2018年9月25日火曜日

と、言う訳で、フルサイズ祭りだが

 何度も言っているけれど、別に、フルサイズが格別何か意味のあるサイズというわけではない。
 たまたま、売れたカメラが採用したフィルムのフォーマットを継承しているだけに他ならない訳である。
 とか言うと、かなり怒られそうだが、別に自然定数から導かれる大きさじゃなければ、そこまで絶対視する意味はないのが僕のスタンスだ。

 フォーマットのサイズのでかさがカメラのエラさなら、中判でもなんでも買えばいいのだ。そんなことで、マウント取りに行くような連中は、大体、カメラの事をよく知らないのだ。

 とは言え、フォーマットのサイズ感は丁度良いのかも知れない。
 少なくとも、百万近いフィルムバックに比べれば、かなりお手頃だし、大きさも重さも現実的だろう。(あと、技術的ハードルもね)

 そんなことで、ここにきて、フルサイズミラーレスが乱立する訳ですが、ニコンは押しが弱いなと言う感じで、どっかデジタルに強い所と協業できないかなぁと思うのでありますよ。GoogleとかMicrosoftとかね。まー、そうもなると、光学技術の優位性とかどーでも良くなってしまいますが。

 しかし、こう言うのもナンですが、ハイエンドカメラなんて、市場規模なんて知れているわけですから、今後、大いなる潰し合いに発展しそうではあります。

 ま、いずれにせよ、前々から予言しているように、超解像度の焦点フリーの広角レンズで、動画撮っていれば、構図もピントもタイミングも完璧な写真を抜き出せる時代になりますから、現在のカメラ屋さんは、そこまでが寿命なのだろうと。
 あとは、懐古主義として、不自由なカメラで、写真の過程を楽しむ芸術となっていくのでしょう。
 それは、そうそう遠い時代の話ではないので、何が売れても一喜一憂できませんわ。