒臭い目に遭うだけのような気がしますけどね。
そいで、今回の話は、どちらかというと、誰かに勧めるときに何を指針にしましょうか? って内容の話なんで、具体例出しても、カメラそのものの善し悪しには触れないようにする。
○最低限必要なもの
カメラバッグも最初は必要ないかなと思うし、ストラップも付属品でいいんじゃない? ってなると、必要なのはメディアと液晶保護フィルムぐらいかなぁと。
トラセンドのSDカード(64GB、class10)なら、四千円、液晶保護フィルムも数百円だし、ブロワーも数百円。他は、趣味のレベルだから好きなモン買うにして、一万円上乗せぐらいで考えれば、予算オーバーにならないかなと。
自分の不注意を気にするようなら、レンズペン買っても良いし、ストラップは拘りたいってなら、それでもおk。
バッグは大きいのじゃなくていいので、5千円あれば何かあるでしょう? インナーバッグやカメラカバーなら、千五百円ぐらい出せば手に入るので、それでも行ける。
○ボディの話
最低限なら、レンズキットでよいよね? って話。
型落ち品のエントリー機なら、五万円出せば、普通に手に入っちゃうよなぁと。
十万円出せるってなるなら、ここに撒き餌レンズと、エントリーストロボを組み合わせれば、満足行くセットになるんじゃないかなと。
ストロボとレンズの話は後にするにして、型落ちが嫌だって人もいるかもしれない。
しかし、そう言う人には、型落ちになったらまた新しいカメラが延々と欲しくなるから、今のうちに諦めておけと言うしかないかな。
勿論、最新機能を持ったカメラを持つ人を見る度に、何かしら思うかも知れないが、それが一年早いか遅いか位の問題だ。と言うか、そんな事で毎回カメラを買うって言うなら、人に相談せずに、一番高いカメラを買えばいいのだよ。
型落ちを安く買った分、他に回せば、より楽しくなるのだと励まそう。
なお、今後の拡張性を考えるなら、ホットシューの付いたカメラをオススメしておこう。
どうせ、ストロボ欲しくなるからね。
そうなると、一眼レフなら、D3300、D5200、Kiss 7、Kiss X70、K-50、K-S1がお値打ち。
ミラーレスでも気にしないなら、EOS M2のダブルレンズキットは、あとストロボ買うだけって感じでお値打ち。
もう少しお金出しても差し支えないってなれば、現行品のエントリーか、型落ちのハイエンドを狙うってのも悪くない。
APS-Cやマイクロフォーサーズなら、+5万円程度見ておけば、ストロボと撒き餌単焦点ぐらい手に入る感じなので、その辺は予算を見ようと言う感じ。
ああ、フジはもう少し余裕見なくちゃいけないか。
フルサイズに拘るなら、中古のα7のボディが四万円台、D600の中古が十万円切るぐらいがボーダーラインなんじゃないかなと。
新品となると、α7が十二万円、D610が十四万円、6Dが十五万円ぐらいと見積もっておけばいいか。それ以上安いフルサイズはないだろう。
FUJIFILMとOLYMPUSに限っては、いい機種を選べば、それなりに分かっている風を装えるんじゃないかって気がします。勿論、その時には、良いレンズで……
○レンズの話
レンズキットでもいいよねって風なら、別にそのままでもOK。
ボディ+タムロンの17-50mmF2.8(手ブレ補正なし)なら、二万円ほどで手に入るよねってんで、これも安上がりで済ませるには、悪い選択肢じゃないかも。
しかし、それは18-55mmとのレンズキットでの話で、18-140mmみたいな、ちょっとズーム倍率の大きめなレンズが、+2万とかそんな程度の価格差で手に入るなら、そっちの方がいいので、無理してF2.8通しのレンズを手に入れる必要はないのかなと。
撒き餌レンズとしての、35mmF1.8や50mmF1.8は、やっぱり優秀なので、妙な組み合わせを強いるより、これをお値打ちのレンズキットに加えてやるだけで、面白い撮影が出来るようになるのかな。
要は、ボディだけで安く手に入るときには、タムロンの17-50mmF2.8(手ブレ補正の有無で、2万/4.5万の選択肢から選べ)。
レンズキットで、満足出来そうなのがあれば、1.5万から2.5万円で手に入る撒き餌レンズを追加しよう。
純正の大口径ズームや、よい単焦点となると、いきなり十万オーダーになるので、その負担をするぐらいなら、ロケ何回か出掛けた方がいいと思うので、タムロンをオススメしておこうと。
ハッタリの為に、フルサイズ選ぶんだから、当然レンズも純正だよね(ニッコリ
とか言われそうで怖いですね。
もう、大人しく、D610だの6Dだののレンズキット買うだけにしておきましょう。
○ストロボの話
ニッシンのi40のガイドナンバーが40ぐらいあって、価格が2.3万円だったりするのだけど、これと同じ価格帯なのが、ニコンだとSB-500、キヤノンだと320EXになる。それぞれガイドナンバーが、24と32だったりするので、この辺がなぁと。(画角によって異なるので、単純に比較出来ませんが)
もっと安くて、首の振れるストロボとなると、ニコンのSB-300なんてのがあるけど、ガイドナンバー18なんで、大きめのディフューザー使った方がマシなんかなって気がする。
先の選択で、D610や6Dまで買ったなら、ストロボは、最低限でも中級レベル(SB-700や430EX III-RT) レベルを買っておかなくちゃね。
○まとめ
他にも、撮影面白くするツールは沢山あるけど、これだけあれば、一通り楽しめるんじゃないかな? って選択肢を選んでみた。
D5300やD3300、Kiss 7、X70辺りの型落ちが安く手に入れ、ついでに撒き餌レンズ、フラッシュはi40と言った選択肢をやれば、ズームレンズ、単焦点レンズ、フラッシュによるバウンスと言った、ポートレートで使うテクニックは概ね抑えられている。
そして、細々したものを含めて考えたときの予算が、大体十万弱から十二万ぐらいと言ったところ。
頑張ってお金貯めるしかないでしょう。
でも、ここまで集めれば、ランニングコストは、ほぼゼロになる訳で、オフ会や撮影会、イベントの思い出が深まるかなと思います。はい。
フルサイズの一眼レフに拘った選択肢で行くと、レンズキットのカメラが18-22万円、フラッシュが3万円、細々したものを調達したら、22-26万円って感じ。※ここからのスタート
なお、レンズは一本だけなんで、単焦点にせよ、24-70mmF2.8にせよ、いろんなレンズが欲しくなるし、もっと高いストロボも欲しくなる模様。
D4や1Dなんかをいきなり手に入れると、面倒臭い古参カメコから目を付けられかねないので、フルサイズの一番下と言うのは、ポジショニング的に悪くないかも知れない。
尤も、人の装備云々で、人間の能力を推し量る人々と関わっていて幸せになれるかどうかは、僕からはコメントを避けておこう(と言うタイプのコメント)。
○最後に
ポトレに使う画角は、つまり、標準域と言う事で、日常でも割と使える画角なんで、ポトレのためだけだなんて言わず、色んな場面に持ち出して、じゃんじゃん使って欲しいと思う。
あと、中古と言うよりも、人からのお下がりが多分、一番お値打ちに装備揃えるのに使えるんで、その辺のツテを頼るのもいいのかも。
中古という選択肢は、安く済ませるけど、ストラップとバッテリーは新しく買っておいた方が良い。まぁ、エントリーで安くなるといっても、2万円ぐらいが限度だと思うけど……(高校生とかならこの二万円が大きいのだけど)
ざっと、こんな感じかね。
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