2018年8月26日日曜日

XQDは死の運命にあるのか?

 おどろおどろしいタイトルだが、特に確信がある訳でも、情報がある訳でもない。
 しかし、考えて欲しい、コンシューマ向けにXQDメディアを採用しているのは、ニコンだけであるのだ。
 しかも、明らかにコイツが電気を食っている。
 電気を食うのが仕様なら、これは、もう、どうしようもねぇなと。

 というか、ソニーはいつになったら自社製品にXQDを使うのだろうか?
 ソニーには前科がある。
 メモリースティックと言うメディアを覚えているだろうか? 一眼レフに関して言えば、2008年10月のA900を最後に、SDにメモリを鞍替えしている。
 2009年に規格上限である32GBの製品を出したまま、後続規格を出していない。そして2010年には、自社よりSDカードを出す事となるのだ。

 今更CFに戻る事はないだろうが、電池の容量が劇的にアップでもしない限り、XQDはかなり苦戦を強いられるだろう。
 ソニーは、メモリースティックの供給を止めていないので、ニコンとソニーの産業向け製品がその気なら、XQDの供給も吝かではないだろうが、価格についてはお察しの通りだ。
 実際、現在、XQDを供給しているのはレキサーとソニーだけなのだ。

あまり意味のない比較だが

 あと、妙に執着してるって思われるとアレなんですが、暇なんです。

有効
画素数
最低
ISO感度
最高
ISO感度
連続撮影
コマ数
本体
重量
最速
SS
フォーカス
ポイント
撮影
枚数
Z6245050204800126751/8000273310
α9242050204800206731/32000693650
Z745753210240096751/8000493330
α7RIII424050102400106751/8000399530

 なんかこう、むりくり寄せてきた感じはある。

 α7RIIIは、30万そこそこ、α9は、37万強といった辺り。
 Z7が43万そこそこ、Z6が25万そこそこ、というのが、実売価格の予想とのことなので、Z6は兎も角、Z7買う人がどれぐらいいるのかなぁと思う所。

 まぁ、しつこくいうけど、高いカメラを買う人は、高いカメラを買う事にエクスタシーを感じるので、まぁ、高いと言うだけで買う層もいるでしょうと言う事だけは付け加えておこう。
 しかし、それにしても強気な価格設定だ。あと、電池の持ちが悪すぎなのはどーにかならんのかね? CCD時代かよ。(全部XQDが悪いのだ)

 ああ、言いそびれたけど、Z6に至るまでのZ1からZ5は今後出て来るのだろうか? と言うのは、色んなネタに引っかけて言いたい所(土星の環とか原子軌道とか)ではあるが、ウケそうにないのでスルーしておきます。
 まぁ、前にも書いたけど、完全にミラーレスにシフトしてレンズがもの凄く増えないと、十万以下のエントリーなんて出てこないよ。きっとね。

2018年8月24日金曜日

ニコンのアレで妄想を膨らませてみる

 色々考える所はあるけど、まぁ、触ってもないし、多分、暫く買う予定もないカメラについて、アレコレ語ってもしゃーないだろうと判断した。
 その上で、現実での可能性について色々と振りながら妄想してみようと思う。


 一番重要なのは、Zマウントがサードパーティにも門戸を開くかどうかだ。
 ニコンとしては、レンズ開発にスピードを取り入れたいはずなんだけど、Fマウントでさえも仕様を明らかにしていない。サードパーティのメーカーはそれをリバースエンジニアリングでどうにかこうにかしてやってる訳なのだけど、マウント乱立で、しかも電子的に込み入っている今の時代に、そんな手間暇掛けられる所は限られている。
 しょーじき、YONGNUOがモロパクリを作るのがいいとこなんじゃないかとか思えてくる。(とは言え、シェア率が高くないとそれすらやってくれないだろう)

 ぶっちゃけ、高いカメラを買うユーザーが、サードパーティのレンズを買うかどうかが不明というのは確かにある。
 いや、前にも書いたけど、こんなのニコ爺専用カメラみたいなもんだぜ? 防湿庫にニコン製のレンズが並んでないと落ち着かないような連中だぜ?

 とかとかあるので、他のメーカーがそれに乗り出すかどうかは若干怪しい。
 まぁ、AFレンズなんて絶対に作らないだろうZeiss(というかCOSINA)だったら、多少は違うんだろうけど……(当然、純正より高くなるし)
 Hasselbladは、もうSONY陣営なので、残っているのはシュナイダーぐらいか。
 個人的には、中華レンズが育ってくれると嬉しいが、まぁ、ニコ爺やってるような連中は未だに国産が世界一とか思ってるだろうし(偏見

 それもこれも、今後、Fマウントを絞っていくかどうかと言う問題が生じる。
 今回のカメラが軌道に乗れば、可及的速やかにD一桁機と言うか、プロ向け、セミプロ向け機材をミラーレスに移していくのではないかなと思う。
 だって、SONYでさえもマウント二つ共存させるのは無駄だと判断したのだから。

