1月16日に書いたエントリーでクジラの壁画のビルを紹介したけど、先月ぐらいに塗り替えを始めて今はイルカになってます。
気付かずに過ごしていれば、一枚ぐらい撮っておけば良かったなぁと後悔していただろうから、「また次の機会に撮ろう」ぐらいの気持ちはあかんのかもしれません。
とは言え、Rollei35使ってた時なんかは、「撮れないものは撮らない」と割り切っていたので、どちらが正解とは言えないかなぁとも。
まぁ、撮れないと撮らないでは違うのですが……
しかし、なんですなぁ。
壁画の方は二十年は前から変わってないから、何で急に変える気になったのか謎です。
前はあった「f-40」って看板が落ちそうにでもなったんですかね?
クリスチャン・ラッセンとか、シム・シメールにかぶれたような絵は、昔からよく見るし、まぁ嫌いじゃないんですが、あの手の絵のシルクスクリーンって、エウリアンのお陰で、随分印象が悪くなりましたね。
岡本太郎の「今日の芸術は、うまくあってはいけない。きれいであってはならない。心地よくあってはならない」とか、デヴィッド・リンチの「なぜ人々はアートが意味のあるものだと思うのかわからないね。人生は意味のないものだという事実を知ってるくせにね」みたいなのが好きなウチにとっては、それは(ものによって)上質な調度品に過ぎない訳で、数十万の絵を飾るなら、自分に満足した写真を撮ったと言う記憶の中で納得したいところである。