 Fマウントが先細っていくよって言うメッセージが見えたら、SIGMAもTOKINAも、本気になるだろう。


 もう一つ気になるのは、マウントアダプターの問題。
 キヤノンがいつになったらフルサイズのミラーレスを出すのかな? と言うのと、ちょこっとだけ関係する。
 というのも、Fマウント以外で、一眼レフで生きているマウントは、事実上、EFマウントとKマウントだけだ。別に光学的にあれやこれやすれば、ミラーレスのレンズも使えないことはないだろうけど、わざわざそんなことする意味はねぇだろうなってんで、先の二つの(AFが動く)マウントアダプターが社会的に要請されるだろう。
 尤も、これも先に書いたように、ニコン至上主義者がやる行動とは思えないし、あんなカメラをキヤノンから乗り換える人も限られているだろうから、あんまし需要なさそうだなぁ……
(だって、ニコンのミラーレスでわざわざ使いたいレンズって何があるの? って感じだし)
 マニアが、その他昔のマウントを使いたがるかも知れないけど、まー誰が開発してくれるんだろうね!?


 と、言う考察から、ニコンが自力で出してくるレンズに期待するしかないんじゃね?
 などとクソみたいな結論が出て来るのだけど、そうなってくると、もう、ニコンのロードマップを見るだけで終わるじゃないかと言うことに……

 ニコンは、α上位機種だけとしか戦わないと言う戦略を堅持するとしたら、金のないユーザーは、Z6やZ7が旧製品化するまで買えないのではないかと言う気がする。
(実際、α7シリーズは旧製品がエントリーモデル化しているわけで)
 経営を考える向きとしては、Zシリーズの廉価版を出すのは危ないと思うのだけど、個人的には少しだけ期待したい所はある。

 で、折衷案として、ニコンFを意識したミラーレスを作ったらどうだろう?
 Dfって結構良い感じに売れたって言うし、案外やれるんじゃないかな?
 Dfなら機能とか性能盛らなくても済むし、かといって、ニコ爺の自尊心は保たれると言うなかなか素晴らしい製品だよ!
 何となく古めかしいデザインの標準レンズとか入れたりしてみてはどうだろう?


 もう一つの折衷案は、最強のスナップカメラを目指すと言うことである。
 まぁ、スナップカメラの最強目指すなら、ニコワンにありったけの愛情注げよって話になるわけだが、人間、何だかんだでフルサイズに憧れるのよ。
 フルサイズ至上主義者に喧嘩を売るような論を展開するのは、別に譲るが、なんだかんだでニコンとかキヤノンに求められているのはフルサイズのカメラだからね。

 で、今回、フランジバックが短くなったってコトで色々安堵しているわけだけど、それなら、それを活かしたパンケーキレンズ作れやって話になる。
 まー、ニコンは45mmF2.8P以来作ってないし、そもそも大型化しやすいAFレンズは、光学的な妥協をしないと小型化できないしで、結構アレである。
 多分、ニコンは現像時に収差を誤魔化すってことしたがらないだろうしなぁ……


 一通り妄想してみた。
 個人的には沈胴式のクソちっこいズームレンズと、この大きさでフルサイズかよ! って驚くような小さなカメラがあると嬉しいなと思います。いやまぁ、そんなニッチなの誰も出さないと思うけど。

2018年8月23日木曜日

ニコンのアレ一応書いておく

 専門家でもないし、触ったわけでもないから、まぁ、ぼやきにしかならないのだけど、様々な記事を読むにつけて、やっぱニコンは女子供への優しさはなさそうだなと思った。

 それは半分冗談だが、50mmF1.8の重さとか見ると、まぁ、軽くする気も安くする気も更々ねぇって感じで、まぁ、それ故に尖った商品ができたのかなと。
 タテに撮る時はファインダー覗け、フォーカスポイントは手動で持っていけって言うのも、ニコンらしさというか、ニコンの悪癖と言うか。ま、重たいカメラに30-50万出す人は、そんな甘えなんてないんでしょう。

 にしても、ニコワン(そして、かつてAPS-Cに拘ったのが)がトラウマになりすぎているんじゃないかな?
 D850やらD500やらが売れているのを見れば、まぁ、そう言う風になるわな。

 二、三巡回って開発リソースが割けるようになると、小型軽量のモデルも出すのかも知れないのだけど……
 ただ、レンズラインナップが弱いところに、今度はDXフォーマットZレンズなんて出したら、リソース食い合いでどうしようもならんくなるのは目に見えている。そんな愚策をすることはないのだけど、仮にそんなもん一年以内に出してきたら、Zマウントも上手く行かないのだなって思うようにしておこう。
 いずれにせよ、SONYに負けないように、今後も機種の更新(ラインナップを増やすのではなく)を怠らず、地道にレンズラインナップ(ニコワンの時みたく同じようなレンズ複数本出さない)を増やしていけば、なんとかなるんじゃないですかね?

 レンズ偏重のバランスは、シグマの鈍器を思い浮かべるし、F0.95なんてレンズ、何に使うんだよって感じだけど、使いたがる人は多いだろう。
 フランジバックが小さいから、マウント遊びも楽しめるでしょう。
 あー、もう完全にジジイ向けだよ! こんなの!

 それは兎も角、あのちっこいボディの軍艦ディスプレイが可愛いな。そんな感じです!